木村建太さんの映画レビュー・感想・評価

木村建太

木村建太

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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

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信じられないほどの時間と労力のかけられた強制地獄巡りツアー。常識はずれの熱量で発熱する細部と「世界そのもの」の手触りに酩酊する。胸に迫るリアリティは扱う題材の身近さと必ずしも正比例しないことを痛感させ>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

4.2

前半に警察に誤認逮捕されたやつ、可哀想すぎるだろ。
とか、そんな倫理的欠陥をものともしないほど素敵でオシャな映画。
ソニックユースがかかる伝説の場面は映画で一番笑ったかもしれない。

モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.2

大した面積のない庭が、仙人のような主人公の視点を経由することで広大なジャングルのように見えてくる錯視はとても心地よい。
また、独自の価値基準で生きている山崎努と樹木希林の夫婦に俗人が振り回される様はか
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.4

ヨシカは選挙に行くのだろうか?
そしてどういう考えで何党に入れるのだろうか?
行動力のあるイタ女が大暴れする痛快なお話の中でも最高峰級に面白いとは思うが、「こういう人は実は日本全国どこにでもいる」と思
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ギャングース(2018年製作の映画)

4.2

現実世界の地獄という白飯の上に、バキバキのエンタメという煮肉がべっちゃりと叩きつけられた究極の牛丼映画。

ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.2

昏睡中に叔父にレイプされたと思い込まされ、神に愛される資格を喪った修道女ビリディアナは、それでも人々のために生きようと試みるのだが、その先には手酷いしっぺ返しが待っている…
悲惨な筋書きだが、突き放し
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

5.0

難しいことはわからないが、こんな風に笑える映画は他にない。傑出したコメディ。

麦子さんと(2013年製作の映画)

3.8

麦子さんと…何?と思い観賞。
生き別れとなった母とのつかの間の再会、共同生活と死別を経験した麦子(堀北真希)が複雑な感情を抱きつつ母の地元へ納骨のために帰ると、今ではおじさんとなった若い頃の母のファン
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来る(2018年製作の映画)

3.7

2019年最初に観たのでこの点数は基準です。トップバッターなので多めにつけておきました。
妻夫木が結婚して「育メン」になるまでの描き方が、記号的ではあるものの嫌みたっぷりでとても楽しめました。音楽の安
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怒り(2016年製作の映画)

4.5

最後のあいつはあいつの書いたあれをあいつがじぶんのために書いてくれたもんだと思ったのかな。。
でも、あいつとあいつの出会いが犯罪すれすれの○○○で、その部分と、あそこのあの国のあいつらにあいつが○○○
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

最高だった。でもこれみて「最高!」とか言ってる場合なのか?

「いずれ誰かにぶち殺されるために誕生した新たなるゴジラ」としての傑作

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.0

最後の「移人称」に涙…。
「ほんとに大変だったんだね、でも、よかったね」という気持ち。
海の生き物のディティールも細かくて最高。イカの「あの部分」をあんなに恐ろしく描いたのはもしかしたらはじめてでは?
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

4.5

まだ途中までしか見てないけど、傑作。
マイケル・ベイがこんなことを思える人だとは思わなかった…

筋肉質な奴にこれほど感情移入できる映画があるとは

突撃(1957年製作の映画)

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弾丸の嵐で、塹壕の外に出れば絶対に死ぬとわかってる状況で「いいから出ろ!」って命令されるような状況、よくありますよね…

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

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ジェーン・ラッセルがマッチョな選手たちと踊るシーン!最高!狂ってる

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

人間ひとりを捕まえて、性自認と生物学的な性の解離についての葛藤だけをもって「すべて」と銘打つタイトルは暴力そのもので、こういう無傷で無自覚な美化がジェンダーとセクシャリティの問題をあらゆる人にとって「>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

友人からタイトルを口伝いで聞いて観に行ったので、すっかり女性器を覆う陰毛について深い知識と意見を持った人々が集まって語り合う夜会の話(まん毛通の夜)だと思っていたのだが、それは聞き間違いで、実際はフラ>>続きを読む

永遠の語らい(2003年製作の映画)

4.3

豪華客船に乗ってフラフラ旅に出るような余裕のある金持ちの西洋人たちが語る上から目線のグローバリズム、歴史観に、とってつけたような悲惨極まる形で復讐がなされるラスト…(その展開すらご都合主義的なのが皮肉>>続きを読む

マンハッタン・ベイビー(1982年製作の映画)

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新宿の、ディスクユニオンへの入り口三つを基点として生成された繁雑な通りを歩いていたら、突然白目を剥いたエキゾチックな服装の女にこの映画のDVDを手渡された。意図がわからないので、なんですか?これは、ど>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

ゲームキャラクターたちが人間にストライキを起こす続編がみたい

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.2

ちっちゃい頃やりたかったこと(家出・旅)がほとんど全部入ってて泣きそうに

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

4.3

最高に狂ったマイケル・ダグラスが狂ったやつにしかできないやり方でこの世の不条理を指摘(殺したりしつつも)してくれる痛快な映画…だと思ってしまう…。

メニュー写真とまったく違うまずそうなバーガーを提供
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

そうだね、星のせいじゃないね。きっと星のせいじゃないよ。誰のせいでもない。誰のせいでもないんだ…。

アザーズ(2001年製作の映画)

3.8

ニコール・キッドマンの白さが功を奏し、とても白い映画に…おすすめです。

ストレンジャー・コール(2006年製作の映画)

3.6

味わい深い駄作。「なんだ…猫か」的な展開の過剰な連発に笑う。

酔拳2(1994年製作の映画)

4.3

お、おもしれ~。くっだらねぇギャグの数々が最高。列車の下から転がりながら出てきたジャッキーチェンに信じらんないくらいすかさず弁当すすめる弁当売りとか…

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.5

普通。こんなに普通なことある?普通におもしろい。心にまったく波風立たず。個性的なメンバーが何人か出てくるわりに「天才ハッカー」のやつばっかり突出して活躍していたなぁ…とは思いつつも、やっぱり別に全然つ>>続きを読む

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.6

小賢しいワードをこねくりまわすようなこすい笑いの数々を一瞬で粉砕してしまうダイナミズム…。暴力だねこれは。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.2

悪意まみれのユーモアに慄然とする。クールすぎるだろ…。

ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

4.5

最高にイカれた映画!面白くしてやろうという気合いがほとばしっている。泥水が清水に変わる場面で号泣。

封印された部屋(1909年製作の映画)

3.6

閉じ込められた100年前の白人たちが絶望的な表情でカメラの方を見てくるのが超怖い。亡霊に目をつけられたような感じ…

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