keiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

セカイ系の悪いところが割と詰まってる作品。
嫌いなところは割とあるけど、でも嫌いじゃないです。
恋愛感情を肉体以上にもて余す中学生の話であり、父と母の話でもあった。

結構尖った作品で自分には合わなか
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分が観てて一番浮き彫りになったのは、持たない者と持つ者のスタンスの違いだった。

主人公は結局の所自分に終始している。それは子供への責任感をあまり感じていないことに繋がっているように感じる。

対し
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

閉鎖空間で起こる、ミステリーと若干のホラーテイスト。

話の落とし所が良かった 
序盤は少し眠い

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.5

まとまりがあって分かりやすい映画。
個人的にはまとまりすぎてるなと思うけど、ターゲット層じゃないだけな気がする

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.9

予想に反して面白かったです
めちゃくちゃピュアなラブストーリー

それだけじゃなく移民の問題や人種の問題が、説教臭くなく散りばめられていて割と見応えもある。
(良い映画は説教臭くない)

各属性の特性
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.3

主人公にめっちゃイライラしながら観てた

筋は追えるけど細かい所が拾いきれない

國村隼ぶきみ

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

押し殺したトーンで描かれる、女性同士のラブロマンス。
取り敢えず凄い画やロケーションが綺麗だった。
蝋燭の火良いな


多分トーンが合わなかった気はするけど
ラストで星0.1上げた

バービー(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

男性のマッチョイズムという価値観の破壊。
そういったことにも言及していて、締め方はそこまで嫌いじゃない。

ただ、結末に至るまでの途中過程が嫌で、
製作者の中で肥大化した仮想敵を、悪意をもって断罪する
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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラルさん見逃すの格好良いのと、カイのエピソード良かったな

ブライトさんが、自分にはネタキャラに見える

キャラクターがみな魅力的

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.8

「戦争」という一つのテーマが深くあって、思っていたよりも、ガンダムはシリアスなんだということをきちんと認識した

アムロの子供ながらのボヤキがあって、それはその通りだよなと思ってしまう。けれども、戦争
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

終盤とかは嫌いじゃない。

それまでは声優当てゲームしてた。
ジブリというブランドの世界観の既視感をぶつけられた感じ。宮崎駿は何か残したかったんだろうと勝手に思っている。全部は理解できてないけど。
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ヒート(1995年製作の映画)

3.6

長いのと中盤までゆっくりとしたテンポで描かれる部分はあまり合わなかった。

主演二人の魅力という部分が、この映画の大きなストロングポイントなんだと思う。
いくつかのアクションシーンは人間らしく格好良か
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.1

タイムリープ系でアイデア尽きないのは凄いや。

登場人物の動向が分かりやすいし、ギャグは当然のように面白かったです。

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作知った上で、尚且つ森七菜と萩原みのりが好きで鑑賞。

この実写に自分が求めていた
星空や(特に)街の綺麗さがきちんとあった点
役者によって登場人物が生きてた点が良かった。
(これはコメディ部分かも
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.1

今まで以上に個人とヒーローのバランスというか、ジレンマみたいなものが描かれていた。
あと、子供と大人の対立。

全体的に話はシリアスなんだけど、画作りが挑戦的でどんだけ画風変わるねんという面白さ。
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

いやー怖かった。
緊張と緩和で驚かされたし、母親がえげつない。
あんまりこういう系のサスペンスは見なかったけど、目を離せない人の怖さがあった。
すっきりした。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

この映画の良い点は健常者、ろう者構わず一人の「人間」として描いていること。そこに忖度はなく、ただ誠実に良質なドラマを描いていて好ましかった。

終盤はあまり合わなかったけど相性の問題?
兄貴良いやつや
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

久しぶりの鑑賞。楽しかったし面白かった。

馬鹿馬鹿しい部分に笑わせられながらも、人生を考え方ひとつで変えていく様は、観客へのメッセージにもなっていて良い。

色んな要素が進むにつれて回収されるのが面
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.1

あけすけで自然な会話が良いところ。

個人的には新しい発見や感動が無くてあまりハマらなかった。

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.7

途中でどれがどの時間軸か分からんくなって頭使いながら見てしまった。
自分だけじゃなくて周りとの関係性だったり、他人に託したり、、そういったところで自分自身がが変化する様は興味深い。

鑑賞後の体感とし
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.6

元の事件は知らずに鑑賞。

たまに現実の映像が差し込まれることで、より凄惨なリアリティが付与されていて効果的だった。

追い詰められた人間(正義・悪問わず)が荒々しい本能を剥き出しにするのがこの映画の
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この監督のもつ画作りや流れる時間の空気感が好きなのだと思う。
地域社会に根ざした人々に焦点をあてると同時に、主人公の様々な人生的体験による成長を描いた映画。言葉がいい。

途中て鍋を4人で囲んで、他3
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セブン(1995年製作の映画)

3.5

やっぱり名作なだけあって色々な映画に影響を与えているのだなと思った。オチが読めるのはご愛嬌。
最後のブラピとモーガン・フリーマンの会話が良かった。

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.3

設定で最低限の面白さは担保されてる感じ。個人的には、女子同士の何気ない会話のリアリティとかで、クスッとさせられる。
服の色の対比とか、水とか、ちょっとした小道具の扱いが映画的なところがあって、逆に自分
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ザ・バブル(2022年製作の映画)

3.2

オチはまあまあ。メタ的な構造とぶっとんだアングラ映画的構造を両立させて、おもしろさを狙っているのかなと。
なんでそっちにいくの?みたいな展開が多く万人受けしない感じがする。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.0

三谷幸喜初期作のほうが映画を作るのが上手い気がする。こういうのでいいんだよ!みたいな良さ

Arc アーク(2021年製作の映画)

3.0

こういうやつってSF感がどれだけ満たされるかというか、世界にどれだけ引き込まれるかは大事だなと思った。ちょくちょく興味の萌芽になりそうなものはあったけど、最終的にはあんまりだった。
モノクロで写すのは
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

徐々に盛り上がる痛快な話。後味が面白かった。

バランスのいいフェミニズム溢れる映画で、皮肉のきいたやり取りが魅力的だった。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

画作りがやっぱり上手かった。

話自体は良いけど微妙に心の上を掠めていった。