温故知新ということわざに則り、原作アニメ版を観てから本作へ流れるのをオススメ。
そこで感じるのは「気持ちのいい実写化。わかってらっしゃる!」
アニメの名シーンや小ネタをうまく組み込んでいて嬉しくなる。>>続きを読む
古典的な成長物語だが、ピクサーの細やかな演出で魅せる。
ベタなんだけどジーンとくるハートウォーミングアニメ。
親子 、とくに父よ子供で観て 、色々と語り合うきっかけにどうぞ。
虫…デカいよ。
どこまで脚色しているかはわからないが、根幹となっている部分が興味深い事実だから、誇張してもリアリティーに水を指さない。
テトリスの版権についてのキナ臭い話は断片的に耳にしていたので、鑑賞しながら隙間が>>続きを読む
池井戸潤の銀行ドラマは、相変わらずキャラクターが濃いこと。
あの人はどうなったのかという謎が残るなどあるが、劇場用作品という事で、2時間完結の濃度で分かりやすくエピソードを紡いでいて、池井戸流勧善懲悪>>続きを読む
30年前のニューヨーク騒動の一件は終わっていなかった!
かつてゴーストバスターズメンバーの一人だった老人は、なぜゴースト退治のギア一式をもって田舎にひっこんで暮らしていたのか?
孫娘がその謎を解明し、>>続きを読む
幽閉されてても明るく素直で天真爛漫なヒロインは気持ちいい。反面、毒親(?)の憎たらしいこと、ムカつくこと。
根っから悪役と改心する悪役。
安心して観れる、わかりやすいハッピーエンドの物語。
自分のなかでは『アラジン』と肩を並べるディズニーミュージカルの名作。
ストーリーは"救いのある"アンデルセンの人魚姫といったところだが、何にせよ蟹のセバスチャンが最高なのである。
作中の楽曲『アンダー>>続きを読む
自分のなかでは『リトル・マーメード』と共にディズニー名作ミュージカル。
ストーリーは王道路線でさほど驚きの展開もないが、音楽とジーニーが最高。
ジーニーに関しては、オリジナルのロビン・ウィリアムスも、>>続きを読む
監督ごとに全く違う味で提供される素材、ゴジラ。
『シン・ゴジラ』も美味しかったけど、本作はどんな調理をされるのかワクワクしながら観たが、揶揄ではなく見事な "三丁目のゴジラ" だった。
劇場鑑賞だった>>続きを読む
第二次性徴期の乙女心と親子関係のお話。
異性に興味津々。自分の心の変化に戸惑い、今までどおりの子供として親と接することに不自然を感じる。
そんな時期の葛藤を、なぜかレッサーパンダに絡めて描かれる、これ>>続きを読む
ひと夏の田舎街での出会いと成長の物語…人間の少女とシーモンスターの少年たちの。
伏線らしくも回収されない要素もあるが、シンプルで分かりやすく、そして気持ちのいい作品。
『魔女の宅急便』や『崖の上のポニ>>続きを読む
ゲームのスーパーマリオシリーズを遊んできた人なら、ニヤりやクスりの連続ではないだろうか。
キャラクターたちの役どころや絡み方。BGMアレンジ、SEの使いどころ。アクション。カメラワーク。どこをとっても>>続きを読む
情報を絶ったまま劇場で鑑賞。
凡人向けのエンタメ性はとっくに置いてきた巨匠は、ど凡人の私の想像力の範疇から、さらに高いところに行っていた。
これまでの宮崎作品を思い起こさせる要素を所々に感じ、集大成を>>続きを読む
映画版お決まりの大魔王を倒したり、世界を救ったりしない、変わり種の映画ドラ。
のび太がシャーロック・ホームズセットを纏って謎を解く、伏線回収する推理もの仕立てのお話。
鑑賞中に思わず「え!星のカービィ>>続きを読む
世界設定が同監督の大ヒット作『サマーウォーズ』と被りすぎてて、ひょっとしてアナザーストーリー的な作品かと勘ぐってしまったが、方向性はシリアスに寄って、テーマは深く重め。
仮想現実世界を舞台に、ネットの>>続きを読む
子供に付き合って観賞。
初代を思い出す演出があって、セリフを呟いたらそのまんまだったりで懐かしさも。
無難に現代版にリメイクされた印象。
中国に越してきて、地元の子らを敵に回してしまった軟弱アメリカ人の少年。
そんな彼に、カンフーで心身の強さを身につけさせるアパートの管理人でありカンフーの達人、ジャッキー・チェン。
老いたジャッキーが新>>続きを読む
アカデミー賞の件もあり、話題性の強い作品なので、誰かの語りを耳にする前にと劇場観賞としたが杞憂でした。
ネタバレ語れる人などいないと思うほどにカオス!
どう表現したものか、ずっと脳に変な刺激を受け続け>>続きを読む
この映画が日本を席巻した当時に観損ね、世紀をまたいでやっと観賞。
インドのミュージカル。すべてのカットが演技がかってて非常に濃い。
随所にまんま80年代の香港映画ばりの格闘シーン。
褒め言葉としてバカ>>続きを読む
公開時、ピクサー映画にしてはインパクトの少なめな予告CMだったし、正直なところ「ちょっと気になる、観てないピクサーがあったな」程度でした。
ごめんなさい…
観てみたらどうだろう。非常によくできた作品で>>続きを読む
コロナ騒ぎの影響で、大々的に劇場公開できなかった悲運の作品という印象。
やっとBDで観賞。
亡き父の遺した“魔法”に導かれ、冒険に出る兄弟の話。
ちょっと細々とエピソードが散らかった感があり、もうちょ>>続きを読む
コロナシリーズを観ているくせに現実的なトリックを好む自分としては、なかなか珍しいタイプかなと感じた。
そりゃまあ、最後のアクションは無茶苦茶だけど、実写作品でもあり得るノリだったし。
犯人の動機も嫌い>>続きを読む
ピクサーの中でも、このチームが制作する作品(インサイド・ヘッド等)は相変わらず切り口や描き方が異色。
ライトタッチのキャラの見た目に反して、物語の真意を汲み取るには大人の思考が必要。
なので感想は、自>>続きを読む
ピリオドが打たれたはずのシリーズ第4作目。
前作から実に19年の時を経て復活。
製作陣も3部作完結と考えていたところ、ファンの声によって徐々に機運が高まっていった結果というのだから、必要な時間だったん>>続きを読む
今、観なおしても色褪せていないワクワク感。
さすがに時代を感じるが、特殊効果も前作より大幅に進歩している。
ストーリーがある意味ベタなので、純粋にアクションを楽しめる。
日本語吹き替えの野沢雅子はいろ>>続きを読む
三部作(?)の完結編という事で、初代のネタに色々後付けで紐付けてキレイにまとめた。
伏線強制回収とでも言おうか。
前作での詰め込みも程よく是正され、サクサク進んでいく。
セオドアのおっちゃん、相変わら>>続きを読む
やはり緻密。
動きまくる人間よりも背景など無機質なものほど、描写の緻密さが感じられる。
記憶に新しいあの震災をベースにしていて、被災した人々の思念を描く場面に心を揺さぶられた。
そして、被災した人た>>続きを読む
主役をはじめ、脇役もただのモブたちも
、相変わらずいいキャラ揃ってる。
でも設定にインパクトがあった前作ほど惹かれる要素もなく、お話もちょっと退屈だったかな。
単純なストーリーのはずなんだけど、流れ>>続きを読む
怪盗グルーシリーズのスピンアウト作品といった位置付け。
本編では準主役的脇役のミニオンたちの可愛いリアクションを見せるため全てのカットは存在し、取って付けた脈絡ない薄っぺらな感じのストーリーで繋いでい>>続きを読む
名作『激突』の続編でもなく、世間一般的に評価も低くないのも、前情報として承知の観賞。
ロードムービーが苦手というわけじゃないが、展開が理不尽だったり、キャラが不安定な奥さんにもイライラさせられたりで、>>続きを読む
ウィットにキレがないところも感じたりしたが、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのコンビが、軽快にサクサクと話を進めてくれる。
肩肘張らずに楽しめる娯楽作品。
シュワルツェネッガー主演だったやつのリメイク版。
あらすじは同じだが、よりリアリティーを感じる世界を描いてた。
オリジナル版のように尖ったところは均され
CGをふんだんに使い、今や一般的になってしまっ>>続きを読む
またパンフレットにネタバレ禁止って書いてあるのでサラッと記すとすると 、シン・ゴジラ同様にオリジナルに敬意を表するというより、庵野節でオリジナル愛を表現した感じだろうか。
調理手法が似かよっているので>>続きを読む
ダイ・ハードシリーズ5作目。
親父さながらの肉体派の息子と、モスクワを舞台に大暴れする映画。
ついていない男、ジョン・マクレーンの活躍劇も手を変え品を変え魅せてくれてきたが、今回、明らかに違うのは、毎>>続きを読む
いや、なんだこれ?
タイトルとパッケージから期待していた内容と全然違った。
まずパニックムービーではなく、ディザスタームービーでもない。
“大津波”なのに。
利害関係も心理描写も抜け落ちて、キャラク>>続きを読む
じいさんの親友じいさん達との友情を描いた、じいさんの日常。
そして日常から逸脱して銀行強盗。
体は無理がきかないし、社会に追いやられ、経済的にも追い詰められて…
全部ひっくるめて人生経験豊かで生命力溢>>続きを読む