海賊Kさんの映画レビュー・感想・評価

海賊K

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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.0

森達也さんの「千代田区一丁目一番地」を拝読してから見させていただきました。  

確かにその日本語と相関図含めて理解困難な映画で全然勉強にはならない玄人向け。

共感できたのは昭和天皇と鈴木総理の信頼
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.1

なんだコレ素晴らしい!!

戦争を無くすため、古の掟を適当に押し付けられた二人の結婚からあらゆる歯車が動き出す希望の話。

頭の良い町外れの建築家の青年と愛ある素敵なお姫様。頭が良いってこういう事言う
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.9

メンターであるドリアンさんの本を読んで見始めた宮沢賢治だがどーも進まない。
やはり百年前の純文学は難しいと関連映画をあさりようやく進むようになってきたけど、この表現をなんとなくの自分のイメージよりもを
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ひとくず(2019年製作の映画)

3.7

夜回り先輩の淳子さんから教えてもらってた映画やっと見れた!

壮絶。
毒親によって愛を知らずに生きてきたクズ泥棒が女の子置き去りにしてたクソ母と出会って色々変わっていく昔臭い映画。
けどその素人感がま
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

4.1

いやーユーフォテーブルさんも声優さんも流石でした!オリアニ覆面いつも通り原作以上の仕上がり。

一つのシーン、音楽、効果音に至るまで細部の見せ方聴かせ方。血の通ったプロのお仕事でした。兎に角おにぎり美
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

連日のドタキャンで、見たかった作品として初めてアマプラで課金して見た。

メンターの方の影響で銀河鉄道の夜を読み始めたが、どーもこの時代の小説はなかなか入ってこず、ページが進まなかったため調べて見つけ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

小学校の頃、ハマりにハマってメガネかけてまで毎日やりまくったファミコン世代のオレにとっちゃ懐かしすぎて最後には泣きそうになってた。

時代を超えて、そのキャラクターや音楽もクオリティーは上がれどなにも
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東京夫婦善哉(2023年製作の映画)

3.9

東京にいたときに通い詰めた弥生さんのお家。
稔さんやチャロにもお世話になった。

関西に来てからも東京に行くときはなるべく声をかけて会うようにしてる弥生さんは東京の母であり、尊敬する活動家の1人。
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

4.1

二十年前オレンジレンジの花を、なんでかよく歌ってたカラオケでプロモだと思っていた映画。  

こんな映画があるんやとアマプラで見て衝撃を受ける。

なんつー儚い映画や(T_T)

なんだかよくわからん
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ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

4.4

この一週間パレスチナのことで各種報道を眺めながら募る想いだけが高ぶり、下手に動けず例えようのない違和感の中でモヤモヤしていた。人の命は数ではない。それでも、先にどっちが手を出したやきっかけで善悪が決ま>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.1

南アフリカの講座をするためスポーツ嫌いの俺が今回始めて見た。

アパルトヘイトにおける歴史はさほど見えなかったけど、こういう作品をメジャーな俳優がやることに意義があり、実話ということもあってマンデラの
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.9

素晴らしかった!
最高の人生にしてくれるのは親の一方的な英才教育ではなく、共に熱狂できる心から信じた仲間との冒険。

改めて、クソみてーな大人にゃなりたくねーなと確認できる、お嬢ちゃんとお爺さんのシン
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.8

大画面で見たかった!
アメコミならではの大迫力

いつの時代も己の欲にまみれてテロとビジネス組み合わせて起こすやついるんやなぁ

福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

今からちょうど百年前にあった関東大震災直後の朝鮮人虐殺の実話

根も葉もないデマにリテラシーなく迎合する思考停止した人々によるスタンピード。

第一次世界大戦後の軍国主義の愛国心から来る在日朝鮮人差別
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YOSHIKI:UNDER THE SKY(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

Xファンは見た方がいい。
YOSHIKIさんの姿勢も曲も、まさにART OF LIFEな生き方が滲み出ていた。

hideさんの涙や名曲の大合唱やある夫婦のキセキなども、色んな思いがこみ上がるし、見て
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大阪少女(2020年製作の映画)

3.6

いや~小学校に行かず様々な訳あり大人たちから痛快に家賃取り立てをする大家さんサイコーやったなぁ。

まさにごもっともの疑問と筋を通すその姿勢。大人たちも結局いい人ばかり。

愛があるなぁー
闇に落ちが
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿監督のラストメッセージ呼び声高い予備知識無しで挑まされる作品。

舞台は戦時中と選んだ監督の真理。
走馬灯のようにこれまでの作品のオマージュを見せてくれたり、後継ぎのなさを感じさせたり、なぜその
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君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

4.1

仲間から送られてきたから見たけどなにこれめちゃいいやん。

現実的かどうかは別として、普遍的にもリテラシーとイデオロギーが磨かれたアナーキーな作品

やっぱりこの国で行われてることでカンケーないなんて
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

ネグレクトの映画。

ガキがガキを産んだ結果ではすまされない命の映画。

実話とは少し変えてるのもまた「誰も知らない」と似たような手法ではあるやろうけどなによりこの沈黙が痛いなんてもんじゃない。

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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.4

パンデミックになる十年前に公開されたもはや予言とも言ういうべき疫災問題作。

実際はこんなワクチンの取り合い暴動まではいかんかったけど、人々の我先に感が怖いのは変わらん。

この三年で本気で人々を助け
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.3

なんとも若者らしい発想と愚かさが混ざりあった苦目の作品。

仲間や信頼ってなんだろう。
人が繋がるってことはどんなこもなんだろう?
いくら頭が良くても、ビジネスで成功して億万長者になっても、上記が薄っ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

ティーンエイジャーのジャズへの挑戦。

幼い頃からピアノやってきた出来るやつと、高校から始めて世界一を目指すサックス、その友達で影響を受けた素人ドラマーの夢と希望の音楽への挑戦物語。

真っ直ぐ今でき
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.7

わかりやすいほどの金持ちの暴走。

モラルも感謝もない欲望のまま突っ走ると人はどうなるかということをよく教えてくれる無茶苦茶な出来事。

これが実話とは恐れ入る。

かと言ってお金は怖いで終わらない。
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.1

もうこれも猟奇的彼女並みに恋愛映画ではなく愛の物語。なんでこの時代の韓国の映画ってドキドキするんだろう。

獣みたいだけどクールな男と、めちゃ純粋な女の子の結婚生活に飛び込んできた受け止め難い告知。
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.3

こんなことが第二次世界大戦中の日本で行われていたとは。

原爆研究に明け暮れる科学者の青年と、飛行機乗りの本音、戦後を考える妹分。

なんとも儚いそれぞれの夢へのイメージの交差点か胸に詰まる。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.4

手の届く世界と芸能界。
東京と田舎。
自分にあるものないもの。

夢や神ごとといった不安、
素直に欲する人のやさしさ。

中高生が抱える言葉にならない感情をずぶ濡れで体感する命。

こういう子たちに絶
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.1

何故か今更見て命に対する必然的に考えさせられた作品。
今日は弟分が亡くなって11年がたつ命日ってのもあるのかな。

サクラちゃんとの設定を最初中二病の視点で眺めてしまって、ある種AV並みに羨ましい設定
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

デップ様に引かれて今更拝見したが、名作だけあって面白かった!

さすがのキャラづくりとユーモアあふれるシチュエーションはイメージ力のレベルを見せつけられる。
世の中にはいろんな家族がいるもんで。

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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.8

坂本龍一さんが亡くなったことをきっかけに拝見。

第二次世界大戦下ジャワ島での日本軍占領地にてイギリス軍捕虜とのやりとり。

戦争かという理不尽な圧力の中、条約なんて守られるわけもなく非人道的な暴力は
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.2

やりたいことに対するこだわりと現実の勝負。

どこの世界でも挑戦する人や素直な人は見ていて気持ちいい。

天使たちのビッチ・ナイト(2017年製作の映画)

3.8

これもまたいい感じで修道院にいる様々なケースでの人生と本音を暴くセンセーショナルな映画やった。

先入観や偏見なんてくそくらえ。
全ての物事は禁じられるからこそ興味が増す。

何でも思いのままに生きる
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ソフィー・マルソーのSEX LOVE&セラピー(2014年製作の映画)

4.1

面白かった!
それぞれの性癖や変化への挑戦。

求め合う人々が他人との比較を超えて自分に素直になることの大事さを知る物語。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.0

仲間のワークショップで「もしこの世界に一人になったらどうやって自分を幸せにする?」という問いがあり、全く答えられなかったと別の仲間に話したところ、この映画を勧められた。

そういう経緯で見てみたけれど
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.6

同僚にすすめられ、ずっと見てこなかったがアニメを一話から見たらそのまままんまとハマってジャンプまで追いついた。

オールマイトいいよなぁ。
大人の見本でかっこいい。

個性という名の能力がない人のほう
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