嫌いじゃない。というかむしろ好き。
『復讐は俺に任せろ』に続けて観たから余計にかもしれないけど、グロリア・グレアムが個人的にハマるのかも。フリッツ・ラングの他の作品に出てるのかは分からないけど、続けて>>続きを読む
めちゃくちゃ観やすい。
なんでかと考えてみると、普段鋭敏に反応してしまうリアリティに対するスイッチのようなものが、早々に、なぜかすんなりと切られてしまっていたようだ。
自分でも、どうしてそんな状態で>>続きを読む
シンプルだけど、魅せる。
読めそうで読めない展開が絶妙。
グロリア・グレアムが魅力的。
眠る前の子供に話しを聞かせる→車の爆破の落差。突然の暴力への驚きは緊張感を維持する。
法と大衆心理と復讐と。
『M』と通ずる所がありつつも、そこへもうひとつのエッセンスとして今作のキーワードになるのが復讐心。
ラストの展開も含め若干強引に感じてしまうところはありつつも、きっちり惹き付>>続きを読む
初めてのエリック・ロメール作品鑑賞。初めてなのでこれが監督らしい作品なのか異色の作品なのかは分からないが、何にせよ楽しめたし興味深く観られた。
『三重スパイ』というタイトルからなんとなく想起するよう>>続きを読む
流れるようなストーリーテリングが素晴らしいし、何より終わり方が秀逸だと思った。
大仕掛けのその瞬間のカタルシスはもちろんのこと、最後のモネの少年の言動によって思考を別のレイヤーにズラされたまま放流さ>>続きを読む
観てから少し時間が経ってしまって鑑賞直後のニュアンスはもう霧散してしまったけど、かなり良いと思った印象。
黒澤作品まだ観られていないものも多いけど、今まで観た中ではもしかすると1番衝撃的だったやもし>>続きを読む
幼い頃に、いったいそれがどこだったのか全く覚えていないが、親や祖父母に連れられてどこかででっかい仏像を見た時に「もしこれが動き出したら…」と思って身震いしたことをよく覚えている。
その“もし”は、自>>続きを読む
フリッツ・ラング作品は『M』に続いて二作目。『M』に比べるとずいぶん口当たりがまろやかで庶民に優しい印象。
特段驚くような展開がある訳でもなく、よくある話っちゃよくある話なんだけど、それでも十二分に>>続きを読む
ホン・サンス、名前は知っているのに一本も観てなかった。なんで名前だけ知ってたのかもよく分からないけど。
そこまで過度な期待もせず、わりとニュートラルな心持ちで観られたと思うけど、俺は好きだったなー。>>続きを読む
エドワード・ヤン作品は『ヤンヤン〜』に続いて二作品目。傑作と名高い本作も約4時間ということで尻込みしまくってたけど、観れるんだよなこれが。ただ全くしんどくないと言ったら嘘になるし、家で観たから適宜休憩>>続きを読む
いつか観なければと思いながら、果物の食べ頃を待つように、ちょっといいワインを飲む日を待つように、自分にとってのいいタイミングを待ってずっと頭の片隅に積んであった本作を、濱口竜介監督の著書『他なる映画と>>続きを読む
溝口健二や小津安二郎の映画を観ていると、古き良き日本家屋に暮らしたくなってくる。その慎ましい暮らしぶりに、日本の失われた美しさの一端を見てしまう。それは結局ないものねだりにすぎないのかもしれない。その>>続きを読む
小津作品は三作品目。『東京物語』→『麦秋』→『晩春』といわゆる紀子三部作を逆流する形になってしまったが、今思えばしっかり前から観た方が良かったかなーとやや後悔。
作品同士に直接的な繋がりがある訳では>>続きを読む
小津作品を観たのは『東京物語』に続いて二作目。
やっぱりすげえや、小津安二郎。
余韻たなびきまくり。
『東京物語』のレビューを見返してみると4.6のスコアを付けている。それに比べて今作は4.9。な>>続きを読む
日本指折りの名監督として、何度もその名を耳にしてきた成瀬巳喜男の作品をついに。一作目、まずはこれかなと。
現代においては男性が富岡に共感を示すだけでも袋叩きに遭いそうだし、劇中で富岡が取った行動はク>>続きを読む
息子が自ら「これが観たい」と言ってくれただけで十分
そうか、開けなかったんだな
ずっと
ヒロインが良い意味で素朴な、主役然としてない女の子なのがいい。そこで引きを作ろうとしてないところが。
最初の先生の話しはものすごく説明的であまりにもお芝居だった>>続きを読む
あおいまで遠いなー
こういう壁の作り方する人いるよなーとか、結構はっきり距離取られてるのに全然気付かない奴いるよなーとか、妙なリアリティを捉えていて良かった
ただど頭でザ・新宿のカットを入れる必要>>続きを読む
いーねーーー!!!
内容量が多くもなく少なくもなく、ちょうどいい感じ。美味しいご飯食べに行って、もう少し食べれそうな気がするけど、こんぐらいの量だからまた食べに来たくなるような(あんまり上手く例えられ>>続きを読む
おそらく多くの人が、カメラか保険会社のCMみたいと思ったりするだろうと思う
そう感じてしまうポイントはいくつかあるだろうけど、それが何なのかということより、なぜCMっぽいと感じると好意的に受け取れな>>続きを読む
大田恵里圭さんという俳優さん、短編にたくさん出てるなあ
ドラゴンズと聞くとPOISON GIRL BANDを思い出す
そんなこと書いたらまたあのネタ見たくなってきた
おもしろ
なんだろう
シンプルに映像として面白い
あの浮遊感とか、物理法則無視した感じの動きってなぜか惹かれてしまう
大仏の頭に鳥が集まってくる画、綺麗に撮ってたなー
人々がそこまでなんじゃこ>>続きを読む
んーー
状況としては面白いんだけど、ちょっと無理があるのではなかろうか
いくら悪いことしてのし上がってきたやつだとしても、そんなデカい商談の前日にバカみたいに飲まんだろう
狡猾な奴なら尚更
ドアが>>続きを読む
こういうのあるよなーと
監督さんは日常の中にある、そういう瞬間を切り取るのが上手な人なんだろう
会話の展開も良いし、時折挟まれるバッティングマシーンの動作が、修正出来ないまま止まらずに進んでいく会話>>続きを読む
おお
これはなかなか好き
そこまでの持っていき方はともかく、ラストシーンからのスタッフロールの出し方がいいじゃない
お父さんがお茶出すのにまごついてる感じとか、アスクルのくだりのあのなんとも言えな>>続きを読む
ちゃんと最悪な気分になってすごい
役者さん2人とも上手だなー
そこのやり取りだけで勝負という潔さがいい
まだこの先を観せて欲しいと思った
クズ旦那がきっちり成敗されて、彼女に安寧が訪れるまでを
カツラを被って化粧をした外国人役の日本人を作中に登場させること。気付けば自分もすっかりそういうことに敏感になっているなと。それが気になってブレる。実際に外国人が演じるならまだしも。
あと効果音ってそ>>続きを読む
ナイスアイディア!
クレーン車を擬人化するとしたら屈強な大男って感じがするけど、想像以上にその不器用さが表現されてて面白い。
細かいとこ言い出したら、その日初めて掃除してもらったの?とか、不倫した>>続きを読む
これはドキュメンタリーだけど、こうやって立て続けに短編を観ていると思う。
段違いに良い。
一見特別な事なんて何もしていないように見えるのに、なんでこんなにも良いのか。何がそんなに違うのか。
たった>>続きを読む
女性ライバーの彼氏を自称するほとんどストーカーのファンの彼が滝のように汗をかいていて、なんかそれだけで全てを許せるような気になった。
青とオレンジという組み合わせは自分も好きな組み合わせ。なぜかと聞かれても分からない。
普段連続して見ることは中々ない、日常の中にある綺麗な青とオレンジ。
その青とオレンジが主役だったのか、それとも>>続きを読む
怖がらせたい、ということならそれにはある意味で成功しているのかもしれないけど、個人的に映画を観て感じたい怖さの類いではない感じもある
こんな感じなんだぞ?分かってんのか?という怨念のような
おおー
CGのクオリティ高いなー
エビだのカニだのがいるんだから、こんぐらいの生き物いても全然おかしくないよなという謎の説得力を感じてしまった
こんな世界になってもまだビジネスだのなんだの言って欲>>続きを読む