kenさんの映画レビュー・感想・評価

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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

辛い挫折や悲しい別れ
栄光が終わってからでも
人生は続いていく

”それでも立ち上がれ"
この言葉がグサっと心に響いた

無様で滑稽でも
一生懸命に生きてれば
人間はカッコいい

今作のザック・エフロ
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

4.2

【Best Friend Forever】

待望のロスバンドの監督の新作
子役のチョイスが絶妙で
とても王道でラブリーな映画でした

失ってから気付く事がある
失ったから得るものもある
成長に失敗は
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

人間に好奇心と探究心がある以上は
あらゆる開発は避けられない

平和の為に原爆を落とし
群衆が歓喜するシーンは腹立たしく
良心の呵責に苦悩する
主人公の顔面が脳裏に焼きついた

好きなシーンも沢山あり
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.2

皆さんの高評価がなかったら
絶対にスルーしてた映画です

開始10分。
アレ?つまらないぞ…

開始30分。
アレ?アレ?なんだ?面白いかも…

開始45分。
なるほど!これは面白い!どうなる?

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

原作が好きだったので期待して鑑賞
大きく賛否が分かれてますね
自分は完全に否派でした

善人と悪人がはっきりし過ぎ
過剰な演出や過多な説明が多い
感動を誘う技法に冷めてしまった

自分は冷めた人間なの
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

【人間の摂理】

尋問という言葉と論理で
状況証拠と証言内容をもとに
真実へ追求する法廷劇

1人の人間の真実を追求すると
知られたくない過去や疑惑が晒される

そして徐々に真実からは離れていき
真実
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.9

【沈黙の恩返し】

ハラハラする脱出
ドキドキする救出
バディバディする男の絆

このテーマが重なれば
面白いに決まっている

男の友情に言葉は必要ない
アイコンタクトで充分だ
そして主人公の妻が格好
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.8

【不可能への挑戦】

弱小チームから選手を集め立て直す
笑って悲しんで感動して応援できる

王道のサクセスストーリーは
エンタメの原点のようで楽しかった

欠点や不完全さは時に強みになる
信じる心と仲
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.3

フワフワして、少しズレてる
でも理解でき、どこか愛おしい

掴み所ない距離感での衝突
絶妙な《間》の会話が最高で
「わかるな〜」の連続でした

気まずい関係の恋のベクトル
スポーツバーでの4.5角関係
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

何だこれは?
よく分からないぞ?
だけど魅了されてしまう

実験的!革新的!芸術的!
えーい!やってしまえぇ精神の
振り切った感じが堪らなく強刺激でした

置きにいった商業的な映画を投げ捨て
挑戦的な
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

【闇の中の光】

原作を読んでみて
正直、映像化は厳しいと思ってた

しかし原作の良さを120%増幅させた脚色
映画として完成させた三宅監督すごい!

三宅監督は役者を輝かせる演出が上手い
日本を代表
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

【駆け巡る心】

環境が変われば景色が変わる
出会う人が変われば表情が変わる
そして心が変われば人生が変わる

人生は共鳴できる誰かと繋がり
自分の居場所を確立する旅なんだと思う

繊細な心、揺るぎな
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

【禁断の実験】

SEXを知り、社会を知り
愛を知り、男の滑稽さを知り
現実の残酷さを知る

奇妙な質感、劇伴、美術
徹底された独創的な世界観で
人間の真理が乱れ詰まった怪作
素晴らしい完成度でした
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

皆さんの大絶賛に釣られて
全く予備知識なしでの鑑賞

演出、台詞、劇伴、リアリティ
タイトルの出し方などなど
そのセンスに疑問を感じてしまった
たぶん監督さんとの相性が悪かったです

度々あるコメディ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

【アンバランス】

「紅だぁぁぁぁぁ!!!!」
この叫びだけでも観る価値あり
紅を挟んで歌うシーン好きでした
「紅」って笑って泣けるんですね

静と動、冷と熱、凸凹コンビ
ハーモニーって音楽だけでなく
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女優は泣かない(2023年製作の映画)

4.2

【見栄と意地】

使えるものは全部使って
全てを曝け出して生きる

しがみつく人間の姿は美しい
這いつくばう人間の姿は美しい
どん底に溺れてからが本当の勝負

人生は順風満帆でなくても
評価が得られな
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.1

【地獄で生きる】

卑屈な態度や表情
絶望した奇人の岡山天音さん
どハマりな役柄でした
今年の主演男優賞候補です

自分も社会と折り合いがつかない
そんな時期があったので
自分の中の正義に固執したり
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.8

【完璧な感激】

ユーモアある軽快な会話
物語を加速させる展開と音楽
構図、編集、カメラワーク
キャスティングも素晴らしい
ずっと面白く、ずっと最高で格好いい

自分の映画史で革命の起こった
文句の付
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.9

【偶然の旅人】

静かで繊細で臆病な男達の
孤独を埋め合うような
好みの放浪バディ映画でした

登場人物を好きになってしまうと
それだけで作品に魅了されてしまう

たまたま出会い同じ目的を持った
こい
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僕が宇宙に行った理由(2023年製作の映画)

4.3

【NO WAR】

どちらかと言えば前澤友作さんは
好きではなかったですが
イメージが大きく変わった
子供のような純粋な心で
好奇心に向かって突き進む人でした

お金を払えば簡単に宇宙へ行ける
という
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

【社会の縮図】

人間は陣地を守るため集団を作る
人間は権力を得ると行使し豹変する
人間は異物を排除し正義の為に争う
人間は環境や状況によって怪物になる

そこに特別な人間は存在せず
皆、普通の感覚を
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.3

【明けましておめでとうございます】

今年1本目はこの映画に決めてました
純粋な心と行動は人の心を動かす

絵のタッチが変わるシーンが良く
とても素晴らしい物語でした
役所広司さんの声の柔らかさ♡
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.1

【死界への握手】

ホラー映画として完成度が高く
スリリングで没入できました

主演の女性の変幻自在な人格は
演技には見えなかった

日本では絶対できない
強烈な振り切り方の映像表現
やはりA24は信
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

【揺れる木々】

ヴィム・ヴェンダース監督は
日本人の心や東京の街を映すのが上手い
日本人監督よりも風情を感じた

心の美しい人が見上げる
空はどれだけ美しいのだろう
人間力がある人は平凡な日常でも
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

【風に運ばれて】

指図を嫌い、皮肉を言い
酒に溺れ失業して酒に逃げる
煙草と映画をこよなく愛する男

”独りが好きなんだ"

哀愁ある社会不適合な男に
破天荒な自分の父親を投影して
心を鷲掴みにされ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

【怪奇の始まり】

小学生の頃の記憶で
久しぶり鬼太郎を観たら
絵のタッチが進化してて驚いた

鬼太郎の足が長くシュッとしてた
ねこ娘がセクシーで可愛くなってた
目玉おやじは変わってなかった

キレあ
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市子(2023年製作の映画)

4.2

【失踪の足跡】

本当の事以外は嘘なのか
嘘で塗り潰さないと
生きられない人間もいる

生きるって複雑です
だからこそ素晴らしい
市子〜!って心の中で叫んだ

「最高や。全部流れてしまえ」
雨に打たれ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

【皇帝の葛藤】

そこまで悪くなかったけど
ナポレオンの歴史を知らなかったので
物語が飛び飛びで
駆け足すぎて人物描写も薄く
没入できず長く感じてしまった

戦いの映画にするのか
妻との摩擦の物語にす
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コーポ・ア・コーポ(2023年製作の映画)

3.9

【生活の匂い】

ギリギリの生活からは
人間の《味》が生まれる

そんな味わい深い人間たちの
滲み出る味を味わう映画でした

”ぼちぼち、いい塩梅で“
とても刺さる言葉でした

タバコ。百円ライター。
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(2023年製作の映画)

3.5

【弔い合戦】

歴史の知識がないからなのか
物語に全く入り込めなかった
コメディ要素も残念に感じた

これまでの名誉と地位の貯金に
あぐらをかく殿様に限界を感じ
ずっと何かがズレてる印象で
なんだか悲
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リアリティ(2023年製作の映画)

3.9

【事の発端】

序盤の不穏な日常会話から
疑う目線や小さな動きで
何かが起こってる感じに興奮する

徐々にFBIが真実へと詰め寄っていき
気が付いたら本音を吐露している
その淡々とした巧妙な手順が恐ろ
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.2

【揺れる凪】

美しくない、綺麗でない
決して格好よくない

人間が必死になって生きたら
無様で滑稽でみっともないものです
そんな泥臭い姿に心打たれた

“脳みそが無くなる前に動け!”

映画としては
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正欲(2023年製作の映画)

4.2

【社会のバグ】

理解できない苦しみ
理解されたくない苦しみ
理解してもらえない苦しみ
理解しましょうという風潮への苦しみ

理解の外側の人生を生きる
人間の苦しみが伝わってきた

擬似SEXでの2人
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

【孤独な殺し屋】

”やるべき事を確実にこなす“
の筈だった殺し屋の歯車が狂う

主人公の独白で物語を進める
シンプルな展開は好きでした

ラストは驚くほど雑に感じた
デヴィッド・フィンチャー監督
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.1

【存在の確認】

人生は不条理だし
他人は身勝手だし
自分も矛盾だらけ

金も地位も評価も欲しい
でも魂だけは売りたくない

泥水をすすり這いつくばり
前進する人間はドラマになる

どうしても違和感が
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

【未来への戦い】

傍若無人で破壊的なゴジラ
団結し立ち向かう日本人
最終決戦は最高に痺れました

ゴジラ登場シーンは圧巻でした
山崎貴監督のVFXの迫力と技術は
素晴らしく最も好きなゴジラ像でした
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