わかさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.4

恋愛映画で良いんだよね…?

なんか、個人的には非行少女の物語に観えて仕方なかった。
窃チャに飲酒に深夜徘徊で謹慎3日とか、めちゃくちゃユルい学校な気がするのは私だけ?

とりあえず、山田杏奈の前髪の
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

楽しかった毎日が、ある日突然奪われる。
争いの理由なんて子どものバディには分からないけれど、何となく今まで通りにはいかないということを肌で感じる。

毎日学校へ行って、友だちと遊んで、好きな子の隣の席
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.2

夫の不倫をきっかけに、離婚協議中の夫婦。
ちなみに妻も仕返しのため不倫中。

財産分与も慰謝料もいい感じで話がまとまったのに一つだけ、猫のカンタの親権を巡ってなかなか離婚が成立しない二人。

そして、
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ストレイ 犬が見た世界(2020年製作の映画)

3.9

イスタンブールの街を気の向くままに闊歩する犬たちには、人間世界の出来事なんて関係ないんだよね。

すれ違う人間たちの日常会話から聞こえてくる興味深い話も犬には関係ないし、男女平等の差別デモの中で交尾し
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.8

結婚式、自分がやる側だとあんなに決め事あるし金はかかるしやりたくない。
他人の結婚式、家族のですらアウェー感があって場違いに感じたので出たくない。
そう思ってたので、序盤の中村倫也観ていて共感しかなか
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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.7

ドラえもん、ネコ耳を付ける。
やっぱり自前じゃないのを大義名分無くつけ続けるのは、抵抗があるのかな?

映画特有のキャラ付け設定によって、環境活動家にされるのび太のママと謎の第六感が目覚めていつもの雄
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

3.8

草野球かな?と思えるくらいに下手クソな弱小メジャー球団がリーグ優勝するまでを描いたサクセスストーリー。

150キロ超えの豪速球を投げるノーコンピッチャーや、当たればホームランのストレートしか打てない
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.9

これが一番観ているであろうドラえもん映画。
改めて観てみて、細かい作り込みが凄くて感心した。
特に気ままに夢みる機のソフト、コピーライト入ってるし、実在のゲーム会社もじりまでしてて一時停止しないと気づ
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(1963年製作の映画)

3.7

バナナマンの設楽さんがヒッチコックのTシャツ着てて、なんの映画だろうと思って調べたらこれだった。

鳥、鳥、鳥。画面いっぱいにたくさんの鳥。
群れで襲われるとこんなに不気味で怖いって事に気づいたヒッチ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

同じような毎日でも少しずつちょっとだけ違う出来事が起きている。

日常とは言いつつ、一期一会の毎日を描いた作品だった。

そして、そんな日常に変化を与えるスパイスになっているがペットだった。
とにかく
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ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

3.4

しずかちゃんフェチの方大喜びの仕上がり。
マジで子供向け作品とは思えないサディスティックな内容。

絵本の中に閉じ込められて出られなくなく→わかる

のび太のママが絵本を燃やしてしずかちゃんが戻れなく
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

圧倒的ダークな世界観、そして今まで風変わりなキャラデザだったリドラーをリアル路線のストーリーにのせてくるあたり、率直に凄いと思った。

今までのバットマンと同じようで、今までのどのバットマンよりも内面
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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.6

主題歌、島崎和歌子。
この部分で二度見&一時停止した。

内容ほとんど覚えてないのに、いーとーまきまき、いーとーまきまきのとこだけ覚えてて、凄い中毒性あった。

何だこの門は?入ってみよう!
と、躊躇
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.8

お風呂が命のしずかちゃん、謎に牛乳風呂への執着を見せる。
でも、後半マジ漢気がパない。

ヘタレのスネ夫、でもハリッド顔負けの特撮撮ってて普通に引く。

そして、映画でこんなに長尺の出演時間を貰ってい
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.2

イカれた親父のエゴで、酔狂な夢といっても過言ではない途方も無い計画。

でも、全ては子どものため。

そして、それを実現したのだからリチャードは正しかったのだと思う。

ただ、これは決してリチャードだ
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.6

他人の頭の中に侵入して意識を支配する。

物語の複雑さもあるんだけど、ある瞬間から本当にこれはどっち?ってなる。
あとどこから?ともなる。

そもそもこれは誰の記憶なのかってところも疑い始める。

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余命10年(2022年製作の映画)

3.9

なんか昔魔法のiらんどで読んだことがあるようなお話だった。

人生の終わりが見えているからこそ、やりたいことがはっきりしたり、終わりが見えてるからこそ、残りの時間が足りなくて出来ないことがあることに絶
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中村屋酒店の兄弟(2019年製作の映画)

3.9

冒頭10分は映像なしのラジオドラマで、目を閉じて聞こえてくる音声から映像を思い浮かべていた。

何気ないある家族の団欒の様子、何かが起こりそうという訳でも無い、観ているだけでほんわかする本当にありふれ
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.3

愛なのに。。。
純粋な気持ちからくる行動や言葉ほど、客観的にみると気持ち悪くなるから不思議。

シナリオだけ読むとドロドロしてて、とても嫌な気分になるのに、いざ映像にするととても滑稽でコメディタッチに
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.8

当たり前だと思っていた日常が失われてしまってはや2年。

当時の学生たちは様々な行事を中止され、それまでの努力が水泡に帰したのではないかと思えるほどの虚無感を感じたのでは無いかと思う。

本作もコロナ
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クリフハンガー フォールアウト(2022年製作の映画)

4.0

理不尽な理由で友人を殺され、理不尽な理由で自らも命を狙われることになる。
ただ、クライミングをしに来ただけなのに。

クズ過ぎる男たちに絡まれ、追いかけられ、命からがら逃げた先が岩壁で、装備もろくに無
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.9

かつての邦画にあった不気味なホラー描写と、洋画のゴア描写のハイブリッドで途中までは王道ホラーを観ているようでちゃんと怖い。

霊的な何かの描写はジャパニーズホラー的、住人の異常性は洋画的って感じかも。
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

アドベンチャーゲーム原作の実写映画。
ゲームの方はプレイしたこと無かったけど、冒険ありアクションあり謎解きありの展開で、トゥームレイダーとか好きな人は楽しめると思った!

糸を出さないトム・ホランドだ
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私、アイドル辞めます(2021年製作の映画)

3.8

大きな会場、たくさんのファンの前で惜しまれつつ卒業できるアイドルなんて、ほんの一握りなのだとこの映画を観ると思い知らされる。

地方の小さな会場、数えるほどのファンの前で精一杯歌って踊っている。

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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.9

ナイト・オン・ザ・プラネットのジム・ジャームッシュ監督作品。
タバコとコーヒーにまつわる11のエピソード。

どれもタバコをふかしながら、コーヒーを飲む人たちの会話劇を楽しむ短編。
この監督は日常を切
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

主役の二人を差し置いて、染谷将太とベッキーが無双している映画。

ヤクザvsチャイニーズマフィアvs汚職警官。
三池崇史監督のホームグラウンドみたいなテーマの作品で、期待通りバンバン撃つ。

主人公の
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セックスの向こう側 AV男優という生き方(2012年製作の映画)

3.3

ファンタジーの裏側と、ファンタジーを作っている人たちのインタビューを元にしたドキュメンタリー映画。

月間4500本も販売されるAV業界で、男優は70名程度しかおらず、1本数万円のギャラで現場をハシゴ
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.9

おとぎ話のような1日だった。

テイラー・スウィフトの歌う、Today was a fairytaleは今でも好きな一曲。

良い1日なのか、悪い1日なのかは別として、誰にとっても特別なバレンタインの
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ライブリポート(2019年製作の映画)

4.1

誘拐された少女の行方を追う様子をネット生配信するっていう、今の時代を象徴したような倫理観を問われる映画。

純粋にアーロン・エッカートのアクション映画として面白かった。

評価が低いのはやはりこの作品
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誰かの花(2021年製作の映画)

4.2

この映画には答えが無い。

だからこそどうすれば良かったのかいつまでも考えてしまうし、行き場のない気持ちを抱えたまま劇場を出る様は、映画の登場人物たちの気持ちを追体験させられているように感じる。

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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

サブスクないなぁーと思ってたら、映画館で上映してたので観てきた。

ジャケットなんとなく知ってたくらいだったので、五本の短編によるオムニバス作品だとは思わなかった。

やっぱり好きなのはロサンゼルスの
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

ミュージカル映画苦手だけど、スピルバーグ監督作品ならもしかしてと、ワンチャン鑑賞してみましたが、結果的にハマらなかったあげく3回も意識が飛んでしまった。

ミュージカルと言えば歌とダンスだと思うけど、
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

初めて観たけど、アニメだからこそ作れた自由な発想が詰まっていた。

本作でのマルチバースのアイデアがあってのノーウェイホームだなと思った。

あと吹き替えで見たらアメコミ的な吹き出しが全部日本語だった
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

映画で描かれるのは、ふたりのほんの数日間の物語。
でも、ふたりの間には映画では語られることの無い、一緒に過ごした2000日以上の時間がある。

だから、ちょっと思い出しただけ。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.5

10年くらい前、オリジナルキャストでの続編制作発表を聞いて楽しみにしてて、紆余曲折あってからのリブート作品発表。

それも悪くはなかったのだけど、そこから更に紆余曲折あってのオリジナルからの正当な続編
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355(2022年製作の映画)

3.6

各国のエージェントが活躍する女性スパイ映画で、感覚としてはオーシャンズ8とかチャーリーズ・エンジェルを観ている感じ。

ストーリーも世界を救う系なので、王道のアクション映画の展開で良くも悪くも安心して
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