KensakuMatsudaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.8

主人公のロブ。あんたほんとにすごいよ。何年も何年もかかって、でも進まない。恨まれる、脅迫される、給料も減らされて暮らしもままならない。それでも決して諦めずに戦い続けて、こういう人をほんとのヒーローって>>続きを読む

三姉妹(2020年製作の映画)

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平日夜に見るにはしんどすぎる…まともな大人がほとんど出てこず「こんな風になりたくない」人たちのオンパレード😢みんなめちゃくちゃ不器用だけど、でも確かにこの2時間の中でめちゃくちゃ生きてた。とりあえず人>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

今回はなんとピッコロが主役!!悟飯が準主役!なんとうれしい師弟の共闘よ…

またレッドリボン軍~?とは思うものの、今回は懐かしいコミック版ドラゴンボール(悟空の少年時代)のテイストがふんだんで、前回の
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ショーシャンクの空に 4Kデジタルリマスター版(1994年製作の映画)

4.2

20年振りくらいにみた。諦めないこと、希望を捨てないこと、知識をつけること、音楽を心の中に灯すこと、人への親切をすること、なにより続けること。どんだけ教訓的だよ!と思いつつもとても胸に刺さるのは自分が>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.8

狂人・変人と言われようが、治安最悪のコンプトンで娘たちを守りながら生きると決意した親父の生き様。2時間半の尺のうち、こどもたちのパーソナリティを否定する言葉は一度も言わなかった。おまえは最高だ!チャン>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

御年92歳。劇中は90歳だろうか。年々歩く姿も弱々しくなり、ましてやロデオシーンなんか本人は絶対不可だろう。

そんなクリント・イーストウッドが人生最晩年に伝えたいことが、人の優しさをありがたく受け取
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.7

Mr.nobody風味ではあるものの、そう単純なアクションにしてくれないのが北欧映画か。とんでもない脳筋暴力ヤローのマッツにまず驚愕、そしてダメなサイエンティストの仲間たち、娘とその彼氏、みんな個性が>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.6

やばいサイコーだった。これ以上ないラスト。イタリア、ジャマイカ、キューバ、北欧、太平洋の孤島と舞台設定も素晴らしい。ハバナのチャチャもだけど、ジャマイカのクラブのダンスホールレゲエが激熱。スペクターと>>続きを読む

攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

3.5

PS1以上PS2未満のCGに悲しくなりつつも、2時間でよくまとまっていて見やすかった。なにより少佐とバトー、トグサにタチコマたちの声がSACを思い出させてうれしくなる。あとオモシロとプリンは別にいらな>>続きを読む

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.8

なんと味わい深い世界観。非常に面白かった。ピノキオの話はとうに忘れていたけど、サメに食べられるところだけうっすら覚えていた。しかし猫と狐、まんまただのおじさんじゃん…。個人的にはカタツムリの造形が凝っ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.6

ドクター・ストレンジめっちゃ強くなってる~と思ったけど、昨日1を見たばかりなのに話があまり繋がらないというか、アベンジャーズ未見なので知らない人たくさん出てきて戸惑った。え、、これもうマーベルシリーズ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

これは面白い!!スパイダーマン1と比べると映像やストーリーやキャラクター設定や、あまりの進化に驚愕。やっぱハリウッドのCGすごい、FF7リメイク以上の空想世界が最初から最後まで飽きずに見られて、加えて>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.7

前作の概要(特にヴェスパー)を既に忘れてしまっていたためにこれ見たけどあらすじのおさらいが必要。ハイチ~ボリビア、船上バトルに空中戦と目まぐるしく舞台が変わって世界旅行のよう。前作よりボンドがすごく強>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.1

草笛光子の演技がすごくて胸に響いた。日本語のコメディってどうしてもわざとらしく感じるシーン多いけどまずまず楽しめた。シェアハウスが唐突な感じがしたので原作も読んでみようかと思う。

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.0

ストーリーが読めすぎて、敵もそんなに悪くない&強くないし最近のシャンチーとかエターナルズに比べると脚本がいまいちだった。でもせっかく見始めたので今後のシリーズも進める。

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.7

障害を抱えた人とどう接するか。声高に“被害”を訴える大人に対して、少年の心や態度がどれだけ純粋なことか。それは別として、49歳の息子を抱える親の心境を慮るには尺が足りないような気がした。後味は悪くない>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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ちょっと前代未聞でとんでもなさすぎて点数とか付け難いw しんどいシーンも多いけど見終わって気分悪かったり暗くなったりはしない。なんか良い悪いとか面白いとかそうでもないとかいうよりは、唯一無二の映画。

パリ13区(2021年製作の映画)

3.3

パリの郊外でくすぶる若者たちが夢に向かって頑張る映画かと思ってたら全然違った!!エミリーはもう面倒すぎて男だったら相手にしてられない、しんどい。そしてノラ見たことあると思ったら「燃ゆる女の肖像」の役者>>続きを読む

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.5

非常に批判精神に富むというか、観たことのない雰囲気の映画だった。

自分は何もなしえておらず何者にもなれていない、と自分は思うしほかの多くの人もそうかもしれない。

でも、何者かでないこと(世間からそ
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.2

あれ、マフィア映画だったっけ!?予期してた話と随分違ってびっくりした。サスペンスやマフィアものとしてみるには色々幼稚だったりするけど、最後の流れまでうまく考えられていて「ゴーストライター」を思い起こさ>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

クレジットラインの少なさに驚愕!!ドライブマイカーもそうだったけど、低予算でも脚本と監督の力で良作に仕上げられる典型。素晴らしかった。

ゆうこの天秤が、なにとなにを秤に掛けているかを知ってから、心に
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

見応えあり。世界を平和にしたいという気持ちで友情を育んだ二人が主役。ロシアが圧倒的にワルモノな今、どうしたら世界がよくなるか。感慨深い作品

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.1

平日夜に3時間弱かけて見たのに!!ストーリーとキャラクターに全く共感・感動できず、役者もダンスも音楽もすごくよかったのに、結果楽しむことができなかった…
アニータには助演女優賞あげたい。No soy
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

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どうしたら、人間が人間をこれほど虐げることができるのだろう。映画の中でたった数分見せられただけでトラウマになりそうな拷問を70日間に渡って行われ、それでも心を壊してしまわなかった彼の強さを、想像するこ>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

実はバットマンシリーズを見たのは初めて。最近シャンチーやエターナルズ見てたからバットマンも手からビームとか放つのかと思ってたら、強化スーツ着た普通の人間だった!!それにびっくり。空とぶのめっちゃこわが>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

最後の決闘裁判との併映に納得。こっちの方がポップに見えるけど、痛烈なエンドの方向性へ持ってくけど、それでも後味がすごくいいかと言われると、あまりそうでもなく。集団でも個人でも、自分の行動に責任を取れて>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

ぬーんしんどい。男性と女性、それだけの違いでこれほどの差別があっていいんだろうか。言葉や行動で女性に暴力を加える男はクズで、それは夫であってもそうでなくても同じだと思う。それにしても「目が合って笑顔を>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

金曜の夜のレイトショーを見て劇場を出たら、靖国通りにはタクシーの行列があって通行人はすごく少なかった。でも新宿のネオンが輝いていてすごくきれいで。

池松壮亮と伊藤沙莉、好きな俳優が二人主役で、池松の
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

3.3

髭面のインドの男たち数百人が走って叫んでぶつかって殴ってを繰り返す、誰が誰だかもストーリーがなんだかもまるで分からない狂乱のカルト映画笑 そもそもインド人なのにキリスト教徒っていうのもびっくりだったけ>>続きを読む

パリ、テキサス 2K レストア版(1984年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ高評価だけど自分にはそこまではまらなかったかなあ。トラビスとジェーンの涙が「セブン」で見たブラピの涙には及ばなかったというか。冒頭うとうとしてたらトラビスがしゃべるようになってた。少年ハン>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

よくまあ一人でこんなの作る!!ジオラマも人形も本当によくできてて所々CGかと見紛う。何度も地底に落ちて、ストーリーはよくわかんないけど撮影すごかった。クノコを収穫するシーンが一番気持ち悪かった笑

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.3

たまにこういう素晴らしい作品と出会えるのでギンレイホール通いがやめられない。

末期ガンの奥さんと旦那、二人の共通の友人の男性の話、と書くととてもスモールな世界観だけど、人の人生ってそれくらいの規模だ
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

カメラ小僧よ、おまえは既に変態である。前半の女優さんの頑張りが後半変な男の出現によって台無しに。前半2/3まで4点!後半1/3は1点。郵便局のあざと後輩が可愛くておもしろいのと、ゆるくて優しい台湾中国>>続きを読む

国境の夜想曲(2020年製作の映画)

3.5

中東の紛争地帯、国境地域のドキュメンタリーだが戦闘行為自体は写らない。遠くから監視行動をする一兵の向こうの地平線に、赤い太陽と思うがごとき炎が3つあがっている、映像としてはあまりに美しい描写。そこに時>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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しんどいなあ、見たくないなあと思いながらもギンレイホールでやってるからみるよ。写真や映像で何かを変えれるって信じられていた時代。ユージン以上に、アイリーンの礼儀・道理を重んじる姿勢がすごくよかった。エ>>続きを読む