azukiさんの映画レビュー・感想・評価

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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

トム・ウェイツ登場シーンの煙と光 なにあれ 忘れられない

マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.0

マネージャーが最高……!

Marry MeよりAfter Loveが本当にBest & Favorite Track

これぞラブコメっていう王道の中で
ダンスシーンの記念撮影ブースのカメラがタブレ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

これこそモノクロにする意味のある映画、パーソナルに見えて普遍的である
終盤のあるシーンはぼろぼろ泣いてしまった
是枝監督なグッドウィルハンティング

Be funny, comma,
when you
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

4.2

なんだかすごい苦しみの中から生まれたエンターテインメントのような気がして美しくて圧倒された。

湖のランスロ(1974年製作の映画)

5.0

一生忘れない映画。
ラストショットから、暗転して映画が終わったときのあの感情は、他の映画には感じ得ないとまで思う。

『戦場のメリークリスマス』の、ジャック・セリアズを初めて見るヨノイのショットの如く
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前半に伏線を張っておいて後半畳みかけて回収していくカメ止め系映画かと思いきや、二部構成になりきらないので、もどかしかった。
例えば、高橋克己のスピーチは全編そのまま聞けて、あのコミカルな練習が一つのお
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.3

これはモノクロで語られるべき噺では無いな…歴史物ではなくホームビデオ

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これは『雨月物語』じゃないか。面白かった…

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.7

尺に対する話の展開がちょうど良いペース。映像も綺麗だし編集も洒落てた。
持ち前の才能を評価されてある日突然特別な世界に引き抜かれ大活躍する男が窮地に追い詰められていく様が気持ちのいいテンポで描かれる。
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.8

先日鑑賞した『海を駆ける』に感銘を受け鑑賞。
完璧な脚本(テーマの提示、きっかけ、第一幕の締め、ミッドポイントの衝撃、残酷なまでに鮮やかなファイナルイメージ)に脱帽。妻の描写を中心に物語は進むが、主人
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シエラ・バージェスはルーザー(2018年製作の映画)

3.4

何だかキャラクターぶれてない?!って思うところもあったけど、人って一貫性がないものだし、人間関係も壊れたり戻ったりするものだしっていう目線で見ると納得もできた。
恋愛もだけど、きらきらした友情に最後は
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ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き(2006年製作の映画)

3.4

こんな感じでポジティブに別れられたらいいなぁ。
と思わされるめちゃくちゃ現実的な映画だった。特に派手なドラマはなく静かに淡々と進む。
ジェニファー・アニストン、スタイル良すぎ。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

せっかく面白い設定なのに退屈だった。ホラー映画の最後のクライマックスのシーンを90分に薄く引きのばしたような印象を感じた。
登場人物の判断や行動もツッコミどころが多く、こういうシーンがあったら怖い・面
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シックス・バルーン(2018年製作の映画)

3.8

限られた空間(家、車内、道路)と時間、ただ一日のパーティをするまでの出来事というミニマルな世界観なのに、深く広がる語り口が素晴らしい作品。
ミセス・ダロウェイ的ともいうか。

どこか演劇を見ているかの
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.7

無鉄砲な奇跡の実話かと思いきや、ちゃんと現実味のある話で良かった。
キャラクターの個性がしっかり描かれているので、それぞれに愛着を持てて入り込めた。

マイケル・ペーニャ良かった。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

ヒーローになるまでの過程や修行のシーンが丁寧に描かれるタイプのアクション映画だった。

バリエーションのある能力で、いろんな活用の仕方があると思うので、他作品での活躍を見るのが楽しみになるヒーロー。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

楽しく、懐かしく、新しい映画。
IMAX3Dで鑑賞したけれど、4Dでも見たかった。特にカーレースのシーン。

ゲームの攻略に何度も苦戦して繰り返し挑んだ思い出、友達からこっそり聞いたヒント、ネットで見
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

アベンジャーズ インフィニティ・ウォーでその魅力にやられてしまって、未見だったので慌てて見ました。

新たな、だけどどこか懐かしいヒーロー像、ヒロイン像いいなー。
スタート地点は、ここから描きますって
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

えーそんなんアリなのっていう感想しかなく、見終わった後ひたすら えーとかあーとかうーとかそんなーとか言う人になってたけど
こういうことやってのけるの好きだし面白いしやられた。

シリーズほぼ観てない自
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.7

ノリノリで見た。
楽曲とてもカッコいい。車を使ってビートを刻みながら、パティがラップ始めるところすごく良かった。

夜のガソリンスタンドのラップバトルは、もっとパティにも早口でまくしたてて欲しかったと
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

見る前から絶対好きだと分かっていたけれども、やっぱり好きだった。
原作を買ってしまった。

ティモシー・シャラメ、何と美しいのか。恋の駆け引きや嘘や本当や、さりげなさや大胆さ。いろんな対比や葛藤の控え
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.4

すごい。最高。カタルシスってこういうこと。精神を浄化されるような映画だった。

めちゃくちゃグロくてダークで鬱な話なんだけど、同時にあらゆる愛情の形が肯定されているようにも思えて、泣けて泣けて仕方がな
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.2

なんだろう、ティーンたちの修行や青春にスポットがあたっているわけでもなく、アクション全てなわけでもなく、シリアス展開を推しているわけでもなく、どれも中途半端な感じがした。
操縦シーンこんなにダサかった
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

すごいカメラワークと編集。特に冒頭。

どこだったか、メリル・ストリープが視線を上げると(振り返ると?)トム・ハンクスがいる、みたいなところ、カットを割ることで全て語っている感じがすごいと思った。
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった!
どんどんと旬のテーマを取り入れてくるコナン映画さすが。

最初のほうの展開、今までのコナン映画にない新しい感じのシリアスさでドキドキした。

安室さんとコナンがかっこいいのは
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娼年(2018年製作の映画)

3.4

原作を読んだときに脳内にあった映像がそのままスクリーンにある感じだった。

松坂桃李のフィニッシュの演技がもったいつけているというか、いつも同じパターンで(露骨に映せないだけに)分かりやすくしているの
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.2

何も期待せず、なんかIMAX見たいとふらーっと入った劇場にて。
めちゃくちゃ楽しめました。

個人的に幼少期のトラウマである『ジュマンジ』...それをこんな青春コメディおもしろゲームに塗り替えてくれる
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ブラッディ・リベンジ(2017年製作の映画)

4.0

これはおもしろい。
前半が好きか中盤以降が好きかで好みが別れそう。自分は前者。
硬派な展開もできただろうところ、あえてB級スリラーなものに仕上がっていくのが、この作品のおもしろいところなのだろうけども
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

だんだんと話の全貌が見えてくるような構成になっていて楽しかった。
サスペンス的なストーリー展開。
おじいちゃんと少女の心の交流、魂の出会い、みたいな話ではないとは思うけれど...

人がドアを開けて部
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.0

確かに「冒頭のドライブ感」以外は完璧だー。映画的演出といい、キー台詞といい、脇役含めた役者たちの演技力といい...
賀来賢人すごく良かった。

演出といえば、茶道部備品、からの下りがかなりぐっときて号
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.5

究極の愛欲は男を極限的にロジカルな行動へと導く。
現実的な理想にこだわる女と、どんな魅力もヒステリーへと変貌していく女の様を、やや誇張的ながらも的確に描いていて、両性に対するその洞察力の高さにやられた
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ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

4.0

一緒だとは言えないのは分かってるんだけど、本質的に『ラースと、その彼女』を思い出しませんかこの映画。何とも言えない愛おしさが。

強調される共感のできなさから、誰もが心のどこかで望んでいるであろう、他
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.2

好きな映画。ちょっと違うかもしれないけど、ヘミングウェイの小説を読んでいるかのよう。そしてちょっと違うかもしれないけど、『パターソン』が好きな人には確かにおすすめしたい映画。

ジャンプカットフェチな
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