大津波襲来から転覆に至るシークエンスは悪くないが、狭い通路の緊迫感やフルCGの爆発炎上シーンは期待外れ。最新の特殊視覚効果とやらも、数年後は"古臭い代物"でしかない。
その一方で他人を追い落とす自殺>>続きを読む
僕シリーズ第三弾『僕と日本の沈む道』というべきか。
日本列島が沈むかどうかの瀬戸際に立つ中、己の生き方に迷う草彅剛は避難所と深海調査船の間を行ったり来たりしている。友を失い、愛する人たち(ここでも母>>続きを読む
もちろん(実話とはいえ)作為的な部分も感じるが……後ほど。
驚くほどありきたりな話(これは脚本家が悪い)と凡庸な画で、中田秀夫が「別人」なんじゃないかとすら思ってしまった。
大方の話は分かっていたけど、いざ「襲撃」の場面を見ると驚いてしまった。子どもに期待を寄せ過ぎだとは思う。
平手天皇の「殺すって言われたから、殺されないようにしただけ」のところで『黒い羊』をかけたら画が映えたと思う。
ステイサムである必要無いし、サメ映画とも言えないし、ファンがビンビンさせてくれない。
図書館の撮り方とか、ホテルでトランプするところとか、もっと「脾臓を食べたい!」と思わせてほしかった。
原作云々ではなく、彼女たちの「運動性」に気付けなかったおじさんの負け。
これも「木村拓哉で見せる映画」と言える。松倉を始め脇が光るのもそう。一方、原田は「画より」他のことに気が散っていた様で、後ほど。
あくまで事件じゃなく、主人公の行動に着目すべき映画であり、事件の話ばかりしている輩は凡庸と言わざるを得ない。情熱を持って好きなものが無いんだろう。後ほど。
これも後ほど。前半パートが(経験少ない割に)良く出来ている「映画」だから、大ヒットに繋がったのだろう。個人的に大和ハウスのCM的展開の音響で興ざめした。秋山ゆずきは良い。
こんな「美しく」描いて良いのか?三丁目の夕日感を肯定する訳にはいかず、パッチギ2作や『GO』に遠く及ばない。大泉洋は悪くないが……後ほど。
そうはいっても「血と家族」のテーマは繰り返し(是枝監督が)問われていくだろう。後程。
アイアンマンとキャプテンアメリカの関係性、その他のヒーローの関係性に力を注いだ分、サノスが単なる質問者に成り下がっていた。これで「真面な回答」を彼らから得られないようなら、過去のMCU作品の評価も見直>>続きを読む
感傷的な原作の雰囲気を抑えつつ、CGアクションに踏み切ったのは良い判断と言える。しかし、目新しい特殊効果や残虐っぷりは無かったし、獅子神はただの馬鹿にしか見えない。
1作目が怪獣映画だとすれば、2作目は合体ロボット映画と言うことになるが、実にアナログな決着の仕方に驚いた。エヴァを意識した日本描写はともかく、南極を挟む理由が謎だった。
確かに誰でも撮れそうな作品に映るが、その感じを引き出すのは容易じゃない。キリスト教は彼ら(出演者であり事件の当事者)の根幹であり、イーストウッドの根幹に(確実に)なってる。故に行動を起こせたのかもしれ>>続きを読む
キルモンガーを見せるための作品になっていたが、"キルモンガーが100%正しい"なる言説も欺瞞に思える。最後の演説はオスカーの長演説に比べたら"マシ"。ケンドリックの曲は良い。
脚本は賞レース筆頭格に相応しい。それでも「ハリウッドが撮ると」欺瞞が垣間見えるのは残念でならない。
松岡茉優で引き上げた映画。そういう意味では価値ある作品と言える。共感は出来ない。
マーク・ハミル氏の怒りも最もであるが、そもそも「物語に負荷を載せられ過ぎ」のシリーズではある。しかし最初のアレは冷める。