人生や物質の価値のなさ
神にゆだれられた死には
恐怖がない
ハネケくさい映画でした。
前編と後編のわかれかたが意味不明だし
ハイスピードショットは鼻に付くし
1年もの間一度も会わないで
ずっと好きでいつづける
女も男もいないし
ハードルをあげてみたら
かなり低い位置でした。
3度目の鑑賞
咀嚼して咀嚼して
この映画をテクストとして反復して
やっとこさなにについてかわかりだす。
単純な絵の美しさに惑わされてしまっては
ある本質にはたどりつけない
それでも単純なうつくしさだけ>>続きを読む
デリダが冒頭この映画は不毛である
という証明をなす所が笑える
デリダのまとまるというものの否定を
この映画がまとめようとしている
どういうこのなのか
絵画的平和世界に映画的暴力が
なだれ込んで画角が崩壊していく
物語に色彩と画角がよりそい
ただの綺麗な画ではない
美しい映画とはこういうものだと思う
きっちりと怖い
最近ホラーがやっと見れるようになってきた
多分この映画の亡霊僕より
女の服脱がすのうまい
脚本資料で鑑賞
2度目
やはり傑作
群像の撮り方としての発明がこの映画にはある
移民人種そして都会人の憂鬱にホームレス
街単位でそれぞれ接触するが
干渉はしない物語に感服
脚本資料で鑑賞
2度目恩師井土紀州脚本
実際の事件の強みで物語を押し切る
風呂場で自殺し損ねた女を
絞め殺すシーンは息をのむ
アメリカ大衆映画を見なさすぎているので
しっかり見ようと鑑賞
シニカルな内容
死を克服することにより
内面が浮かび上がる
やっぱキッズムービは最高だと痛感する
僕はこんなに可愛い子供では
なかったであろうと自負しているけれど
あの頃に確かに存在した謎の焦りとかが
克明に描かれている
こんな演技をつけるにはあと
何回輪廻転>>続きを読む
何度目か思い出せない。
Fullで目に入ったので久しぶりに鑑賞
構成音楽画角などウエスタン映画を
ナチ狩りでリフレインするところ
タランティーノのセンスがいい。
ヒットラーを劇中でぶち殺すが
他のSS>>続きを読む
大学で鑑賞
既存の魔法使いものを批評的に
とらえ永劫回帰的に物語を作っていた
この映画でこのジャンルは
破壊されたはずだ
水平と言葉がない映画だった
場面における色の使い分け
ハイスピードやセット、永遠に降る雨は
ムルナウやメリエス意識だと思える
恋する理由なんてものは目と目が
あうそれだけでいいという展開
最後のどちら>>続きを読む
傑作
ペン先を捉えた映画
鬱屈とした19歳
世界なんてぶっ壊したいけれど
できることといえばイタズラ
そしてイタズラ電話
傷だらけのマリアがゴミ捨て場から
服を拾い上げ舞うシーンは
これこそが映画の力>>続きを読む
傑作
まったく名前が出てこない
夫婦はおいとかねえとか呼び合う
絶妙な距離感
永遠に交わらない男女
愛される事を強要する男と
それを死によって克服する女
永遠に同じポジションで撮られ続ける部屋
出ない>>続きを読む
傑作
少年たちの淡い夢が
都会に抹殺されていく
島には魚とそれにたかるハエしかいない
最終的にストリートでテープを叩き売り
道端の障害者達と同じ立場として
映し出される。
ハイカルチャーを求めていた>>続きを読む
傑作
言葉が出てこない
けれどそへを必要としない2人の関係が
映画を成り立たせている
圧倒的な画の美しさと崇高な物語
お互いに純粋な愛を探している2人
2人とも不純な行為を繰り返している
それが露呈し>>続きを読む
傑作
家族はそれぞれにそれなりに生活をしていくが
決して離れることはできず
そこに存在し続けることから逃げられない
メインの登場人物ではない人たちの
人生さへもそれぞれの家族から
逃げられず暴走してい>>続きを読む
傑作
人間の顔が壊れる瞬間を
とらえている
芸術作品としてのポテンシャルを持ちつつ
直接的な暴力表現は何1つ存在しないのに
圧倒的絶望感に襲われる
2度鑑賞
1度目は理解できない点が2度目には
理解できたが恐怖分子のような
物語自体の破壊力はない
所謂台湾メロドラマ
アンチアンチヒーロー的表現な
侯孝賢が軽く刺されるシーンは
新宿乱れ街に似ている>>続きを読む
フィルムから臭う死の匂いが
永遠と漂っている
言語の壁を越えようとしている映画だけど
字幕でみているのでそこはわからず
2度目。
傑作
ホモセクシャルの肯定ではなく
ただ単純な愛の話と
夢の中のフィードバック
そして山月記