けーなさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.5

とにかく、ハリーポッターシリーズは、原作が好きなので、映画も高得点になってしまう。やはり、このシリーズは、本を読んでから観るべき映画だと思う。本を読んでいない人が観ても分かるように作ってはいるのだろう>>続きを読む

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.3

今作は、映像が、とても暗い。絶えず黒い雲に覆われていて、薄暗いのだ。それは、闇の帝王の復活により、魔法界もマグル(人間)の世界も暗くなっている様子を表しているからである。重苦しくも感じるが、この方が、>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.2

ハリー・ポッターは、原作の小説が大好きで、発売と同時に買って何度も読んだし、映画も、公開中に劇場で観ているが、fillmarksを始めてから、不死鳥の騎士団以降をきちんと観ていなかったので、改めて見直>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.6

「きっと、うまくいく」があまりに良い出来で、インド映画の底力に驚嘆したものだったので、同じ監督、同じ主演の今作に、自ずと期待が高まり、観るのが楽しみだった。
全く予備知識なしで見たので、始まるなり、え
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マン・オン・ワイヤー(2008年製作の映画)

3.6

ゼメキスが監督で、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演の映画「ザ・ウォーク」の、いわば本物版。NY世界貿易センタービルのツインタワー間で、綱渡りをしたフィリップ・プティの挑戦を、本人や関係者の証言と再現>>続きを読む

イタリアは呼んでいる(2014年製作の映画)

2.8

イギリスの有名なコメディアンのスティーブ・クーガンとロブ・ブライドンが、実名のまま出演し、劇中でもコメディアンを演じ、グルメ旅の取材で、イタリアを2人で旅する話。

コメディアンなだけあって、2人が、
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

3.4

ヒラリー・スワンクというと、どうしても「ミリオン・ダラー・ベイビー」と「ディア・ブラザー」のイメージが強く、女らしいワンピースを着て出てきた時はびっくりした。

愛しい人に先立たれるのは、さぞかし辛い
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

2.6

3時間超えで、長かった。

ボリス・パステルナークの原作小説は、ロシア革命を批判した作品と見なされて、ロシア国内で発禁となっていたため、イタリアで刊行され、ノーベル文学賞を受賞するが、ソ連共産党によっ
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フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

3.6

音楽がいい。
CCの子供時代を演じている子が、雰囲気出てて、とても印象的。

辛い結末、自分だったらどうするか?ってことばかりを考えてしまって、泣いたり感動するより、暗い気持ちになってしまった。

十戒(1956年製作の映画)

3.3

旧約聖書の出エジプト記を描いた映画。4時間近くあって、とても長いが、聖書を忠実に再現しているため、この長さになったのだろう。なかなか面白かった。

CGの技術など存在しない1956年に作られた映画なの
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.6

ボーンシリーズは、アイデンティティーからスプレマシー、そしてアルティメイタムで最高潮に達し、次が楽しみでならなかった。そして、次の作品が、今作である。しかし、アルティメイタムを超えることはなかった気が>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

とても良かった。さすがイーストウッド。さすがトム・ハンクス。

実話だが、登場する人々のプロ意識に強く感銘を受けた。トム・ハンクス演じる機長は、もちろんのこと、他の乗務員も、そして、沿岸警備隊や、民間
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.4

高得点は、デニーロに。マフィアや狂人を演じてきた彼も、最近では、コメディや心温まる映画に多く出演しており、今作のベンの包容力は、様々な役を演じてきたデニーロの包容力を表しているかのよう。

ベンが、笑
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野いちご(1957年製作の映画)

3.5

名誉学位の授与式に向かう老医師の一日を、彼の悪夢や空想、追憶などの心象風景を交えて描写した作品(by wikipedia)。

1957年の映画。昔の映画らしさが漂うが、当時にしたら、こういったロード
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.5

1の終わりがイマイチだったので、見る気を失っていたが、バリー・ペッパーが出ているというので、見た。バリー・ペッパーのことは、「プライベート・ライアン」の狙撃手役を観てから注目しているので。

2は、完
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

ようやく観た。このような話だとは全く思っていなかった。レーサーの話かと思っていたくらいで…。

頑固だけど、一本筋の通った男の生き様が熱い。名作だ。ラストとエンディングのテーマ曲が素晴らしい。

しか
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サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶(2015年製作の映画)

2.3

かつて父親から虐待を受けた過去を綴った体験記を書いて話題になった作家が、朗読会を開いたところ、すでに亡くなっていると本の中で書かれている父親が現れ、本の内容は、事実ではないと発言し、作家の暮らしが一変>>続きを読む

スプラッシュ(1984年製作の映画)

3.7

昔、観たのに、忘れていて、観ながら思い出した。

ファンタジー要素のラブコメ。トム・ハンクスらしく、ほのぼのとする話。

ロン・ハワード監督の初期の作品。近く公開される「インフェルノ」も楽しみだ。

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.6

北野武作品のファンの人にとっては、コメディ過ぎて、物足りないらしいが、私は、楽しめた。

昔、藤竜也がめちゃめちゃ渋カッコよくて、子供心にも魅かれるものがあった。今見ると、ずいぶん歳取っちゃったなと思
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名探偵登場(1976年製作の映画)

2.5

5人の探偵が大富豪の家に招かれ、殺人予告を受けて、犯人探しをする話。
5人の探偵は、他の話に登場する探偵のパロディーばかりなのだが、そのうちのポワロしか知らないので、パロディーの可笑しさを理解できず、
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.6

ジュード・ロウが、久しぶりのはまり役だったと思う。コリン・ファースも素晴らしかった。
1920年代のニューヨークの街並みの映し方がとても良かった。

学生時代に、トーマス・ウルフを読んだけれども、難し
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ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

4.0

ジーンと胸が熱くなる映画。

複雑な母子家庭に育った少年が、全米一の少年合唱団に入団する話。素行が悪いために、仲間や指導者との間に軋轢が生じるが、次第に才能を開花させ、合唱団に溶け込んで行く。

とに
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ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.4

天才的女性プログラマーが国家機密に関わるサイバーテロに巻き込まれ、自身の存在を抹消されながらも戦うサスペンス。

なかなか面白かった。今ほどネットが進んでいなかった1995年に、この内容は、斬新だった
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ボルサリーノ2(1974年製作の映画)

3.3

レビューを書いていなかったので、再視聴。

今作は、完全に「ボルサリーノ」の続き。1作目のラストで相棒が亡くなり、こちらでは、その葬儀から始まる。1作目は、とてもコミカルな雰囲気だったが、今作は、渋い
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.5

メキシコとの国境からカナダとの国境まで伸びる自然歩道を歩くパシフィック・クレスト・トレイルに1人で挑んだ女性の話。主人公のシェリル・ストレイドの自叙伝を基にした映画。

自然を相手に、果敢に挑む女性の
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ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年製作の映画)

3.7

大統領選を目前に控えたアメリカ大統領にスキャンダルが発覚し、それを揉み消すために、架空の戦争をでっち上げる話。揉み消し屋という職業の人がいて、それをロバート・デニーロが演じている。揉み消すために、マス>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.7

「シカゴ」と「コールドマウンテン」では、圧倒的な演技力を見せつけたレネー・ゼルウィガーが、その2作より前に演じていたラブコメ。気楽に見るのにぴったり。
レネーは、10キロ近く増量して、この役に臨んだそ
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マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

2.9

前作の方が面白かった。今作は、ストーリーが薄っぺらい。しかし、前半の青春ロードムービーという感じの部分がなかなか良かった。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

2.7

「12モンキーズ」と「Dr.パルナサスの鏡」は、好きだけれども、やっぱりテリー・ギリアム作品、よく分からない。

今作を昔見た時にも、よく分からなくて、チンプンカンプンだった。ロバート・デ・ニーロが、
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戦争と平和(1956年製作の映画)

3.3

ナポレオン侵攻のロシアが舞台。戦争中のロシア貴族の興亡と恋愛模様が描かれている。

とにかく3時間半なので、とても長い。最初、色々な人が登場するので、誰が誰だか分からなくて、後半になって、ようやく人
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ザ・ダイバー(2000年製作の映画)

4.2

アメリカ海軍において、黒人差別が強く存在した1940年代に、黒人として初めて「マスターダイバー」の称号を得た、実在の潜水士カール・ブラシアの半生を描いた感動作。とても素晴らしい作品なのに、知名度低くて>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.5

3部作続けて観ると、とにかく、このシリーズの良さがよく分かる。2のラストは、3の中のここに繋がるんだったのか‼︎ 素晴らしい出来の映画だ。

そして、今作のラストがとても良い。次作を早く観たい。

3
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

「ボーン・アイデンティティー」から2年後に劇場公開された今作。そして、次作の「ボーン・アルティメイタム」は、さらに、その3年後に公開された。以前、時期を置いて見た時には、細部を忘れていたため、ピンと来>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.3

笑えるし、泣ける。とてもいい映画だと思う。ヴィンセント演じるビル・マーレイがとても巧い。

原題は、「St. Vincent」(聖人ヴィンセント)。この映画の中で、聖人(St.=Saint)は、非常に
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

何度観ても面白い。ロバート・ラドラムの小説が基になっているので、話がしっかりと出来上がっているから面白いのだろう。

それに、やはりマット・デイモンが素晴らしい。今見ると、まだ若いマット・デイモン。こ
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.4

「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」が大好きなので、同じく、ジュゼッペ・トルナトーレ監督で、音楽がエンニオ・モリコーネということで、とても期待して観た。

前作の「鑑定士と顔のない依頼
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