けんさんさんの映画レビュー・感想・評価

けんさん

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空気人形(2009年製作の映画)

4.0

舐めてかかると「チコちゃんに叱られる!」作品。

フォローさせていただいている方のレビューが気になり鑑賞したが、先入観を全く覆された良い意味で裏切られる大変奥深い良作だった。

人形が心を持つと言うセ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.5

とにかく盲目の退役軍人を演じるアルパチーノの演技が凄すぎる!

座頭市のように目を開けているのか瞑っているのかわからないような演技ではなく(これはこれでその良さがあるとは思うが)、目をぱっちりと開けた
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.1

ガガ恐るべし!

歌手・ミュージシャンとしての実力は言うまでもないが、女優としてもこれだけの才能を持った人物とは正直思っても見なかった。

特に彼女のスッピンの「目力」には吸い込まれそうになる。

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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.3

「ダンガル🎵、ダンガル🎶」

「きっとうまくいく」のアーミル・カーンに魅せられて、彼の出演している他の作品を模索している中、フォローさせていだいている方のご推薦で鑑賞。

実話を元にして創られたとのこ
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あなたへ(2012年製作の映画)

4.0

ずっと昔に鑑賞したことを思い出しての記録。

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.5

この作品もフォローさせていただいている方の一押しの作品と言うことで、満を持して鑑賞したが、まるで編み物のようにじっくりと、ゆっくりと感動が紡がれるていく素晴らしい作品だった。

この作品はカナダの有名
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

4.3

韓国映画をこよなく愛されている方の高い評価に導かれてようやく鑑賞。

その方の評する通り、韓国映画の魅力がぎっしりと詰まった完成度の高い作品だった。

容赦ない激しくて残虐なシーンがあると思えば、それ
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告発(1995年製作の映画)

4.3

1963年アルカトラス刑務所は永久に閉鎖された。

その経緯が実話を元にして作られた作品だけに、リアル感を持ってグサグサとストレートに胸にささる。

あまりにも強烈で悲惨な虐待を受けた心や身体の深い傷
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

「なりたかった大人になれなかった人へ」

夫として、父親として、そして息子としてもダメ男である阿部寛扮する良多に「おいおい、しっかりせんかい!」と呟き、イライラしながら物語は進むが、ふと自分と重ね合わ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.1

イギリスの超豪華キャストによる心温まる秀逸なラブコメディ作品。

テンポの良いオムニバス形式だが、ストーリーが進むにつれて、互いに繋がっていたことが分かり、最終的には作品の一体感を感じさせてくれる。
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ローズ(1979年製作の映画)

4.1

歌うこと
人を愛すること
両方を手に入れることの難しいのが
大スターの宿命

ストーリーは単純明快だが、大スターの苦悩を上手く描いている。

1960年代後半に人気を博した女性ロック・シンガーのジャニ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.0

死刑廃止論をテーマとした異色のサスペンスであるが、エンディングに近いどんでん返しに加えて、ラストシーンでの更なる大どんでん返しに衝撃を受ける驚嘆の作品。

また衝撃的なラストシーンのみならず、常に観る
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無伴奏(2016年製作の映画)

3.7

同性愛×男女愛
若者のエネルギー×安保反対
自己の存在×生きている意味

うーん、私の感性が弱いからかも知れないが、一度原作を読んでみないと、この作品に込められたメッセージの整理がなかなかつかないなぁ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

一市民の配管工事のトラブルを、裁判を通してレバノンとパレスチナの宗教紛争問題のテーマにまで描き切ったストーリーは見事としか言いようがない素晴らしい作品。

第90回アカデミー賞外国語映画賞にノミネート
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

フォローさせていただいている方々のお薦めの作品であったので、満を持してての鑑賞。

アクション系では「痛快」と言う言葉が頻繁に使われるが、この作品はその類いではないのに、まさに「痛快」と言う言葉がピッ
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.3

フォロワーの方々の評価も高いこともあり、ずっと気になっていたが、ようやく鑑賞することができた。

実話を元にした夢を追いかける高校生のサクセスストーリーではあるが、家族を始めとした主人公を取り巻く人間
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.3

ストーリーがシンプルであることはある程度予想はしていたが、あまりにもシンプル過ぎたので、結局長瀬君を始めとし、ディーン・フジオカ、高橋一生、中林大樹、中村蒼、阿部顕嵐等のイケメン祭りの映画になってしま>>続きを読む

わが教え子、ヒトラー(2007年製作の映画)

3.4

「善き人のためのソナタ」で好演したウルリッヒ・ミューエの遺作と知り鑑賞。

内容の良し悪しはともかく、監督がユダヤ人で、ヒトラーの弱みや悩みをコメディタッチに描き、またヒトラーの側近達も無能な取巻きと
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

親子って何だろう?
家族って何だろう?
格差社会は何を生むのか?

鑑賞前は「万引き」と言うインパクトのあるワードに意識が寄せられがちだったが、これはあくまでもテーマの切り口。

「そして父になる」に
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

マナーが紳士を作る!
この「マナー」の意味がまさに曲者!

英国紳士(上品)とグロ(下品)と言う対極を、これ程までにコミカルに調和させて楽しませてくれるとは、本当にビックリの作品。

もちろん意見が別
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

「ギフト用の包装をいたしますか?」
「要らない。これは私のための本なのだ」

主人公と書店員とのラストシーンでのこの会話で、それまでのストーリーのやるせなさ感が全て拭われた。

主人公を務めたウルリッ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.4

しっかりとしたシナリオとテンポの速い展開にハラハラさせられ、息つく間を全く与えない見応えのある作品だった。

レオナルド・ディカプリオ、マット・デーモン共に、主役としての役柄を期待通りに演じていたのは
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散り椿(2018年製作の映画)

4.0

良い意味で「これぞ、ザ・日本の時代劇」と言う作品。
ストーリーが至ってシンプルな分、役者個々の演技と映像の美しさを楽しめた。

雪が降りしきる中で岡田准一と池松壮亮が太刀稽古を行うシーンでの会話と映像
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.0

うーん。
原作が面白過ぎただけに、映画でそのレベルに持っていくにはやはり無理があった感あり。
栞子役の黒木華も悪くはなかったけど、原作のイメージからは少し遠かったし、大輔役の野村周平はかなりかけ離れて
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

きつい、痛い、辛い、重い・・・

全く予想だにしなかったあまりにも衝撃的な結末に呆然としてしまった。
よくもこんなストーリーを考えられたものだ。

1+1=1と言うどう考えても受け入れ難いのは事実だが
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.0

同作品のオフィシャルサイトによると、ジッロ・ポンテコルヴォ監督は、ユダヤ人として第二次世界大戦中レジスタンス運動のリーダーとして活躍し、また元ジャーナリストでもある異色の経歴の持ち主であることが紹介さ>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.1

テーマの切り口が斬新で、カオス感いっぱいのストーリーが大変面白かったけれども、さすが岩井監督!
役者の持つ魅力を映像に美しく引き出す力は本当に凄い。

他の作品では女優にその力が反映をされていたように
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ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.5

スパイ映画が大好きな上に、レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウの大物俳優共演にかなりの期待をして鑑賞したが、ディカプリオの熱演は良しとしても、クロウのキャスティングには勿体無い感を感じてしまった>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.4

名作と知りながら今更ながらの鑑賞だったが、さすがにアカデミー賞を総なめしただけのことはある大変内容の濃い作品だった。
キャストもクリストファー・ロイド、ヴィンセント・スキャヴェリ、ブラッド・ドゥーリフ
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.6

産みの親か育ての親か?
もっと極論を言うと、愛か遺伝子か?
簡単に答えが出ない難題ではあるが、
間違いなく言えることは
血が繋がっていようがいまいが、
長い時間一緒に暮らしていようがいまいが、
父親と
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

家族愛を主テーマにした作品だけれども、哲学、思想、文学を中心とした人文社会科学から医学に及ぶ自然科学の学問ネタを会話の中に多々織り交ぜて、「この作品の奥行きの深さか分かるか?」と観る側の知見に挑戦して>>続きを読む

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