siさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

映画マイリトルポニー プリンセスの大冒険(2017年製作の映画)

2.4

アニメーションがぬるぬる動くこととテンペストネキがかわいいこと、音楽が良い。それ以外微妙。

mlpの不思議な魔法と友情の力の世界観部分が空挺部隊や謎のスラム的要塞都市でぶっ潰されているし。友情も拗れ
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.2

映像の技術すげ〜〜!ストップモーションなのかCGなのか判別つかない。空間のピントの切り替えが巧みでこれのおかげで見切れた部分がある。
造形も要素も絶妙にキモいしいや〜な感じで小さい頃見てたらトラウマ必
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

壮大なファンタジーアクション!
雪や氷の質感と、美しい造形表現、迫力のある画面は劇場で観ておきたかったな〜。音楽もカッコ良い。
ストーリーはズートピアと同じで壮大でなんかすごいんだけどまぁ…といった印
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.4

これ半分くらいアートアニメーションだよ。今までちっとも分からなかった部分を言葉に出してくれるのだが、8割頭に入ってこない。
ふざけてやっているのか真面目にやっているのかの見極めが困難であった。

ただ
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チェブラーシカ(1969年製作の映画)

3.0

わにのゲーナ50歳は笑ってしまう。
基本服を着ているので動物園で働いてるとき全裸なんだと思うとめちゃめちゃな仕事をしているし、わりと窃盗、器物破損線路の上に荷物を置くなどの迷惑行為をしている。まじめと
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

2.9

美しいビジュアルからの陰鬱なストーリー…なんかおもてたんと違う!
容姿が様々すぎて関係性がなかなかわかりづらかったのだが、見ているうちに察する。倫理観を失うな…。
人を殺しておきながら平然と暮らしてい
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あらしのよるに(2005年製作の映画)

4.3

久々の視聴。やはり究極の友情物語…。
狼は狼でしかなく、ヤギはヤギでしかないのでガブは肉を食うし、メイはそれを受け入れられない。
ガブは、メイだからアホみたいなしゃべり方をしているけど実際それ以外の餌
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

いや〜圧倒的技術力!!質感からはじまりキャラクターや物の動き、表情、光の表現がえげつない!
たまにこれ実写?と感じる部分すらあった。
リアルすぎて洋画てこういう言い回しとか動きの表現するよな〜というあ
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クローズド・ガーデン(2017年製作の映画)

3.3

何かが満たされている人間には理解しがたい映画。
何にもない人間にとって、神さまは支えや核であり自我の芽生えであり無条件の愛を与えてくれる唯一の存在なんですね。その典型とも言える修道院長の底知れない失望
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

2014年ごろ呉に行ったときに青葉のポスターが貼ってあったのを覚えている。
そこからずーっと観たいな〜と思いつつ今さら視聴。

期待を裏切らない情緒感と完成度だった。
こういった類の作品は物資には事欠
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陽だまりハウスでマラソンを(2013年製作の映画)

4.6

良かった…傑作だと思う。
映画としての劇的で都合の良い展開と
あまりにも現実的で無情な問題がいい感じに混ぜ込まれている上に、演出が絶妙にうまくて目を離せなかった。

ホームに入る老人の不信。介護職員の
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

倫理観ふっ飛ばしはちゃめちゃ映画。
突然襲いくる絶望とhappyの後の静かな現実のシュールさに笑ってしまう。
な〜んにもハッピーではないのにハッピーエンドの質感が高い不思議な作品だなと思う。もう少しき
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.1

何食って生きてたらこんな発想に至るのか知りたいよ…。
言語化できない充実感があるが、途中から脳みその処理が追いつかなくなる。
最後それっぽく終わるのがほんとウケる。映像がきれい。

オリンダのリストランテ(2001年製作の映画)

3.1

明るくてhappyなやつかと思っていたら、ベルリンの壁崩壊後しばらく…移民…みたいな薄暗い時代設定だった。
背景美術や映像の雰囲気がむちゃくちゃcool!

目的や目標なんてものは期待していた通りには
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.3

人間も物事のあり方も全て一面的であり多面的なものだよねと。
それにしたってヴィンセントおじいちゃん悪い部分の方が多いので感動しきれなかった部分がある。しかし当たり前の家族像にとらわれないはちゃめちゃな
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.3

タイムスリップにタイムスリップを重ねる大胆さには感心したが、さらっとほわっとした終わり方をするので何とも言えなくなった。これでいいけど物足りない。
全体的になんとなーくチープな画面。古い映画作品を感じ
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少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

3.8

これはねぇ…いいね。観終わった後脳みそが静まりかえる。
進みのサクサク感は否めないのでテレビ版を観ておかないとなんのこっちゃわからんかもしれない。伝えたい部分や軸となる部分を長めにじっくり入れ込んでい
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.2

ミステリー系の映画をほぼ見ないのでいつ殺人事件起こるんやろなぁ、と覚悟して見たがそれ以上に最悪なものを見せられた…。悔しいな〜〜…。
何かあるのでは?起こるのでは?と考えれば考えるほど没入できる良い映
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ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.0

お〜ん…かなりわざとらしい演技のわりにメイン2人の声が弱々し過ぎて不自然さを感じる。ディズニーの吹き替えは気にならないことが多いけどこれはちょっと。

大筋はヘラクレスの英雄譚から始まりメグとの恋愛要
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.2

先生との交流がメインのような雰囲気だが、閉鎖的な環境下、抑圧されたこころ、ささいなできごとで簡単に揺れ動く若者の不安定さ、与えられた役割をこなすだけの人間。そういうあ〜あ、現実。みたいなことが見せたい>>続きを読む

ムーラン(1998年製作の映画)

4.5

ディズニー映画の中で一番好きかもしれない。甘々なラブストーリーはひとつもなく、むしろ少年漫画的なアツさすらある。
とにかく画面の壮大さ美しさ激しさ、音楽との親和性の高さ!戦争ものだが緩急があり、かなり
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.1

始めから終わりまで素晴らしくていねいに細やかに作られているのがわかる映画。

人物の心情や背景をきっちり時間をかけてかつ、分かりやすく描いているので好感が持てる。なによりラブストーリーでありがちな恋愛
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.4

知識のある狩猟採集戦闘民族が平和な異世界に転生した後、子どもを自分の基準で育てちゃったみたいな悪意なきやばさがある作品。
父親の言動を追っていると、異世界転生作品の「俺、なんかやっちゃいました?」を現
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

3.7

今日び見ないスケール感。TV版でこんな終わり方したんか…と改めて感心した。
劇場版ではこの結末ではけして納得しない暁美ほむらの執着と狂気が滲み出るED。連続で見ると次の作品が楽しみになる。

佐倉杏子
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

3.7

感情の熱量がすげ〜。美樹さやかの中学生女子のウザさや賢さやバカさ、頑固さ…完成度が高くて嫌いになってくる。
半端に知っているので感動が薄めだが、初めて観ていたら部屋で暴れてると思う。

本当の意味で人
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映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!(2017年製作の映画)

4.0

ナチュラルに狂っていた。
アニメーションの質も高くて感動。構成に無駄な要素もなく楽しい。劇場版というよりOVAの長編というのが近そう。

キラプリ本編の精神攻撃に耐えかねて観るのをやめた人間だったので
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クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

2.7

世界観、背景、アニメーション…密度が高くキャラデザも魅力的だが、なにかズレた印象。
ギャグと演出、キャラクター性、よくわからんがズレてる。後半、謎のエコー連発、ロボットバトル、そこまで活躍しない仲間、
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.2

吹き替えで観ててゲイが露骨なオネエ言葉にされてるのすげぇやだなと感じた思い出。

映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!(2016年製作の映画)

3.9

メインヒロインはクマ。
クマで始まりクマとすごしクマと戦いクマで終わる。異色のクマ作。

キュアモフルンのキャラデザがオタクの琴線にびんびんくる。戦闘シーンがカッコいいのなんの。魔法使いという設定を存
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映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!(2015年製作の映画)

2.8

1本目、かわいいけどプリキュアなんも関係ない。

2本目は正直TV本編の方が作画がいい。短い尺でまとめなければいけないためか、ご都合主義感が強め。物語の導入部分があまりにも雑。
敵キャラの襲ってくる
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.1

キャラデザが外斜視になっている。
破から世界線変わりすぎて混乱。
何から何まで画面の密度がえげつなさすぎてクリエイターの本気を感じる。

観るの2回目だけどほんまみんなシンジくんに説明してあげなよ…。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.2

ボールが足に当たったり、アイス見て「ハズレかいな!」みたいなこと言っているが別にトウジは犠牲にならない世界線。
1時間かけてキャラクターの交流や日常が描かれているし、なんかシンジくんがいつもより主人公
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

すべてが懐かしい。
昔見たときはなんとも思わなかったが、作画にけっこうムラがある。
序盤TV版1〜3話を30分程度でまとめたかと思うとヤシマ作戦はわりと長尺。
正直、序盤とヤシマ作戦の部分で感じ取れる
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(1990年製作の映画)

2.8

短編オムニバス作品。
前半2本がとても良い。夢にもいろいろあるが夢のなかでもいちばん華やかで美しくて、きみょうなとても夢らしいなと思うものだった。

後半になるほどあまり……。
もちろん、夢特有のなぜ
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

2.9

“おかえし”で出オチ感あるけどどういうふうになるんだ!?とワクワクしていたら短編オムニバス形式だった。

人間誰しもが潜在的なモンスターを飼っている、ただこの映画は登場人物の8割が狂っている。
映像の
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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

2.6

なんというか主人公がストーリーの邪魔になっているような気がした。

なまじっか主人公が失った記憶を思い出すために…という目的があるせいで虐殺の悲惨さや衝撃を素直に受け止められないし、いやこれもう誰の話
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