このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭オープニングは落選したので先行上映で。
人はきっと、それぞれの価値観、美意識に基づき、自動化され、それにほどほど満足する日常のくりかえし所作がある、というのを改めて思い、
その身体>>続きを読む
3人の監督によるオムニバス短編集
「コール」宮崎圭祐監督
変な音するの、好き。見せるとこ、見せないとこのあんばいがほんと繊細にちょうどよく、画面づくりがうまいということか。主人公の心象風景が、私はツ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なんて手の込んだことを!!
カラーと白黒に分けてくださってありがとうございます(笑)。
ただひたすら様式美と間合いを愛でておりました。
それにしても、あのエイリアンの👀目と、あのダルーんとしたウ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大昔、初めて熊本へ行った時に出されたダゴ汁がもうほんとうに美味しくて美味しくて、ほぐほぐ食べた。
ばあちゃんが、ほれ、と出した瞬間、あ!ダゴ汁だよね?!!と、そのときの気持ちが蘇った。
なので、ニ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
風呂敷を広げすぎることなく展開する、プチ犬神家の物語、穏やかに観られた。
整くんの無邪気な金言の数々が、彼のどんな生き方から生まれ出ているのかと思いを馳せながら、優しく胸に響き続けました。
このレビューはネタバレを含みます
「オオカミの家」と併映の短編。
首、すごい。縫いつけてあるまぶたとか、首刈り族がつくる干し首って、ああいう作り物感があるので、この作品のこの首はハリボテが逆にリアル。
悪夢で見たり、ふと想像して「>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ペドロの(ボーイソプラノ風な)歌声と、その口元の動きが私に染みつきました、忘れられません!!
造形、光景を創り出している素材そのものの音なのか、途切れることなくカサコソカサコソカサコソ….と、ささや>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アルジェリア。
テロリストが恩赦で野放し。って、ふざけんな。
そんなクズ男に襲われ、バレリーナとしての身体と夢、声を失った主人公・フーリア(原題『Houria』、映画の中で歌われる歌詞、自由=フー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
家屋の中のゆりさんたちVS外で構える陸軍兵たち、
田舎の森の中の小屋、街の中の店、とか場所は変われど、あれ?またこれ?みたいになっちゃって。
デフォルメ演技な俳優さん、ここ最近の朝ドラらんまんに出>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゾンビメイク(特に肌質感)は気合い入ってる。また、主人公3人も、これまで地上波ドラマで見てきた彼らの雰囲気や表情や動作と、なにかリズムが違う感じがして、ザ・Netflixな映像づくりの妙が面白かった。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コミュ障て言われてたけど、あまりにも長い間、人と話してない(声を出してない)と、声の出しかたも忘れてて、ああなるのかも、とも思った。
観たタイミングが悪かったのだろうか。いや、やはりしんどかった、優>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とてもリアル。
子どものころは、誰しもが持ってる力かも、と。共鳴しあう子に遭遇した彼らによって、こうしている今もどこかで何かが起こっているのではないか、と。
うっすらと『クロニクル』的な格闘を思い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画館で観そびれていたのでWOWOWで(吹替版)。
夫が登山で滑落事故死、妻が疑われる…
で、増村保造監督『妻は告白する』好きなので、えっ、て思ったけども、どうやらこの作品に触発されたらしいですね>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
*書く映画の場所、まちがえてた😣!
宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を観たのでした。鑑賞直後の印象は、
「ダットサンで乗り付ける転校生なんてみんな驚くだろうな」なんていう貧しい虚栄心を持>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
そんなに期待せずに行ったからなのか、思いのほか楽しかったのだった。
命懸けの大冒険をする若き日のインディ、その逸話のひとつ、と始まる列車という密室での大活劇!からの、
大学で、学生たちを退屈させる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ミーガン、
顔が場面によってときどき、ザ・CGなときと、ぷにぷに質感がとても気持ち良さそうなときと、差があるのは気になった。
でも、微細な動きがいちいちツボりました。
瞳孔。
足運びの、スムー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「カウンセラー」との二本立てで観ました。
カルト集団あるあるが次々と起こるのであるが、年代性別の違う人たちが微妙な価値観の違いを何となく見て見ぬふりしながら、それぞれの現実逃避目的のために小さく集ま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観る機会を逸していてやっと鑑賞。
えっ、いま何か音がしたよね…?しゃりしゃり…いや違う、どんなだったっけ、たった今なのに思い出せない…!
はっ、ここ都市の住宅街だよね?波の音がした?
あまりにさり>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
劇場で予告編を観ました。
信長、家康、秀吉、が完全にアウトレイジしてたわ😆
本編も観るつもりです。
***********
ということで、観ました。
尾張弁バリバリ、短気で感情の起伏激し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まだこれからですけども、カンヌがらみで記事をいろいろ見てしまって、なにこれ、『CLOSE/クロース』的なあれなのか…
観たら書きます
背の高い方の男の子、大人になったら坂元裕二の顔になりそう。似て>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一駅だけど歩いて家に帰って、ご飯食べてお風呂入ってベッドに横になって、ふぅ…ってなったら急にいろいろ思い出して泣いちゃうやつ。
普通に生活していて自分の視野に入ってくる自分の部屋だの、出かけたとき>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映像作品の場合、私はテレビの質感のほうが好きです、テレビのほうが妙な、平面での深淵、みたいな矛盾した奇妙さを感じる。菊池成孔の音楽もテレビのほうが合う気がした。
冒頭の因果応報はなかなかでした。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なにしろ〝音〟。
繊細で存在感ある音に、後ろ姿に、暗闇、そのなかに赤い縁取りだけで浮かぶ顔に…とにかく想像を掻き立てられ、主人公と同期し続け、ドキドキが止まらないままに終わった。
人の心、という意味>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
昨晩、WOWOWでオリジナル韓国版を観て、今朝「ボクらの時代」で藤井道人監督、岡田准一、綾野剛の鼎談を観た流れで、映画館へ向かうという、PRにのった観客のお手本のような行動になりました私。
藤井監督>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新田真剣佑が英語しゃべって演技してるのを見てみたい、だけで観ました。
(パシフィックリムは出番少なくて)
冒頭の格闘技は、なんか珍しいタイプ、と思う振り付けのアクションが目まぐるしく炸裂し、おっ!と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
阪本順治監督作品ほかは『闇の子供たち』から映画館で観るようになって、『顔』はたしかテレビ(WOWOW?NHK BS?)でかな。
という阪本順治映画鑑賞記憶のなかで、いちばん不快な絵面があり(笑。白黒>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イイですねー!EOを際立たせる音、音楽、灯りの色、最高にクールです。
EOの耳に聞こえている音と音楽、EOの心の中で響いて廻る音と音楽と心象、EOの眼に映っている、EOの視界、言葉のないそれらの光景>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白かった! 主人公の探偵・マツキヨの、頼りになるのかならないのか分からない、でも引き受けたからには身体をはって(ゆるゆる)がんばる憎めないやつ、というキャラクターは、演じる役者さんの忘れがたい風貌と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
出だしが、なぬ!?モンゴルのウェス・アンダーソン?みたいな画のつくりかたで、もうここから可笑しい。
モンゴル映画。。想像ができなかったけど、街の中のお店やデパートの外観とか、高級住宅街とか、ロシア料>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トリオを組むことになる10代の3人、それぞれのキャラクターに声が本当に一体となっていて、観終わってから、グッときて目の奥が熱くなったさまざまなシーンを思い出しながら、若い役者3人の凄さも噛み締めました>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ザ・王道。
何か新しいことをしようとすると、型通りに反対する人たちがいて、やるなと言われたことをあえてやったらそれが功を成し、責められながらも、反対した人たちを納得させていく。
え!実はそんなこと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
誘われて、何の情報も入れずに観たのですが、ひゃー、面白かった!
主人公、落ちぶれAV俳優マイキー、口から生まれたかと言われるたぐいの、出まかせとノリで生きてきたんだろうねというのがありありと分かるし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新文芸坐での特集上映にて。
あるアイドルの新曲を売り出すまでを追う、というフェイクドキュメントという形式と、そこに写りこんでしまった、ただ居るだけで怖い幽霊が登場するホラーを融合、という発明。
新>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
お母さん(烏丸せつ子さん)、ベッドの上から、よくあんなことを言えたなぁ…。どんだけ心配してきたんですか!😭と、胸が痛くなった。
自分が主宰してた劇団の団員(たむけん)は今や売れっ子だが、流されるまま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前日譚なので、前作を観た私は今作の最後はどうなるか、分かったうえで見始めるわけで、
さあエスターめ、この先生にどんなことを…と思ったら先生あっさり退場、で、次に、この家族にどんなことを仕掛けるつもり>>続きを読む