圭さんの映画レビュー・感想・評価

圭

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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

最初は小5の時にテレビで観ました・・雷にうたれた様な衝撃でジーン・ケリーを好きになり 録画もしていたので何度観直した事か!アステアも大好きですが ジーン・ケリーは別格に好き!ファーストシーンのワクワク>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.5

とにかくラストシーンです!!あの二人の表情を見てどう感じるかに尽きます、サイレント故に゛あなただったの?゛と字幕で出るのが効を奏しているように感じました。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

4.2

自分で殺しておいて悲しむ、他人の領地に入り十字架を盗る・・戦争そのものな解りやすい比喩 、子供の頃に観てダブルミーニングみたいな事を教えてもらった作品、雑踏に消えて行くブリジッド・フォセーに嗚咽する程>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.2

高校までの実家の隣が映画館だったり父親が若い頃に映写技師だったりで 高校卒業まで地元の映画館はほとんど顔パスで入れました、話題作は映画館の遥か遠くまで大行列が出来た当時でしたが 自分はスっと入って映写>>続きを読む

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

3.5

全盛期アルドリッヂ作品からすればネチっこさゴリゴリさに欠けるけど十分にたのしめます、公開時に劇場で観ましたがクライマックスで劇場が一体になり拍手もありましたよ、アルドリッヂには映画ファン魂をくすぐられ>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロイ・シャイダー、名優3人の演技合戦映画なので この3人に思い入れのある自分にはクラクラする程魅力的な作品です、鮫映画はこの一本だけ観れば良いかと・・男臭い>>続きを読む

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.2

このようなポンコツ映画は50年代60年代に山程あって それを追いかけると底無し沼にハマります、自分はヘンテコ宇宙人やポンコツ怪獣の出てくる奴がツボなので この映画は本当に苦行・・この苦行どこかで味わっ>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.3

題材が題材なだけに万人受けはしないだろうけど カメラワークや構図に唸ってしまう 映画の造りとして間違いなく傑作、ナイト・オブ・ザ・リヴィング・デッドやゾンビを傑作と祭り上げる昨今ですが この2作をそこ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

死んだ親熊を見下ろす子熊のカットで一瞬゛子熊の復習劇も絡んでくるのか?゛とホントに一瞬だけ頭をよぎりました・・ジョン・ヒューストン、ポール・トーマス・アンダーソン、タルコフスキー、なんて人達もよぎりま>>続きを読む

ベイブ(1995年製作の映画)

4.0

トランプとキムさん安倍さんはこの作品を三人きりで観賞して下さい、「ベイブだってよ~お前の事じゃねぇ?キム」とトランプは最初に言うだろうけど観終わった頃には対話の大切さを知るでしょう、ジェームズ・クロム>>続きを読む

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

4.3

この作品を観てから実際の政界も゛裏ではこうなのでは?゛と思ってしまってます、それから゛ほたるぅ~゛とか言い出す前の田中邦衛はいい役者さんだと言う事を知ってもらいたい(安部公房も褒めてました)、ここまで>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.4

階段を上がって行く若い女性と下って行く志村喬 それだけで希望に満ちた若者と余命僅かな志村喬を表現した有名なシーンはベタベタだけど やっぱり上手いな~ 、若者達の合唱するハッピーバースデーで志村喬が生ま>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

黒澤明全作品中で一番コメディ色が強く演出力も本作が最高峰だと思う、冒頭のシークエンスから見事で次から次へと山場を作り最後まで飽きさせません、そして小林桂樹に萌~。

用心棒(1961年製作の映画)

4.5

三船敏郎が心底格好いい!東野英治郎の名演も光ってます 楽屋落ち的な藤田進の昼抜け侍とか好き、娯楽に徹した傑作。

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

小5のゴールデン洋画劇場が初観でビデオに録って 大げさではなく1500回位観ました、劇場では5回かな? またスクリーンで観たい!志村喬と三船敏郎はスグに大好きな役者さんになりましたが ジワリジワリとボ>>続きを読む