Kennyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kenny

Kenny

映画(301)
ドラマ(13)
アニメ(0)

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

「エクスマキナ」「ミッドサマー」の制作会社A24の作品。
古典的な映像を思わせるモノクロ1.19対1の画面サイズ。
音響効果が迫力あり音で観ている人を驚かす。
灯台守の男二人の4週間の生活が嵐でいつま
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.2

SNSで娘がいろいろな出来事に遭遇しているのを、お父さんがまた見事にSNSで探索して自分の知らない娘の世界を知り驚愕する。
それでも最後はなんとか…
Googleの写真イメージ探索は学習させてもらいま
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.3

2021年最新のシャマラン監督作品。
ロケはドミニカ。
人気のない綺麗なビーチとそれを取り囲む岩岳。そこを逃げられなくなるホテルから招待されたファミリー、カップル。
異様な雰囲気で進んでいく設定は冒険
>>続きを読む

ザ・オペラティブ(2019年製作の映画)

3.0

ロンドン、テヘラン、トルコ、ブタペストを駆け巡るダイアンクルーガー演じる女性工作員。
スパイ組織に利用され危険を冒して情報を入手するが、結局自分の身に危険が迫る。
冒頭の秘密メッセージから始まり回想シ
>>続きを読む

海辺の家族たち(2017年製作の映画)

3.0

マルセイユ近郊の寂れた港町
倒れた父のもとに三人の兄妹が集まる。
隣夫婦の先立ちや難民が出てきたりするが、それぞれの人間が抱える問題に向き合い変化が生じる以外は特に終わりはない。
最後のお互いの名前を
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.4

原題“Minding the gap”
イリノイ州ロックフォード
スケボーが好きな3人の仲間達をそのうちの一人が12年間に渡って撮り続けたドキュメンタリー映画。
それだけの長い期間をよく家族というテー
>>続きを読む

ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

2.5

オルガキュリレンコが出ていて、冒頭のミステリアスな音楽や雰囲気で期待したけど、ドラえもんの「なんでもポケット」のような話になって急に観る気がしなくなった。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.4


憧れていたユージンスミスの写真ではあったがユージンスミスについてはあまり知らなかった。
公害で知られる水俣であるが、映画では八代の海と山のシルエットが綺麗に描写されていた。
そして坂本龍一の静かな音
>>続きを読む

ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.2

1992フランシスフォードコッポラ監督らしくない映画。
女優陣が印象に残った。モニカベルッチの若い頃も見れる。
館ではなく狼がやってくるところが今までのドラキュラのイメージと異なる。

危険な関係(1988年製作の映画)

3.5

1988アメリカ映画
ミッシェルファイファーの純愛度が印象に残った。
小説をベースにしているだけあって脚本が素晴らしい。マルコビッチのセリフがはっきりとした口調で聞き取りやすい。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.4

殺人シーンから入るパターンで
何故コリーニは殺人を犯したのか?
サスペンス映画に見えるが実はサスペンス映画ではなかった。
実話なのかと思ったら実話でもなかった。
弁護士のプライベートとも絡めて、法廷で
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

広島を舞台にして、専属ドライバーのみさきが主人公をしまなみ海道を渡った島との往復をドライブする設定。その中での会話でお互いの過去が明らかになっていき、かけがいのない存在を失った共通点を見出す。
北海道
>>続きを読む

ウィドウ 怪物の森(2020年製作の映画)

2.6

サンクトペテルブルクの森
「未亡人」(ウィドウ)と呼ばれる悪霊に取り憑かれて犠牲者が続出する話。実話に基づいてるのか?
結局最後は何も明かされないで終わり、置いて行かれた感じになる。

シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

3.2

Stratford upon Avon
シェイクスピアの故郷が舞台。
今は観光地だが長閑なゆったりとした田舎町。
故郷でのシェイクスピアの晩年を描いているが、決して家族とは上手くいっていなかった。
>>続きを読む

ドリームランド(2019年製作の映画)

2.6

テキサス州BISMARKという今やゴーストタウンとなった街が舞台。
(映画のロケはニューメキシコ州)
この辺の広大な大地で起こる竜巻は本当に恐ろしい。遮るものがなくて車が跳ね上がる。
映画としては伝説
>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.0

ニューメキシコが舞台の前半サスペンス、後半アクション映画。
怪しい戦友の間はサスペンス感あったが、結局正体不明でただのアクション映画になってしまったのは残念。

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

ハンニバルレクターの幼少期からの生い立ちと過去の悲惨な事件の復讐を描く。
原作は「羊たちの沈黙」と同じトーマスハリスで2007年映画化。
ハンニバル三部作としてみないでこのままそれとして見応えがある。
>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.6

MANHUNTER1986の2002焼き直し。
レクターの出番は少ないが、アンソニーホプキンスが演じるとやはり存在感が増す。
ストーリーは同じでも、ビジュアル効果が新しい分だけ大きい。

ザ・パージ 魔法少女狩り(2021年製作の映画)

2.0

Witch Hunt
歴史上、魔女狩りは存在していたので、もう少し史実に近いかと思ったが。

ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

2.8

不慮の死の後に時間制限で戻ってくるという浅田次郎の小説のようなイタリア映画。
イタリア映画らしく明るく女性関係が多く人生を楽しんでいる生活感がわかる。
「小さな幸せの時間の断片が人生だ」
最後もイタリ
>>続きを読む

AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.8

舞台はボストン
ジェシカチャスティン扮する暗殺者AVA。
強すぎてハラハラドキドキしないアクション映画は他も同じか。

カポネ(2020年製作の映画)

2.4

マットディロン目当てで鑑賞。
あのアルカポネの晩年の生活を描いているが、「あの」をもう少し描いて欲しかった。

ラッキー・ライフ(2010年製作の映画)

3.1

NYに住むカップルが友人と余命いくばくかの友人を訪ねて海沿いの家に行く。
そこで数日過ごした思い出が自分の人生を浄化させるかのようなラッキーライフに映る。
エンディングは哀しい気持ちになる。

早春(1956年製作の映画)

3.2

名作「東京物語」の後の1956年の小津安二郎作品。
前作の親と子の家族のテーマから、サラリーマンと夫婦の現実をテーマにしている。
いろいろ懐かしい情景があった。
朝、駅に向かう働く人々の流れと電車を待
>>続きを読む

サイレントヒル(2006年製作の映画)

2.8

カナダはオンタリオが舞台のオカルト映画。
娘がサイレントヒルという怪しげな街の名前を呼び続け、結局その街に引き込まれて行く母と娘。
お父さんは結局活躍できずにうちに戻る。
かつての魔女狩りの火炙りで街
>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

3.6

小津安二郎監督1951作品
紀子三部作の二作目。
北鎌倉を背景にした3世代家族の設定で、今回は笠智衆は紀子の厳しい兄役。三宅邦子や杉村春子など前作と同じキャストが出ているだけに、今回の異なる家族設定と
>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

4.0

小津安二郎監督の1949年作品。
北鎌倉を背景にした笠智衆の父と原節子の娘の話。
原節子の顔の表情の変化が凄まじい。父の再婚を聞いた時の怖い顔と父と京都に最後に旅行した時の嬉しそうな顔。
父の嘘によっ
>>続きを読む

火天の城(2009年製作の映画)

2.8

安土城築城した棟梁の話。
今は石垣しか残って居なくて積石団の穴太衆が有名だが、五層7階の天主も立派だったろうと思い鑑賞。
映画としてはあまり意外性がなく、忍者も出る娯楽映画になっていた。

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.4

三部作の三作目
サイコミステリーからサイコスリラーになった。レクターの殺人がエスカレートしてかなりグロくなった。そして主役のクラリスがジュリアンムーアになって冷徹なイメージに変わった。ジョディフォスタ
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

三部作の二作目
随分前に観たが、WOWOWでその後のクラリスをドラマ化したのがスタートするのに合わせて改めて鑑賞。
サイコサスペンスの常軌を逸した行動と展開に改めて見応えを感じた。
同時に、この30年
>>続きを読む

レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年製作の映画)

3.4

原題「マンハンター」、
「羊たちの沈黙」
「ハンニバル」
トーマスハリス原作三部作の一作目
他の二つは前に観たがこれは初めて。
1986年作品だけあって懐かしいアメリカの街並みや車。
当時の音楽は映画
>>続きを読む

また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.0

ダイアンキートン、ジェーンフォンダ、キャンディスバーゲンといった昔から知名度のある女優達が真剣にコメディを演じてるのが可笑しい。若い時の写真と対比して歳を取ったらこうなるんだとまじまじと見てしまった。>>続きを読む

パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.0

パリを舞台にした同じアパートに住む男と女。魅力的な二人だから当然いつかは結ばれるのであろうと思ってはいたが、まさかの終幕5分前でした。これは所謂「恋愛物語」ではないのでした。
最後のダンスのカップルで
>>続きを読む

私は確信する(2018年製作の映画)

3.1

2000年にフランスで起きた「ヴィギエ」事件。妻の失踪の真相は?
きっと明かされるであろうと思っていた事件の真相が明かされず残念。架空の主人公設定なのにその主人公にその気にさせられ弁護を請け負うものの
>>続きを読む

エンプティ・マン(2020年製作の映画)

3.2

冒頭はブータン
(ネパールと中国の国境)
メインパートはミズーリー州
失踪した隣人の娘の部屋にEmpty manと書かれた血痕。
最後に実在していないとか言われると超能力すぎてわけわからなくなる。
>>続きを読む