keeper7さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

カニバルホラーの形を借りながら、実はひとりの少女の"少女"から"大人"への成長物語。
ホラー映画を観るつもりで期待すると違和感があるかも知れません。

映像にグロテスクさの中にもどこか美的な雰囲気があ
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.5

予告ではかなりラスアス感があったが本編はさほどその感じは無く物語に入りこめた。
本作はアメコミを原作としながら子供っぽさを払拭し、みごとな人間ドラマに昇華させている。
ローガンの老いメイクのクオリティ
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エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

2.4

我が青春の一本。

メイクアーティストのロブ・ボッティン氏がクリーチャーメイクで良い仕事をしている。
この頃から考えるとイーサン・ホークもクリスチャン・ベイルも(本作にベイルは出てません)成長したなぁ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.1

魔女を扱った映画というとすぐ思いつくのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」だが、魔女そのものの姿を見せず(続編ではチラッと出たが)アイテムや痕跡で存在をほのめかす技法で恐怖を演出していた。
想像力に勝る
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ハリーとヘンダスン一家(1987年製作の映画)

3.3

リック・ベイカー氏がハリーをクリエイトしていなければきっと観なかった。

当時の特殊メイク技術の最高峰を取り入れたハートフルで大人も子供も楽しめるビッグフット活劇。

物語は今でこそありふれたものだが
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デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)

2.5

なにか気軽に観れるホラーはないかとピックアップ。
きっと良くてC級くらいのゾンビ映画だろうな。うん、タイトルが有名映画と一緒だねって思ったら「死霊のえじき」のリメイク!
監督をみたらスティーヴ・マイナ
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サイレント・ハウス(2011年製作の映画)

2.9

実話が元らしいサスペンススリラー。

感想はというと、ホラー/スリラー系で度々見かけるオチで目新しさはない、世界中にある問題で特にアメリカで問題となっている事象がそもそもの怪異の発端だったと言う話。
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

アニャ・テイラー=ジョイが初々しくて良かった。ファンになりました。

シャマランなら本当に出してくるかと思ったが、、流石に近年のシャマランは出さなかった。
「サイン」くらいの頃だったら、出してただろう
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

2.9

「遊星からの物体X」や「エイリアン」と同じく、後世のあらゆる分野のクリーチャー、怪物、世界観のデザインに影響を与えている作品。
それらのシュールで不気味な造形と物語を堪能できる。
自分は少し「エンゼル
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エスパー魔美 星空のダンシングドール(1988年製作の映画)

-

原作もアニメも大好きです。

クレしんの名作をよく手がけている原恵一さんが監督なのですね。
未見かも知れないのでチェックしようと思う。

呪われた森(1980年製作の映画)

2.4

懐かしい。
主演のリン・ホリー・ジョンソンが眩しかった。彼女に惚れて劇場に二回足を運んだのは良い思い出。
怖かったかどうかは覚えてないが、ファンタジー色のあるディズニー産ホラー。

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.3

予告から気になっていた映画。
過去に日本であった事故を彷彿とさせる。

良い作品だった。
自分は事故後終始主人公の孤独なサヴァイバルになると思っていたので崩落後の内部での展開も良い意味で裏切られた。登
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.6

都市伝説系伝播ホラー。
「キャンディマン」タイプの作品。

正統派ホラーのにおいがしたので少々期待を持ったが残念。
王道とも言える設定が散りばめられていて、良く言えば安心の進行具合だったが、物語が3分
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ハプニング(2008年製作の映画)

2.7

熱心なシャマラン監督のファンではないが、ふと何か観ようと思って前情報なしで気になるものをチェックすると必ず彼の作品が入っている。
やはり彼が手掛ける作品は常にホラーファンの心を掴む放っておけない設定や
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

2.7

予告もなかなか良かったし、設定にも惹かれる。
好意的なレビューも多いから期待して鑑賞。

、、きらいでは無いがこのがっかり感。
主人公が得る中途半端な能力くらい、演出から全てが中途半端。
良く出来てい
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アポカリプト(2006年製作の映画)

3.3

昨日再鑑賞。

メル兄貴監督作。車の出てこない人体マッドマックス。

俳優出身でここまでのクオリティの作品を撮れる方はそうはいない。あとはクリント御大位しか思いつかないが兄貴はよりこっち側の要素が濃い
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

2.2

ゲドよりは随分マシだが、映画館で爆睡したのはよい思い出。

血まみれスケバンチェーンソー(2016年製作の映画)

2.4

スコアはこんなもんだが原作の雰囲気は良く出ていたしセンスもいい。
キャストの演技もわるくない。

また主演変えてリブートって、、
観るけどね。

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

2.9

日本版タイトルにもある様に、世界がゾンビに支配されて20年後の設定のディストピア物。

この世界ではゾンビのことを"ハングリーズ"と呼び、人類とハングリーズ、ハングリーズの性質を持ちながらも通常は人類
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スペル(2009年製作の映画)

3.1

ライミ節炸裂のケレン味たっぷりエンタメホラー。

「スパイダーマン」の監督に大抜擢され地位も確立、大物監督の仲間入りを果たした後で当作の発表を知った時は涙がでた。

作中の主人公の昇進うんぬんの部分は
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ライフ(2017年製作の映画)

3.0

今までさんざん作られてきた"エイリアン"の亜流モノだが個人的には大好きなジャンル。

"リバイアサン"や"ザ・グリード"などより、怪物のデザインを含め様々な描写にハデさは薄いがリアリティを大事にしてい
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

-

気になってたけど、監督ブラッド・バードだったんだ。
観なきゃ!

ザ・エスケープ(原題)(2016年製作の映画)

3.3

エイリアン新作が流れてからニール・ブロムカンプ監督の実質最新作になるのかな?

BMWとタイアップの短編プロジェクトらしいが、約12分という短い中に彼らしさが詰まった良作で流石だった。あとキャスティン
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

良かった。
"ガンフー"のキレと見応えが更にアップ。
中二アクションは「リベリオン」が自分の中では至高だったが、瞬時に標的のプライオリティを決めてもっとも効率的な動線で対処するリアリティのあるアクショ
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スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン(2012年製作の映画)

2.8

3までは知っていたが、本作は全く知らなかった。

自身の視力のせいもあるが、生身の人間が出てくるまでフルCGと気づかず。映像としてはGantz-Oまでいかないにしてもクオリティは高い。

本来なら一作
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コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

2.5

「タスク」のスピンオフ作品だそうだがそっちは未見。
「ドグマ」や「ジェイ &〜」などちょっと前のケヴィン・スミス作品が好きなので鑑賞してみた。

うーむ、観る人を選ぶなぁ。ほぼ職権乱用の娘記録映画にな
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サベージ・キラー(2013年製作の映画)

2.4

なんの予備知識もなしに鑑賞。

元々ゴミ映画は掴まない主義だが、プライム会員とかいうのになってからあまり気にする事なく未見のものにトライ出来る様にはなったので、その流れで鑑賞した一本。

はじめは愛車
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ペット(2016年製作の映画)

2.9

「ミニオンズ」スタッフによる安定クオリティのハリウッド産フルCGムービー。

ペットたち人物含めキャラデザのアクの強さが自分は好みではなかったが、観てる間は展開など楽しく観れた。
あてられている声を聞
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劇場版 東京伝説 歪んだ異形都市(2014年製作の映画)

1.5

夢明さん原作という事で実話を元にしているであろうオムニバス作品。

最後の「ホテル」以外はアマチュアが撮った様なゴミ作品ばかり。
どなたかも言われてますが、最終話だけが別格で役者2名の演技と見せ方が秀
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ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

2.8

続編としては成功してると思う。
しかし良くも悪くも前作(普通の映画にしてしまったパート2ではなく1作目)と全く同じ印象。

やりすぎれば失敗するだろうし、これくらいの加減が精一杯だろうとした制作側の意
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

ホラー映画御用達ジョス・ウェドン脚本の捻りが冴える一本。

実は予告で気になっていて何の予備知識なしに鑑賞しはじめたが、ワケワカメで話について行けず、ネタバレを避けながら(納得した段階ではネタバレにな
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ポルターガイスト(2015年製作の映画)

2.9

リメイクとしてはとても正統派。
大胆なアレンジなど何もしてないのに好感がもてた。(あの除霊エンターテイナーくらい?)しかし、それ故にこれまた制作した意味があったの?と言う感じ。

あとこのリメイクは映
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一命(2011年製作の映画)

2.8

誰も悪くない。ただただ不運。
やるせない。

個人的には海老蔵は肌に張りがありすぎて説得力がなかった。作品は三池監督作のなかでは良い方。

ヴィジット(2015年製作の映画)

2.7

「ヴィレッジ」以来久しぶりのシャマラン監督の作品鑑賞。

うわさには聞いていたが、ともするとギャグ映画になりそうなところをギリギリの線でスリラーに留めて、不条理で先の分からない型にハマらない作品になっ
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