演技の力がある人たちが、全力でやっているから、おもしろい。ギャグばかりになってしまってリアリティーがなくなってしまいそうな世界を、全力で支えている。ひょっとしたら、こういう世界もあるのではないか…って>>続きを読む
これはテレビではやらないだろうなあ。血の量がすごいし、頭は吹っ飛ぶし。ZQNを退治するシーンは怖いし、面白い。ゾンビ映画が好きな人は、納得できるクオリティーじゃないかなあ。
だから、展開上必要だと思>>続きを読む
下の句は絆の物語。何のためにしているのか、ということをずっと問うている物語。
競技かるたが強くなりたい。じゃあ、何のために強くなりたいのか。言葉を悪く言えば「単なる娯楽」を、なぜ苦しい思いをしながら>>続きを読む
ズートピアだからこそ許される、オールヌードの世界! あんなん、ワイセツじゃないですかっ! ディズニーが、あんなにヌードをいっぱい出すなんてっ!
最初は「おもしろい設定だなあ」と思ってたんだけど、それ>>続きを読む
変わることができた人と、変わることができない人。この作品は、このふたつの対立かと思ってた。だから、このあとはこんな展開になっていくんだろう…と想像してた。子供の頃に観ていた、タイムボカンシリーズのよう>>続きを読む
「マジカル・ガール」ってタイトルから想像していたストーリーの斜め上をいく展開。映画に詳しい人たちから「何も知らない方がいい」って聞いていたけど、ホントだね。おかげでとんでもない世界に放り込まれた感覚を>>続きを読む
ジャックとジョイが部屋から脱出できることは予告編から分かってたんだけど、それだけで一本映画ができるんじゃないかと思ったよ。逃げ出したジャックがジョイと再会するシーンは感動的だった!
子供の言うことを>>続きを読む
ボーダーラインの「こちら側」にいるボクたちに「向こう側」の世界を提示していた。それは「こちら側」が思っているような、ルールに基づく正義の価値観が違う世界。
観ているこちらも、突然違う世界に放り込まれ>>続きを読む
昔、漫才だか漫談だったか漫画だか忘れちゃったけど「地球を救うのに建物壊したらあかんやろ! そこにいる人、死んでまうがな!」って内容のネタを聞いたか見たことがある。その時は笑い話だったけど、今はそれを真>>続きを読む
この作品は「音」が持つ魅力も大きくて、喧騒から静寂へ移っていく演出が見事。それはつまり、競
技かるたに集中するってことになる。
その集中が、スクリーンを超えてこちらにも伝わってきた。競技かるたのシー>>続きを読む
タランティーノ監督の味付けがされているので、好き嫌いははっきり分かれるだろうな。よく言えばリアル、悪く言えばグロテスク。間合いをはずしてくるユーモアの入れ方も、タランティーノ監督独特の味つけ。
最後>>続きを読む
周造の立場から見ても富子の立場から見ても「分かる分かる!」っていう気持ちになるようなセリフや仕草がいっぱい入ってる。熟年夫婦がこの作品を観て、俺の、あるいは私の気持ちが分かるか! ってパートナーに言っ>>続きを読む
「華麗なる大逆転」ってタイトルがついてるから、もっと爽快なものを想像してたんだけど、いやいや、とんでもない! こんな苦しい作品だったとは。
ボクたちはもうサブプライムローンがどうなったかは知っている>>続きを読む
今とは違うのが、1952年。劇中でタバコが吸われているのも、1952年は良く見られる光景だっただろうから。また、キャロルが悩んでいることは、今では認められつつあることだけど、1952年では違った見方を>>続きを読む
ジョブズのことは、評伝で聞いている。とてもこだわりがあり、すごく気むずかしくて、ビジネスパートナーとしてつきあうにはとても気をつかう、できれば関わりあいたくない人。
でも、そのこだわりが、最終的にi>>続きを読む
危機的状況をひとつひとつクリアしていく中で、ワトニーは通信手段を得る。誰とも話し相手がいない中、ビデオに記録しておくことで正常を保っているような生活から、通信ができるようになり、コミュニケーションが取>>続きを読む
恒興、そばに置いておきたいですねえ。あんな整った顔立ちの部下がいるなんて。眺めてて飽きないよね。その点で言えば、信長もそばに置いておきたい。だって、向井理と小栗旬ですよ! 中華だしやほんだしで料理を作>>続きを読む
これまでの「あぶない刑事」シリーズを観ていたら「おお! これこれ!」と思ってしまう。あのテイストがそのまんま。時が流れて役どころに変化があっても、全然変わってない。
変わってない、とはいえタカとユー>>続きを読む
この中にヒーローがいるかというと、ボクは誰もいないと思ったよ。それは、ドノヴァンは自分の仕事をしただけだから。アベルもそうだし、パワーズもそう。自分の職責をきちんと果たした男たちの物語だ。
職責を果>>続きを読む
少年時代に知り合って、人気俳優になっていき、突然この世を去ってしまった彼。彼がなぜ死んだのか、ボクなりの理由を考えながら観ていました。…でもさ! でもね! 途中から、そんなこともぶっ飛んでしまったよ!>>続きを読む
赤、というイメージが強烈に残る作品。クリムゾン・ピークの赤もそうだし、血の赤も。そして、亡霊の赤も、だ。
ひとつひとつを、人生のしかるべき時に決着をつけていかないといけないな、と思った。その時にでき>>続きを読む
この作品、ボクがもっと若かったらアドニスの視点で観てたんだろうけど、ロッキーを追いかけずにはいられなかった。次の世代にバトンを渡しつつある世代に入ってきているからかな。
…いや、それもあるけど、やっ>>続きを読む
アルバム一枚一枚のクオリティーがとんでもなく高いのが電気グルーヴ。だから今でもボクの印象に残っているんだと思いました。
どこを切り取るかで電気グルーヴの印象は違うと思うけど、それは彼らが常に新しい道>>続きを読む
子供から教えてもらうことだって、大人にはいろいろあるってことだね。年を重ねていろんな役割を背負っていないぶん、子供の方が真理に近いことを言えるのかもしれない。
この作品、自分が通ってきた人生に合わせ>>続きを読む
序盤を観ていて、ボクは「新しいけど古い! 古いけど新しいよ!」という感想でした。でも、それがすっかり消えて「J.J.エイブラムス、やりやがったーっ!」という感想になりました。
スター・ウォーズなんて>>続きを読む
最初はちょっと戸惑った。こんなに女の人が周りにいたっけ? と。ホントはそっちの方が007シリーズなんだけどね。
セリフにもユーモアがあるし、ボンドカーも登場するし、そうなんだ、これが007シリーズだ>>続きを読む
全くの初めてだった「ガールズ&パンツァー」の世界。そういう人にどう説明するかってのが劇場版で表現しなきゃいけないポイントのひとつだと思うんだけど、こういう見せ方はいいよね。いさぎよい。
本編は一瞬も>>続きを読む
この作品を忠臣蔵の海外版と言ってしまうのはちょっともったいない気がする。ボクはこの作品に日本の文化を海外に発信することの大切さを感じたんです。
忠臣蔵をここまでコンパクトにしたというのは大変だったと>>続きを読む
アツシも瞳子も四ノ宮も、スクリーンの中の人とは思えない。どこかで本当に生活してるんじゃないかというくらい、演技に過剰さがない。なので、おもーい展開がずどーんとお腹に響いてくる。
ボクが思わず声をあげ>>続きを読む
チームPerfumeの完成されたチームワークが映し出されていて、ボクはF-1のチームを思い出した。高いレベルの能力が集まった人たちが集まって、最高のパフォーマンスを発揮するのが似ている。
ライブパフ>>続きを読む
成長物語だって感じました。怖がらせるのは、成長するための味付けなんじゃないかって思うくらい。
姉も弟もトラウマを抱えていて、それを乗り越えていく。そして、エンディングロールでのシーンはものすごくハッ>>続きを読む
冒頭で「あ、そりゃもう、そうなるしかないわ」と思った。変に説明をするわけでもなく、そうなったプロセスを描いていくことで、観ている人の心に絶望感を植えつけていく。
その決着がついたと思ったら、ストーリ>>続きを読む
何かで頂点を極めようとすれば、他のものは排除せざるを得ないもんなあ。高校生の時は、特にそうだ。「野球部キャプテン、エースで四番、彼女アリ」なんてスーパースター、この世にはいない! と信じたい…。
マ>>続きを読む
アントマンになるプロセスが、自分からなったというよりも、流れ上仕方なく、って感じ。
でも、ボクはそこに共感を持てる。100パーセントのヒーロー、正義感マックスってタイプは、付き合ってて息が詰まりそう>>続きを読む
あの4人を実行委員会のメンバーに選んだ先生がすごいって思ったよ。どれだけ生徒のことをきちんと見ている先生なんだ、って。
言葉は人を傷つけるっていうのは、言葉を使いまくってるボクもよく分かる。言葉を受>>続きを読む
アクションシーンですよ! 教会のシーン、世界中のパニック、絶体絶命のピンチからの脱出! 印象的な音楽だし、派手だし、突き抜けてるし!
そんなシーンの数々でテンションが上がったところに、最後の最後でも>>続きを読む