海賊Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

海賊K

海賊K

映画(428)
ドラマ(15)
アニメ(0)

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

相談者の女の子に紹介されて原作も読んだし、大好きな仲間が写真を提供していたので初Amazonで視聴。

原作が原作だっただけに物足りなさは感じたものの、切ない話は変わりない。

結局周りの大人で子ども
>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

強烈な謎の生き残りサイコサスペンス。

自傷行為、犯罪、不倫、生きる希望をなくした人。

この映画のポイントは日々の生に対する感謝が足りない人が被害者になってるところがキーになっている。

とにかく手
>>続きを読む

美しき緑の星(1996年製作の映画)

3.9

なんでこういう核心を突いた作品ってYou Tubeで見れるようになってるのかね?

かなり偏った思想でやりすぎ感はあるが、どれもうなずけて面白かった!

地球より三千年以上進んでいる星から見た地球の印
>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.1

誰もが毎日無意識にも選択している生死。

これを意識的に選ぼうとするとそれぞれ相当な精神力を使う。

生きるか死ぬか。

生きてりゃ誰だってしんどいこともあれば消えたくなるときもある。
けどここがその
>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

引き込まれた。
早く後編見たい。

中学生のこの時期って本当に狭い世界の中でしんどいことがたくさんある。

大人の汚さとの戦い。

同仕様も表現できない無言の涙も、無力な自分のまま終わりたくないという
>>続きを読む

赤い月(2003年製作の映画)

1.7

うーん、コメント難しい。
やはり金持ちの気持ちはわからないからかなぁ。

当時の満州における大戦の歴史背景も知らなかったが、戦争映画っぽい日本軍の意識は理解し難いが、とにかくどんな手を使っても生きると
>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

今更ながら見たが久々にタブーを切るメジャー作品やった。
作品になることの良さもあればそれが表現しきれないという現実もあるだろうが、この映画はかなり突っ込んでつくったほうじゃないかと思う。

政府よりも
>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.7

ものすごく気持ちいい映画。
店舗も内容もシンプルだけど、差別をする人との真っ向勝負の物語。

トレイシー、最高にキュートでかっこいいわ。

周りの目を気にせず、自分のやりたいことに突き進む人には誰でも
>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.2

新たに出会った友人からとんでもない映画を教えてもらった。友人はそれを見たら今の私が少しはわかるよと言っていた。

心の拠り所がない子がどこか曲がった強い執着を持ち、殺人鬼へなっていく中で大事なものを見
>>続きを読む

スライヴ(2011年製作の映画)

4.1

波動を上げる映像を探していたらたまたま見つけたとんでもない映画。

これが2011年に上映され、その真偽はさておき、宇宙の仕組み、地球環境、戦争、金融や企業にコントロールされる政府、貧富の格差、ワクチ
>>続きを読む

だれかの木琴(2016年製作の映画)

-

高校生の時、なぜだか好きだった常盤貴子を久々に見たくなった。けど、何なんだろーなぁこのぼーっとした映画は。

というか俺は何を求めていたのか。
おれもこの映画同様、普通じゃない。

てゆーかみんなそう
>>続きを読む

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.4

コメント難しい映画。
途中まで何だこれと思ってたけど最後は怒涛だったな。

視点が変わること、人生が変わること、表舞台のこだわりと辛さ、闇の感情のバランス。

人は苦悩するから味が出る。

結局その人
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

すごい映画だった!
自分たちが信じた道を生き、子ども6人と森の中で暮らす教育を世界情勢や歴史、イデオロギー含めて伝えてきた壮絶な夫婦の話。

周りと比較されることで夜の流れに迎合されない生きるチカラを
>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.4

自分の中の熱い波動を上げたくて知った作品だけど、すごく静かな映画だった。

これと言って上がったわけではないけど、それぞれの想いはあって、結局みんないい人で、多分世界はそうやって出来てるんだろうな。
>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.1

こんなんやってたんやって拝見。

大好きだった野田くんはさておき、やはり杉咲花はすごい存在感だった。

時に年齢は人間関係を凌駕する。

全ては必然の出会いと運命。

が、不治の病的な話はどうしても日
>>続きを読む

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ある壮絶な出会いをきっかけに集まる年齢職業超えた大事な場所で起こった大人の意地。

仲良さそうなメンバーだろうが夫婦だろうがなんだろうが、誰にも言えないことはあって当然。

たった数時間の他人とのやり
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.9

二十年以上前から大好きだった名曲の映画を親友と見た。

そして主演は敬愛するアイナジエンドの世界一好きな人だけあってかなり痺れた。

やはり覇気をまとう人の目は惹きつけられる。

この映画のポイントは
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

これなんで見ようと思ったか忘れてたけどようやく見れた!

けど映画館じゃ見れなかったかも。ホンマに嘘って怖い。バレたら終わりのことってなんでこんなに怖いんやろ。こっちはなんにもしてないのにものすごくハ
>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

主演の杉咲花ちゃんと満島ひかりに惹かれて拝見。やっぱりこういうふんわりな物語よりも残虐なストーリーのほうがこの二人は映えるな。

けどジブリならではの豊富なアイデア満載で目に鮮やかだった。

魔法って
>>続きを読む

ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

3.9

ようやく見れた!
なんかBiSHらしい作品。

巻き込む側も、巻き込まれる側も。全然イヤらしい女性を感じないし、泥臭く、むしろそんな可愛さもあるのが魅力なんだろう。彼女らがここまで大きくなれたのは、業
>>続きを読む

雪の華(2018年製作の映画)

3.0

カウンセリングを受けてる女の子が感動したというから見てみた映画。

懐かしきヘルシンキ。色々思い出した。オーロラはアイスランド沖で見たけど、緑色が2時の方角にゆらゆら揺らめいていた。

最後が気になっ
>>続きを読む

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

2.4

うーん。
たしかに大事な視点の作品。
震災でバラバラになってしまった家族と未来。

お金のために汚れていく体と見えない未来、変なもんにハマってしまう現実、取り残された人。

それでも自分には嘘はつけな
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これまた最近注目している女優さん二人が出てるので拝見。

その大自然とは裏腹にものすごく狭くやり場のない村での世界を描いた作品。

最後まで犯人がわからないように作られていたのも、実際起きた未解決事件
>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

2.1

気になってる女優さんが出るというので見たけど典型的な昼ドラやったな。

好きになっちゃいけない恋愛にハマるとこうなるという最悪の結末。もはやまわりにとっても悲劇でしかない。

オーナーの八つ当たりはご
>>続きを読む

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.6

面白かった!

このスミソニアン博物館をモデルにしてるというので見たけどよーくつくられている。アメリカ独特のユーモアはさすが。

古代の価値観と向き合うには歴史を勉強したらわかりあえる。一見そんな単純
>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.1


一昔前の無茶苦茶な人生劇場。

人は周りとの比較がなければ悩まない。
そんなことを、漫画並みの様々な事件から真摯に放たれる作品。
病気、盗み、クビ、絶縁、風俗、DV、自殺、不倫、薬、殺人、同性愛、闇
>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.7

押井監督の出世作にして原作者から受け入れられてないという問題作。

時間感覚がなくなる学園モノはどうしてもハマりやすいループに対し、いい加減そうで日々の楽しみをしっかり味わっている若者たちの真剣な価値
>>続きを読む

female フィーメイル(2005年製作の映画)

3.3

独特な雰囲気醸し出す短編オムニバス。
憧れの高岡さんのジャケ借り。

予想以上にぐぐっと胸を鷲掴みにされた。

妄想も勢いのセックスも怖いよね。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

盲目の母親から放たれる圧倒的存在感。

死んでも息子の幸せを願う痛く儚い冤罪映画。

とんでもない自殺志願者にハメられてどん底へ叩き落されるも、どんなやつでも約束は守る。

そしておのれの信じた希望以
>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.2

デモはリスクがつきもの。
周りに偏見の目を持たれるかもしれないし、仕事はなくなるかもしれないし、何よりただの自己満足かもしれない。

それで充分やん。

これがイギリスで起こった80年代の実話とは。ラ
>>続きを読む

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.8

面白かった。
とにかく豪華。
まじで金使ったなぁ。

何をやるにしても金がかかるもんね。けどこれはそもそも忠臣蔵の話をいくつか見てないと理解ができないかもしれないので、それらを見てからのほうがしっかり
>>続きを読む

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.6

セリフが一つもなく、ここまで想像力だけでアニメはできる。

そぅいな世界の中で、時間も忘れるくらいなんだかんだ生きていけたのは、そこに誰かがいたからやろうなぁ。

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.3

見たよ。
多くの人々が夢を叶えるためにつくった作品。色々思うところがあってここには書ききれない。ただ、こういうので感動できる人が多くいるのは素敵なことだなぁと素直に思った。

俺の周りでの前評判が良す
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

まだ何もかもが自由に出来ない時代。
当たり前なんか住む地域や民族によって全く異なる時期に、己の価値観を広げ深めるには、人との出会いやそのテリトリーを増やすことで学んでいく。そこで出会って初めて生まれる
>>続きを読む

命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

一度だけ希林さんとお会いしたことあるけど、何なんだろうなあの人のこの人を惹きつける力は。恐らく演技というものだけではなく、彼女から醸し出される裏表のないその人間力の大きさだろう。

アル中の主人公と不
>>続きを読む