セレブと一般人の恋を描いたラブコメディの一つではあります。が、惹かれ合う芯に政治的な思想があると見せかけて、本当は政治思想で人が繋がるわけではない、という主張はとても現代的なテーマだと思いました。
こんな世界なら生きてる甲斐があると思うような世界。人生讃歌。
おいちゃんが下條 正巳さんになって一作目。全体的にシリアスさが増してて「つらい」のがリアルに伝わってくる。
男はつらいよ全般そうだけど、セリフがない時の表情が一番の共感ポイントだったりする。
テンポ良くキャラクターも良いのだけど、落とし所がリアルに小さめ。。。ここからの戦いは現実世界で、というのはもうちょっとだけスケール感がないと物足りない。
「懐かしい」は武器にして良いと思う。
泣かせる懐かしさではなく、テンションを上げる懐かしさ。