かずシネマさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.3

オサレなコント…という印象の内容。
ボタンの掛け違いというかすれ違いっぷりもだが、ジャンヌモローの役の自分や状況に酔っている感じもコント。
若い2人の思考回路は単純に怖い。

子供の頃、作中であった様
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.6

蜘蛛の巣って言うよりどちらかと言えば蜂の巣やがな。

小物な三船もいいなぁ。
「あっ…この殿やばいかも……」みたいに察しているだろう周囲の顔も良い。

終盤の山田五十鈴さんの表情がすごかった。メイクも
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.9

床の下からこんにちはする若大将や田中邦衛達が可愛らしかった。
絶妙に空気の読めない(好)青年ってのはどんな作品においても憎めないなぁ。
同時にめっちゃ苛々もするけど。
最後のシーンの若大将の台詞も「お
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用心棒(1961年製作の映画)

3.8

こういう話だったのね?!というのが初見時の感想。
三船が無双しまくる作品かと思っていた。

登場人物はまあまあいるが、どの役もキャラが立っていた。
そしてどのキャラもコミカルで憎めない。
飯屋のおやじ
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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

3.2

スマホが壊れてアプリに書き溜めていた下書きが消えたもののひとつ。
そして案の定何を書いていたか思い出せない…orz

ジェシカ・アルバが可愛い。
公開時、自分の周りでは見た目で「えらいチープな印象を受
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.4

大阪やのに、所々なんかちょっとケッタイな日本。
後で検索したら、観ていて違和感があったロケーションは全て日本では無かった。
壁に書かれた「諸行無常」の字が気になってしゃーなかったw
ストーリーというか
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.2

フィルマークスに投稿する際はスマホ用アプリを使用していたが、そのスマホが壊れていくつかの下書きが消えた。
消えたうちの一つがこの作品だったが、何を書いていたか思い出せない…orz

ファミリー向けで、
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.6

わりとマジで初恋の人、冴羽獠に会ってきた…!
自分は本来この作品のドンピシャの世代ではなく、むしろ親がキャッツアイから引き続いてジャンプで読んでいたような世代だが、90年代の土曜だか日曜だかの昼に読売
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.4

専門学校の時の授業でこの作品のポスターのメインビジュアルを制作する(としたら、どのようなデザインにするか)という課題が出された事があった。
内容をよく知らない時にそれは厳しいもんがあった。…という思い
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.0

この作品の公開時は、少女漫画のジャンヌも連載中だったし、バンドのジャンヌもメジャーデビューした頃だった。
何これジャンヌダルクが流行ってんの?みたいな空気があった。
自分の中でだけやけど。

短髪のミ
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トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.2

何回か観ている。
綺麗にまとまっているがそれ故に印象に残るのはその設定のみ…という感じ。

メトロポリス(1927年製作の映画)

3.9

1926年でこのクオリティは一体どういう事なの…どいちゅすごい……。

数人を除いた大人がダメダメ過ぎる。
支配者側もだが、徒党を組んで暴徒となった労働者側も最悪だと思ったよ。思考停止してる。
ラスト
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裏窓(1954年製作の映画)

4.3

退屈だって言ったそばから窓からの人間観察を楽しんでいて笑ってしまう。

「シンプルイズベスト」という言葉がとても似合う作品。
冒頭の窓に向かって進んで行くカメラワークからして「おおっ…!」と期待が高ま
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.4

傘を持った人や持っていない人が行き交う様子を真上から撮したオープニングからしてもうお洒落。
60年代のファッションも車も好きなので眼福だった。
雪が降る中のガソリンスタンドもお洒落。
「あなた幸せ?」
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.4

何回も観ているが、何回観ても苦手なキャラクターがいる。
あの容姿と独特の声が生理的に無理なんだと思う。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.6

話題作だがこのタイミングで鑑賞。

前半から後半に繋がる仕掛けについては、前半途中の台詞で気がついたので特に感動はなく。
この手の仕掛けのある作品は他にもあるしなぁ。
それよりも酔いそうになって気が気
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クリスマスの夢(1945年製作の映画)

3.3

ストップモーションが好きなので観ていて幸せだった。可愛い。
なんでか、子供の頃を思い出す。
扇風機先輩が半端なかったw

ペンギンのクリスマス(2005年製作の映画)

3.3

ペンツール使用のいかにもベジェ曲線!って感じの作画。

ラストはベタだけどいいなぁ。
ほっこりと優しい話。
本当にとても短いので、隙間の時間で観る事ができる。
ペンギンの後ろ姿って可愛いよなぁ。

ラストミッション(2014年製作の映画)

2.8

BS放送をたまたま観た。
Vシネかな?と思って観ていたが、調べたら違うかった…。
ケビン・コスナーは格好良かった。

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

3.3

若干思い出補正あり。

丹波「ジェームズ・ボンドと風呂に入った事がある」
…ふふっとなる。

ゴジラのパロディオマージュにもふふっとなる。

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.5

早々に回転ベッドとは流石やね。
ただし縦回転。

ちょっとヘンテコな日本がまた良い。
OPも和風な様でいて日本の感覚とはちょっと違う。だがそれが良い。
ツッコミ所も楽しむ娯楽作品と思う。
あのボンドだ
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.8

一時「首吊りした人間(心霊)が背景に映り込んでいる」と話題になったね~。

ルビーの靴(キラキラでめっちゃ可愛い!)を元々履いていた魔女の死の扱いが解せぬ。
死を喜ぶまでならよくある事だが、その上で歌
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卒業(1967年製作の映画)

3.5

有名なラストのあの表情は、監督からカットがなかなか掛からなかった故の役者2人のマジの表情。
それをそのまま使ってしまう事もだし、演出効果も抜群だし…ってえんだから素晴らしいよね。

以前観てから時間が
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.3

ジャッキーの映画って何本も観ているのに、一体どれを観てどれを観ていないのか分からなくなる…。
こちらは確実に観ているのでマーク。

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.2

これは劇場版の話としてはスケールが小さく、ハラハラドキドキみたいな緊張感にも欠ける。
しかしまぁなんだかんだと言っても、退屈せず気軽に楽しめるのがクレしんの良いところ。
スコアは少し贔屓目。

観ると
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黄金の七人(1965年製作の映画)

3.4

以前観たなぁ~と思い出したのでマーク。
ルパン三世の元ネタとして有名で、キャッチーでお洒落なテーマ曲もとても有名。
良い意味でチープで何も考えずに鑑賞できる娯楽作品。
ロッサナ・ポデスタがすげー美人。

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

約100年前の作品で且つフィクションとはいえ、フランシスがあまりに捜査に介入し過ぎていたので「んー?」と途中までは思っていた。
なので終盤にいくにつれなんとなくオチは読めたが、とても納得した。

コン
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しずく(1965年製作の映画)

3.1

オチはまぁ良かったね、と。

台詞は数回出てくる字幕のみ。
だけど状況はしっかりと伝わる。
しずくが女性の形になるところが好き。

めもりい(1964年製作の映画)

3.2

記憶とか思い出って正にこんな感じの曖昧さ。
最初の方の写真をコラージュしたアニメーションはシンプルだけど画が面白かった。

鬼婆(1964年製作の映画)

3.7

「ドンドコドコドン ドンドコドコドン わあぁーっ!!」
…なんちゅうBGMやねんw

すすき野原の揺れがとても綺麗だった。
タイトル程「鬼」ではないと感じたなぁ。というか、メインの3人ともが別に悪人で
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.8

当時のチェコスロバキアの背景を少し頭に入れて観る方が良いとは思う。
フィクションの中で彼女らをたったのあれっぽっち自由に暴れさせただけで発禁を食らい、監督はしばらくの間活動できなくなった。

映像の事
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亜人(2017年製作の映画)

3.1

原作は数話だけ読んだ事があるが未読、テレビアニメ版は鑑賞済み。

とりあえず、佐藤さんはおっさんのままにしておいて欲しかったというのが素直な感想。おっさんだからこそ余裕があって格好良さが増すのに。
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