くわたさんさんの映画レビュー・感想・評価

くわたさん

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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

3.0

デ・パルマ監督が作ったヒッチコックのイミテーション。当時、学校の友人と映画館に観に行った。
のちにハリソン・フォード、シガニー・ウィーバーを脇に従えた「ワーキングガール」で主役を務めるメラニー・グリフ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.3

トム・クルーズファンとしてはそれだけでスコアは高めになってしまうが、これは良かった。まさに彼の為の作品と言っていい。
本作のテーマソングが流れるだけでボルテージが上昇。そして何よりも彼のアクションシー
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.8

Filmarks試写会に参加。
非常にクオリティの高い作品という印象。
絵の質感が素晴らしくキャラクターの表情が豊かで感情移入しやすい。またアクションシーンも音と大画面の迫力で圧倒、エンタメ性が高く観
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.5

メリー・ポピンズが空から現れるその登場の仕方に思わず笑ってしまった。クラシックな雰囲気でキャストに品格が感じるが、なんといってもジュリー・アンドリュースの歌と表情、ダンスは素晴らしかった。
見終わった
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

過去の出来事が原因で心を閉ざし生きるひとりの男、この主人公にものすごく共感を覚えた。
回想シーンを織り混ぜた構成はこの物語をより深いものにしている。が、なんといっても主人公を演じたケイシー・アフレック
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普通の人々(1980年製作の映画)

4.3

鬱病を真正面から描いた本作はアカデミー作品賞を受賞、ロバート・レッドフォードが初めて監督した作品としても有名だが、観たのは今回初めて。
想像はしていたがかなり重い内容だった。
ごく平凡な家族が長男の事
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ドアをノックするのは誰?(1968年製作の映画)

4.0

ハーヴェイ・カイテル作品を観たくなり、彼の作品を検索したら一番古い作品がこれだった。
彼を初めて観たのは「タクシードライバー」のスポーツ役。そのどうしようもないチンピラな人物像がデ・ニーロ演じるトラヴ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

話題の映画を鑑賞。
予想を越えて面白かった。
上映後にキャストのトークショーとサイン会があり、思わずパンフレットを購入、サインをもらってしまった。
キャストの皆さんとにかくいい人だった。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.5

エマ・ストーン目当てで鑑賞。
テニスに詳しい訳ではないし当時のことも全く知らないが、エマ・ストーン演じる実在の女子テニスプレイヤーと男性至上主義ボビーとのテニス対決は熱く観入ってしまった。この試合シー
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パラダイス・アレイ(1978年製作の映画)

3.8

この映画はプロレス黄金期の1983年にテレビ放送され、初代タイガーマスク(佐山サトル)が吹替えを演じたことで印象に残っている。この年、新日本プロレスでクーデターが発生、初代タイガーは引退した(その後復>>続きを読む

ジャッカル(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画で最も印象に残るのはなんといってもジャック・ブラックの殺られっぷりだ。
ジャック・ブラックは隠れて銃を製造、その顧客ブルース・ウィリスとのやりとりが忘れられない。
値段交渉で高い値段を吹っかけ
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

4.1

W杯の興奮冷めやらぬ中、サッカー映画で真っ先に思い浮かんだのがこれ。
この映画を初めて観たのは初回テレビ放送時。当時スタローン好きの自分はこの映画がテレビ放送されるのをひたすら待ち続けた。
本作は第二
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

今年一番の話題作を満を持して鑑賞。
率直にいいと感じた。
時間を忘れるほどこの映画に観入ってしまった。

ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.5

ジム・キャリーの得たいのしれなさが印象に残る。
この映画、コメディとして撮られているが、ストーカーを演じるジム・キャリーの演技が彼独特の豊かすぎる表情や仕草がコメディの枠を越え本物のストーカーに見えて
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テネイシャスD 運命のピックをさがせ!(2006年製作の映画)

4.0

面白い。
厳格な家を飛び出してハリウッドにやってきたデブのJB(ジャック・ブラック)。母親から仕送りを貰いながら路上でギター弾きをしているハゲのKG(カイル・ガス)。
デブとハゲのコンビがロックスター
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稲村ジェーン(1990年製作の映画)

2.0

桑田佳祐ファンとしては残念な作品。
しかし彼は音楽の才能が突出しているのでそれだけで十分と思う。


(追記レビュー)
失敗作として自分が真っ先に頭に浮かぶ作品がある。それは桑田佳祐最初で最後の監督作
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荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて(2014年製作の映画)

3.8

これはなかなか面白い。
荒野を舞台とする本作、主人公が負け犬の羊飼いという設定が笑える。
何気なく観たせいか結構楽しめた。
気楽に見てほしい作品。

本作邦題タイトルを個人的に考えてみた。
それは「荒
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.5

偉大なる青二才(古舘伊知郎がつけたあだ名)小沢健二の「恋しくて」の歌詞に登場するこの映画。彼の音楽を好んで聴く自分は前からこの映画のことがずっと気になっていた。

鑑賞してみて
まあまあ面白かった。こ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

この作品を観て最も共感できた部分、それは主人公オギーとその親友ジャック。
主人公オンリーではなく各々の視点で描かれている点がものすごく共感、完全に少年時代に戻った気分でこの映画を見た。
損得抜きに楽し
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

3.8

自分史上最も好きなコメディエンヌを挙げるとしたら間違いなくこの人を挙げる。
ゴールディ・ホーン。
映画に興味を持ったころ本作が公開され、そのルックスに惚れた。
その後長らく一線にいた生ける伝説。
本作
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.5

デ・パルマ監督の至高の一本と言えばこれ。
はっきり言って完全に自分好み。
華やかな音楽シーンに隠されたドス黒い部分を容赦せずに描いていてしかも笑える。
監督のセンスが光る快作。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.5

フェイ・ダナウェイの最後の一瞬の表情が忘れられない。魂を揺さぶりつづける一本。

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

本作を観終えて。
面白い作品に違いないと思うがいかんせん期待値が高過ぎた。
登場人物では大富豪のおじいさんが意外にも好印象、犯人グループのひとりと交渉人はなかなか見応えを感じさせる。最も期待していたミ
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.0

ある主婦のメンタルが崩壊する様子を描いた作品。ジーナ・ローランズ演じる主人公は出だしから怪しい感じでその予兆は感じられるのだが、その後彼女がクレージーな状態に豹変、その仕上がりは見事という他ない。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

4.0

当時を思い出す。
MTV感覚の映像と音楽と編集の快感でドラマ性は希薄だが主演女優ジェニファー・ビールスのダンスと音楽は胸が熱くなる。オーディションのダンスは映画史に残る名シーンだ。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.0

当時観た作品。
学校をさぼり、高校生としての完璧な一日を過ごす若者を描く青春映画。軽いノリが面白い。
学校をさぼりで思い出したのが、たしか阪神が初めて日本一になった1985年、日本シリーズ第一戦、阪神
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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008年製作の映画)

3.8

スコセッシ監督が作ったローリング・ストーンズの2006年ライブドキュメンタリー。
ストーンズは個人的に思い入れが深く、彼らの音楽は勿論、バンドのデビューからこれまでの経緯に興味があり、ドキュメンタリー
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

4.3

しょこたん(中川翔子)推しのブルース・リー。
彼女曰く「ブルース・リーの歴史と功績を振り返ることは、もはや人類にとっての義務教育ですよ!」
これにはさすがに笑ってしまうが、あながち否定できない説得力を
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.2

今も昔もヒーロー、ジャッキー・チェン。彼の魅力はその愛すべきキャラクターとずば抜けた身体能力。子どもの頃、初めてひとりで映画館に観に行ったのが「バトルクリーク・ブロー」。それ以降彼の作品を観に映画館に>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

本日観ましたよ「レディ・プレイヤー1」。

スピルバーグ監督作品は先日「ペンタゴン・ペーパーズ」を鑑賞したばかりだが、今回奇しくも立て続けに(あいだに一本挟んで)近年のスピルバーグ作品を鑑賞する機会と
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ショーガール(1995年製作の映画)

4.0

この作品をラジー賞を受賞したからといって切り捨てることなかれ。
たしかに本作は裸のオンパレードなので決して品があるとは言えない。このような作品を本気で受け付けない人がいるのも分かる。が、しかしアメリカ
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

デヴィッド・フィンチャー監督は本作と「ファイト・クラブ」のイメージが強い。
特に「ファイト・クラブ」はBlu-rayを所有、個人的にお気に入り。オープニング映像だけでご飯三杯はいける。
ハリウッドのメ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.4

前に映画館でこの作品の予告編が映し出されたときに、これは絶対に観るだろうと確信した。それは元フィギュアスケート選手トーニャ・ハーディングの半生を描いた作品だからだ。

トーニャといえばリレハンメルオリ
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

ルールがテーマの本作。
ニコール・キッドマン演じるヒロインはルールを守ることで地獄を見る。そんな必要は何一つないにもかかわらず。

実はこの作品を作ったデンマーク人監督を酷評するつもりで本作を観たが、
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仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年製作の映画)

3.5

本作は「東映まんがまつり」の一編として公開された東映の中編映画作品。
おそらく自分が初めて映画館で観た作品ではないだろうか。当時のヒーローは仮面ライダーV3、電人ザボーガー、シルバー仮面、キカイダー0
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.1

子供のころ、女性が窓ガラスに顔面を押し付けられ変顔になってしまうそのシーンをテレビで見たときにかなりのショックを受けた。
これは「決してひとりでは見てはいけない」と心に誓ったはずだったが…。

ハッタ
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