岩田健太郎さんの映画レビュー・感想・評価

岩田健太郎

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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

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Vol.1は何度もみたが、こちらは過去に1回しか見てなかった。若干地味なんですよね。ビルもラスボスとしての強さがイマイチわかりにくいし。でも、再見してそのしみじみした味わいでこっちも好きになりました。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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週末の夫婦映画。すごかった。これは「原爆」の映画ではなく、オッペンハイマーの映画。ノーランなので単純な映画の解釈を許さない。こういう複雑で濃厚な映画が(しかも長い)ちゃんと認知されてるわけで、「わかり>>続きを読む

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

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子どものときはそもそもアムロが年上のお兄さんだったので「まだ子供がガンダムのパイロット」という観念がいまいち腑に落ちなかった。登場人物の大多数が自分より年下になった今、それは腑に落ちる。子を持つ身とし>>続きを読む

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

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久しぶりに。過去に観たときは気づいてなかった(忘れてた)ことがいくつか。テム・レイの「あれ」はアムロのせいだったのか。アムロ母が「こんな子に育てた覚えはないよ」と言ってて「育ててないじゃんか」と往時は>>続きを読む

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

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「夕陽」は全然関係ない映画。このころの邦題はやりたい邦題(笑)。ちなみに「続・夕陽のガンマン」も続ではない(笑)。

何度も見た映画だが、イーストウッドが当時喫煙者だったからかメイクのためか小じわが多
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ダーティハリー4(1983年製作の映画)

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Make my day, が8割の作品。でも数十年前見たときほど悪い印象はなかった。当時はイーストウッド老けたなあ、と思っていたが、今見ると「めっちゃ若い!」なのだ。

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

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実話を映画化しただけあって全体的に地味だが、脇役が渋めでいいドラマになっている。イーストウッドがヌードになるのを拒んだ、みたいな記憶があったが再見時はちゃんとヌードだった。はて。

ダーティハリー5(1988年製作の映画)

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つまらない(笑)。傑作だった第1作を考えると、5番だしでほとんど味が残ってない。中途半端なギャグ、中途半端なパロディ。80年代の中途半端な雰囲気がよく出てる。サンフランシスコの街はジョギングに向いてい>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

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祝日の夫婦映画。面白かった!法廷物は大好きだが、終盤が説明的で、そこがアメリカのそれにはちと及ばなかったかな。敏腕弁護士が見事。

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

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初めてみた。ラストシーンで全部持って行く傑作。泣ける。

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

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見てない作品も多いイーストウッド。というか、この作品は存在すら知らなかった。2002年だからぼくの在米時代だが、「あれ」のせいで忙しかったからか。佳作。プロットが秀逸。イーストウッド、いろいろ心臓酷使>>続きを読む

ダーティファイター(1978年製作の映画)

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昔なんとかロードショーで見たような、見なかったような。ひたすら退屈なロードムービーだが、西部アメリカンジョークやカントリーやその他諸々の文化を理解してればもっと楽しめるのかも。ラストがしみじみでイース>>続きを読む

銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(1998年製作の映画)

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未見だった。まさか「俺達の戦いはこれからだ!」を999でやるとは(笑)。

ミュンヘン(2005年製作の映画)

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ミュンヘンのテロの話と思いきや、それは冒頭のみ。前半はムムムだったが、後半からスピルバーグの天才ぶりが大発揮。「敵か味方か」あるいは「正しいか間違ってるか」目線で映画を見る人には大いに不満かも。傑作。

怪物(2023年製作の映画)

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週末の夫婦映画。皆、怪演。子供を描かせれば日本一の是枝裕和映画。音楽は坂本龍一。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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原作は大好き。故に不安だった。音の出ない名作ジャズ漫画を音の出る映画でどう表現するか。そこには光と影、動き。そして音。台詞を抑制してこう表現するか。漫画のアニメ化はレゾンデートルがなくて6割は失敗。実>>続きを読む

悪女かまきり(1983年製作の映画)

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超つまらない映画(笑)。80年代の雰囲気が分かるのと、長門勇の演技がよいのが取り柄。殺人シーンのカメラワークもよいが、全体的には間延びしすぎ。音楽も全然合ってない(笑)。

竜馬暗殺(1974年製作の映画)

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まあまあ面白かった。巧みさとあざとさで言えば若干あざとさが勝つ映画。松田優作はとてもよかったけど、原田芳雄は何を演じても原田芳雄になっちゃうので史実上の人物演じるのはしんどいかも。

スペースアドベンチャー コブラ 4K(1982年製作の映画)

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何十年ぶりに。当時は大好きだった映画。今見直すとストーリーはベタだし、台詞は野暮だし。寺沢武一は本作は気に入らなかったとどこかで読んだが、さもありなん。しかし、アニメーションは超一流。コブラのちょっと>>続きを読む

虚栄のかがり火(1990年製作の映画)

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デ・パルマの黒歴史と言われる作品。原作は英語で読んでて感動したけど映画を見るのは初めて。めっちゃ面白いやん。トム・ハンクス、ブルースウイリス、モーガン・フリーマンと名優揃いで、演技も脚本もカメラもいい>>続きを読む

マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年製作の映画)

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伝説の一作だが観てなかった。TV版の最終回よりよかった。

正欲(2023年製作の映画)

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事前情報殆どなく観た映画。前半は「失敗したかな」と。台詞に全部説明させてて、賢しさとあざとさの微妙なラインを行き来してしんどい映画。ラストが非常によかったので、それで挽回。誰もがフェティシズムを持って>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

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こうやってみなおすと、ナタリー・ウッドが不自然すぎ。全然プエルトリコ人に見えない(笑)。シャークスのメイクも濃すぎ。時代ですね。

でも、それでも旧作のほうが妙味がある。視線や汗などに必死さ、リアリテ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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旧作は何十年も前に観たので細部は全然覚えてない。ただ、本作は英語とスペイン語が絶妙に混じっていてそこがよかったです。吹き替えは観てないけど、大変だったのでは。英語、スペイン語両方分かると3倍面白い(笑>>続きを読む

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

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ペキンパーの傑作。大好きなジェームズ・コバーンが躍動している。タイトルは原題通りだったら良かったのに。後に有名になるソ連の女性軍人が本作でも出ている。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

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伝説の一作。しかし、見終わるまで何度も挫折した。「ゴッドファーザー」シリーズは大好きなのだけど、なんなんでしょうね。田中邦衛の悪役ぶりが印象的。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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映画館で見た。最高。特撮もそうだけどドラマも見事。平和ボケにも戦争ボケにもならずに絶妙なバランス

張込み(1958年製作の映画)

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見事な一作。素晴らしいオープニング、素晴らしいエンディング。ちょっと主役のモノローグと女優の演技がムムムなところはあるけど、これだけ地味な映画でグイグイみせるのはなんとも。宮口精二がこんなに多弁な役を>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

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89年かー。当時の世界がよく分かる。前半はポリコレ的にどうなの?なシーン続発だけど、後半はそういうのはどうでもよくなる。

二百三高地(1980年製作の映画)

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各シーンが非常によく作られてる。役者も一流。それなのに全体としては傑作と言い難いのは、この作品が現在はほとんど忘れられていることからも分かる。The Good, The Bad, The Uglyが南>>続きを読む

狼よさらば(1974年製作の映画)

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ブロンソンの人気を確立させたという有名な作品。家族の復讐劇かと思いきや全然違う話だった。犯罪都市(だった)NYの話で、当時も物議を醸したらしい。でもこの映画のメンタリティがあるからアメリカはああいう感>>続きを読む

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

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駄作ばかりだと流石に辛いので正真正銘の傑作を。観るのは何度目か。最初に観たときは「やたらクソ長い映画」くらいな印象だったが、再見するたびに魅力アップの不思議な映画。南北戦争のエピソードも全部必然。タイ>>続きを読む

ダーティファイター/燃えよ鉄拳(1980年製作の映画)

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家事のおともに。つまらない(笑)。天下のイーストウッドもこの時期はこんなダレた映画を作ってたんだ。

ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

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映画としてはムムムなんだけど、とてもいい話なのでみんな満足、な映画。

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