けいさんの映画レビュー・感想・評価

けい

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福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

すごかった。
事件に至る過程をこれでもかと言うほど丁寧に(なんならやり過ぎなまでにグロテスクに)描いていく。
人間模様がしっかりと描写されるので、「時代がそうさせた」、「ただの集団ヒステリー」、「悪い
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

土曜日のレイトショーでキャパ500人くらいのスクリーンだったけど8割以上埋まっててジブリブランドすごいと思った。
本をなぞるのかなと思っていたら内容は全く違ったけどところどころ被るところはあった。
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

映像がイチイチきれいでそれだけで楽しめちゃう。
ロージーの人生ハードモード過ぎてつらい。。。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

そんなに人生急がず、時には止まったって良いじゃんと思わせてくれる。

主演の藤谷理子さん輝きすぎてた。
ロケ地が実家なのね。
季節変えて撮ってるし、大分大変だろうと思ってたけど納得。

怪物(2023年製作の映画)

4.5

最近心を乱される映画や本とは距離を置いていたけど、そんなことしてる場合じゃないね。

白黒とか善悪とかそういう二元論で語りえない世界が自分は好きなんだなと実感。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

良いねぇ!!
しょうもないけどアガっちゃう映画好き!
サマーちゃんみたいな学級委員いたなぁ

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.7

しょうもなくて好き!
この曲もあの曲もブルース・ブラザースだったのね

think聞きながら踊るのが日常になった。

ツイッギー出てたのが昭和ファン的には激アツ

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

面白い!
仕事頑張ろう
マット・デイモンとかブラピとか年取ってること隠さない役者さん好感もてる

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

2.5

うーん
まあやくざ者の戦いと思えば見てられるくらい。
社会の縮図とか言われるが、そう思って見るとみんな視野が狭すぎてしょーもなと思ってしまう。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

格差について延々と論じた上で、最後には世代間にまで論点を広げるところが見事。
これを単に資本主義批判の映画として見たら直接的過ぎてつまらないのだろうが、世代間格差にまで視野が広がったとき、資本主義対社
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日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

3.3

かなり意欲的な作品。
時代背景としても67年当時とよく似ており、比較しながら見ると面白かった。

ただ番組の構成として「日の丸よく分かりません」という人へのインタビューを用いて、「ネットでは日の丸につ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

2.9

ガイ・リッチーぽくない。

主人公が何者で何をしたいのかが分かってからが案外長くて少し退屈してしまった。

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.6

イタリア愛が強すぎてイタリア映画全部好き。
リベロ爺さん実際にいそう。

読書は良い。

演技がいまいちだったりすこし説教臭く感じるところもあるけど、総じてとてもいい映画。

イタリアあるあるがたくさ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

ずっと背景の音が不快
観客はその不快感を無視して映画のストーリーを追うが、それは日常生活で行っていることと同じだ。物乞いやホームレスやどこかから助けを求める声を雑音として排除して生きている。

いきな
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.0

言葉を選ばずに言えば人の本性が垣間見える瞬間は本当に面白い。
妻や友人に代役を頼むところとか、119番通報して「私が病気持ちの人の脚を蹴っ飛ばしたので」と平気で言うところとか、奥崎謙三の奇人さに爆笑し
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.5

バビロンでは人生を"FUCK YEAH!!!"と下品だけど力強く肯定してくれる。
この映画は人生は"Not to give up"だよと優しく諭してくれる。

60年代には黒人音楽を聞いていた労働者階
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ウォール街(1987年製作の映画)

3.5

投資銀行とかってやっぱり憧れちゃう。
オリバー・ストーンらしい最後。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

この監督とっても好きだ。
冒頭のヤヤがムカつくんだけど、彼女の会心の一撃に唸らされてしまった…
あの見せ方うますぎる。あのシーンだけもう一度見たい。
元の世界に戻ることでトライアングルも元の形に戻って
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.5

男性性の崩壊をこんなに皮肉たっぷりに表現しているとは…
全然違うストーリーを予想していたのでかなり驚いた。

アンチマッチョイズムの自分にとってこのテーマはかなり深刻だし、自覚なくこれに悩んでいる人も
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.0

人生は工夫次第で楽しくなる!
何度でも見たいし子供にも見せたくなる映画。

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.5

最後えずくけど何も出ないというシーンが彼が一生抱えていくであろう罪を表現しているような気がした。
ちょうど罪と罰を読んでいるので、そこと少し重なる部分もあり面白かった。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

有り得なすぎる話なのに、有り得たらこうなるだろうなぁみたいなことがありすぎて気持ち悪い笑

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

マチルダちゃん…😢12歳で殺し屋と共同生活して、バレエで大役任されてしまって、大変な人生だね…😂

ハーヴェイワインスタインみたいな振付師。園子温とか谷賢一みたいとも言える😇
プレッシャーに押しつぶさ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

オリジナル版よりこっちのほうがすきかな。
当時の風俗とか移民と白人の対立とかをかなり分かりやすく描いているのは現代らしい。

トニーがちょっと爽やかイケメンすぎるかなぁ〜。もうちょっと芋っぽくてもいい
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.7

ほしいのはお金じゃなくて敬意だというのが重い。
人の人生に価値をつけるのは本当に難しい。

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