ずっと面白い。ずっと楽しい。そしてラストシーンで本当にグッとくる。泣けてくる。
それはくだらなさに笑いながらも本当にかわいいものを見るときの、いとおしさ由来によるきれいな涙。
めちゃくちゃいい
私たちの日常は偶然にも円環の中にある
しかし私たちは円環の中の要素ではない
好きか嫌いかで言えば"うまく言われへんけど……"になる。
小説で読む方が面白い。じゃあ嫌いなのかというと、うまく言われへんけど。
挟まった男というのは面白い。じゃあ好きなのかというと、うまく言われへん>>続きを読む
自分の気持ちに気づくのが早いか遅いかでここまで差がつくもんなのかとは思うけど、愛を源泉とする異常なエネルギーが誰かの運命を力尽くで捻じ曲げることだってあるのかもしれないね──と今 書いたところでこれ>>続きを読む
途中ちょっと寝ちゃったけど涙も流れた。
頑張れ✨みたいなのに弱いので。
最初の15分くらいで「ダメかも」と思ったが、なんだかんだで「ええやん」と思った。ラストの意味はよくわからない。単純に好きな子がいてうれしーみたいなこと?
ゴンがネフェルピトーを倒すにあたって「もう>>続きを読む
脚本っていうか台詞がいかにも演劇のノリで、従ってその台詞を吐く俳優達の芝居も演劇のソレで、部屋の中っていう場所の密室さ加減とそこで起きること(天井からの落下とか窓の外から室内とか仏壇がチーンって音立て>>続きを読む
映画の中の煙草って、喫煙ってなんだろうということをこの映画観ながら考えていた。未来が判然としない、なんとなーく許されている空白な時間つまりはモラトリアムの中で煙草を吸いまくるのは、めちゃくちゃなるほ>>続きを読む
でてくる人たち全員嫌なんだが、もう一回観たいなと思っているので、ということは「おもしろーい」と私は思っているということなんだろう。
ほとんど同じだけど微妙にもしくは大胆に異なる世界線の並列というのは>>続きを読む
意味のあるなしはおいといて物語と関係ないシーン、カットが幾つもある。それが本当に良いッと思った。
もっどスリムにできるよ、あれもそれも削れるじゃんということではない。削ることができるいくつものシーン>>続きを読む
2人が入居した夜まではかなりわくわく観ていたんだがそこからが良い話──ともすれば良い話すぎる。いや良い話でいいんだけど、私は別にいま現在、良い話を知りたくて映画を観ているわけじゃないんだなと、良い話>>続きを読む
ラストシーンのもの凄さはそうなんだけど、ていうか電車内、駅ホームなど、まじでどうやって撮ってるんだ?という戦慄を感じる。
鉄道警察に連行されることを辞さないで敢行したのか?なんにせよ凄すぎる。三脚立て>>続きを読む
無関係なものがいろいろ関連していくような、くだらないエピソードがなぜか幹のようになっているような、なんじゃそれ!となるような、そういう豊かさがあるものなんじゃないかと思って観たが、普通に伏線を回収して>>続きを読む
跳ね回るカップル二人の身体が時として画面からはみ出してしまうんじゃないかと何回か思った。だけど3Dのように本当に飛び出てくるわけもなく、彼らの身体はスクリーンの垂直もしくは水平に切断され、その先は見え>>続きを読む
劇場では変顔アクションの都度笑いが起き、そしてまたトークショーの監督の弁によれば海外の上映の際にも爆笑が起きていたということだが、私は一度も笑わなかった。むしろ戦慄を感じていた。ハルミが変顔をするた>>続きを読む
カラスよけCDグッドアイデア
追記
ラブライフの素晴らしさの一つとして今ふと思ったことがあって、しかしながらこれがどのくらい観客に感銘として波及しているのだろうか、波及の結果として言及がされてい>>続きを読む
これをメインヴィジュアルにしようって言い出したの誰なんだろう。本当に素晴らしい、涙がホロリと一滴落ちて、不思議な気持ちになる写真だ。トーベ・ヤンソンの描いた絵みたいだ。
バカンスという文化は日本>>続きを読む
最近読んだ小説に、「詩人はいつもひとりぼっちだ」という文言があった。その小説の中では"詩人"たる主人公は悲惨な運命の中へひとりひたすら転落してゆくのだが、その"ひとりひたすら転落してゆく"ということ>>続きを読む
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コスプレでしかないっていうのもそうなんだけども、それはもうジョジョを日本人で実写化するにおいては一旦しょうがないとして、そんなことよりとにかく脚本がやる気なさすぎるだろうよと思うけど、とにかく小松菜奈>>続きを読む
たしか、たしか…観た…はず〜?
ってことはたぶん、アクションシーンがすごく良かったとか……思った…はず〜?
ただ現在目の前にいる人を普通に愛する、そんな簡単なことがどうしてできなかったの?という質問があって、その答えが「あの頃は若かったから」というのは、つまり未熟だったということであり、それは言い換えれば>>続きを読む
愛する者の喪失そのものの悲しみを描写するんじゃなくて、「喪失した」という現実その揺るぎない過去性に対していかに向き合い、受け入れ、未来が眼前に広がっている自分はいかにその未来に前を向いていかざるをえ>>続きを読む
立脇実季の映画は立脇実季の監督した映画でしか味わえない。
全選手が踏み入れ足跡だらけになっている場に立脇実季だけが一歩も踏み入れていない。
立脇実季だけが新雪の野を持っている。