松原慶太さんの映画レビュー・感想・評価

松原慶太

松原慶太

★3が水準作、★3.5以上は傑作、★4つ以上は名作です。はぐれ中年アートディレクター旅情篇。個人映画ブログ http://eigani.blog.jp

強奪のトライアングル(2007年製作の映画)

2.6

三人の中年の飲み仲間がバーで話している。ワケありで金が必要だがどうしようかと。仲間のひとりはヤクザから銀行強盗の運転手を頼まれ断れずにいる。しかし犯罪はマズイよと三人は相談している。

たまたまバーに
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

2.4

「39」とは刑法39条(精神障害者の罪を減ずることを趣旨とした条文)のこと。

ある若夫婦が殺害される。逮捕された男(堤真一)には、精神鑑定の必要があるということで、精神科医(杉浦直樹)とその助手(鈴
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映画監督ジョニー・トー 香港ノワールに生きて(2010年製作の映画)

3.0

これもまた、香港の景色が見たくて鑑賞。フランス人監督が撮った、香港ヤクザ映画で知られるジョニー・トー監督のドキュメンタリー。

正直言うと、ジョニー・トー作品をろくすっぽ見たことがなかったんですが、時
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新・極道の妻たち 覚悟しいや(1993年製作の映画)

2.3

なにか香港の風景が見たいなと検索したところ、極妻6作目のこれがヒット。出所後の岩下志麻が、傷心旅行先の香港で運命的な出逢いをする...みたいな話らしい。

極妻初めてだったが、Vシネ感漂う、雑なストー
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.1

僕は「オーシャンズ11」が大好きなので、とうぜん「12」も「13」も何回かづつ見た、筈なのであるが、この映画見始めてまったく記憶にない。

序盤は例によってめちゃめちゃスマートでかっこいい。「おかしい
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ラスト・べガス(2013年製作の映画)

2.9

ブルックリン育ちの爺様4人組が、仲間の結婚を機に再集結。ラスベガスで独身最後(人生最期?)のはちゃめちゃなバカンスを過ごす。軽い気持ちで観れる、よくもわるくも手堅い一本。

話は逸れるが、ハリウッド映
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.0

レゴのムービーシリーズの中でも、数あるバットマンの諸作の中でも、トップレベルのできばえで、いやはや、恐れ入りました。

まず映像表現ですが、レゴムービーをご覧になったかたならご存知のように、まるでレゴ
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.2

「シンゴジラ」よりは正攻法で、ゴジラの新作を作るという課題に向き合っている。とにかく映像表現はすごい。「BLAME!(ブラム)」系統のCG(フルCGだが顔だけアニメ的な造形)で、技術的な可能性を感じた>>続きを読む

ポルカ・キング(2017年製作の映画)

3.9

ポーランド移民のヤン・レヴァン(ジャック・ブラック)はポルカ歌手。アメリカで夢を掴むためバンドを率いてドサ回りをしている。

やがて彼はグラミー賞にノミネートされるまでになるのだが、同時に巨額の投資詐
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カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

4.0

数年ぶり2度目の鑑賞。韓国の三大未解決事件のひとつ「カエル少年事件」をあつかったもの。

1991年、韓国の田舎町、大邱の小学生5人組が「臥竜山にカエルを捕まえに行く」と家を出たきり失踪。事件が忘れ去
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三国志英傑伝 関羽(2011年製作の映画)

2.7

三国志演義の比較的最初のほう、曹操に囚われていた関羽が、劉備と合流するためひたすら敵陣突破する「関羽千里行」というエピソードがありまして、それを映画化したもの。

関羽をドニー・イェン、曹操をチアン・
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デビルマン(2004年製作の映画)

2.2

「Devilman Crybaby」を観るまえの予習として、この名高き作品を初鑑賞。

で、期待値が極限まで下がっていたためでしょうか。意外と悪くない、悪くないというか、糞作は糞作ですが、ちゃんと原作
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呪怨2(2003年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

シャブで捕まる前の、のりPが主演。演技はいまいち。お化け屋敷的なビックリ度も前作の方が上。結末にロジカルな納得度がない。

大ネタは「ローズマリーの赤ちゃん」からの引用だと思いますが、その後の蛇足が長
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呪怨(2002年製作の映画)

3.7

清水崇監督の「呪怨」シリーズもいろいろあって、どういう順番で見ればいいのか分かりませんが、とりあえず劇場版のこれから挑戦。いちばん可愛かったころの奥菜恵が主役。伊東美咲は脇役なので勿体ない。

短いオ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

いやー楽しい楽しい。Netflixオリジナルとしては最高レベルの1本。

東側某国独裁者の裁判に証人喚問された、元殺し屋。彼をオランダのハーグ国際裁判所まで護送するために呼ばれたボディーガードは、おた
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

2.5

サイモン・ペッグ+モンティパイソン+ロビン・ウィリアムスと、この組み合わせで面白くならない筈はないのだが、まるでケミストリー起きていなかった。なんとも焦点の定まらない中途半端なコメディになっている。>>続きを読む

宇宙人ポール(2010年製作の映画)

3.9

イギリスのオタクふたり組(売れないSF作家とイラストレーター)が、コミコンに参加するためにカリフォルニアにやってくる。キャンピングカーを借りた彼らは、UFOやSFの聖地をまわるアメリカ横断の旅に出るの>>続きを読む

技術者たち(2015年製作の映画)

2.8

主人公はウナギイヌみたいな顔をしている。これ女子からするとイケメンなの? 前半は、とにかく金庫破り+ハッカーものあるある感満載で退屈。

ところが中盤から、予想をうらぎる展開で面白くなってくる。ヤクザ
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

2.4

ジョニー・デップの演技もコテコテ。CGもコテコテ。とにかく、なにからなにまでくどいコメディです。

ジョニデは破産寸前の闇美術ブローカーで、税金の差し押さえを見逃してもらう代わりに、盗難にあったゴヤの
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

2.8

前作も見た筈だが内容は忘れてしまった。イマイチだったかなという記憶だけがある。本作も印象は変わらず。こういう設定の探偵ものシリーズは大好きなので応援しているが、全体的に2時間ドラマのような安っぽさが気>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

かなり上質な、映画らしい映画を見たという満足感がある。邦画最高レベルの監督と俳優陣が、これ以上ない人間ドラマを見せてくれる。

冒頭、八王子の住宅街で夫婦が殺され、犯人は整形をして逃亡しているという報
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.5

前作でも思ったけど、もう評価不能だわ。

客観的なシネフィル目線でいうと映画的には駄目駄目レベルなんだけど、30年来のファン目線でいうともういつもの連中が出てきて大冒険してるだけで面白くて面白くてしょ
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.5

この映画を見て「なんか面白くなりそうなポイントはいろいろありつつも全体的に面白くない」と感じた人は原作かアニメ版を見てください(追記:Netflixの実写ドラマ版がその後出来まして、それが現時点で最高>>続きを読む

京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

2.9

1930年代、日本占領下の朝鮮の山奥にある療養所。寄宿舎ふうのその施設には、若い女性ばかりが集められていた。

日本統治下という時代背景が、まず薄暗い雰囲気を醸し出しています。寮長や軍人は日本語を喋り
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鬼はさまよう(2015年製作の映画)

2.7

まず映画開始早々、連続殺人犯人が捕まってしまうんですよね。「えっ、このあと話どうなるの」と思っていると、被害者女性の兄(刑事=主人公)と、その被害者の夫と、ふたりの苦悩に物語はフォーカスします。

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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.6

心を閉ざした天才少年と、心に傷を持つ精神科医が出会う、という話。アメリカ人って、ギフテッドというか、数学の天才みたいな話好きね。

いちばん驚くのは、この脚本書いたのが、まだ若いマット・デイモンとベン
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好きでもないくせに(2016年製作の映画)

1.2

押しに弱くて、誰とでも寝るが、好きな男とは寝れない女の子が主人公。まあご託はいろいろあるでしょうが、けっきょく、主役の子を脱がすための作品だったのではないでしょうか...。ビッチならビッチで突き抜けた>>続きを読む

砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.8

これはやられたわ。登場人物誰もが嘘をついている。アシスタント役の「嘘発見器」ググ・バサ=ローが救いになっている。

テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

1.0

ま〜〜、胸がスカッとするくらいの糞映画です 笑。フィルマークスで初めて1点を付けました。

まず、ブレードランナー丸パクリの冒頭世界観からして、監督の正気を疑うレベル。大丈夫なのこれ。オマージュでもな
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.2

「ウシジマくん」1と2にひきつづき、3と4(Final)を鑑賞。

なんだろう、3から急にクオリティ下がったね。二本撮りしているせいだろうか、脚本も演出も雑な感じがした。たんじゅんに編集の前後関係まち
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闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

2.9

前作にひきつづき、けっして映画としては上手くないのですが、筋が面白いので見てしまう。それと、配役陣がかなり豪華になり、パワーアップ感あります。

とくにホストにハマって風俗に堕ちていく女の子(門脇麦)
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映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

2.6

映画としてはどうかなというレベルだが、筋は面白いのでついつい見てしまう。

山田くんは小柄なのに迫力出してたと思う。しかし人殺しちゃったらリアリティ的にちょっとあれじゃないんですかね。

男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

3.5

22作目、大原麗子の回。薄幸なバツイチ女を可愛らしく演じている。

作品を見るうえで余計な知識かもしれないが、彼女が実人生において結婚離婚を繰り返し、最期は孤独死したことを考えると、かなり切ない話では
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.8

リアルタイム以来ひさびさの鑑賞。主演のパム・グリアかっこいい、と当時と同じ感想を持った。パム・グリアは、70'sの黒人スターで、日本で言えば梶芽衣子か藤純子みたいな(?)女優を、タランティーノがリバイ>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

2.7

哲学的な含みを持たせた導入はよかった。このままのテイストで行って欲しかった。

しかし終わってみればなんだかなあ。

観客に解釈を委ねるといえば聞こえはいいが、ようするに、作りきれてなかったのじゃない
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.6

トム・クルーズの「ジャック・リーチャー」もの第1作。ジャック・リーチャーは元陸軍憲兵隊の捜査官で、かずかずの軍功を立てたのち、除隊して姿を消した謎の男という設定。

この映画むかし見たことあったと思い
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