おもしろい。
キャラ立ちすぎてるのに、時折捉えるアメリカの風景が美しすぎる。
全ショット間違えないのすごい。カメラ(キャメラ)を向けることの恐怖とちゃんと向き合ってる人なんだな。
説話論的な持続と主題論的な体系の緊密な連携も見事。黒沢清イズムを正しく継承している。
彼女たち>>続きを読む
前作よりははるかに良くなってる。
映画の成立過程そのものを撮りたかったのだろうか。
90分とかでシンプルに“普通の”映画にしたほうが良かったのでは?と思うくらいに途中の映像断片は良かった。
ものが落ちるという運動の体系論的意味合いの変化
秩序の維持→秩序の崩壊
影の使い方
雨、頭巾、顔を覆う
見習うことは見倣うこと
服の統一性
トランペットを奏でるまでの見事なショットの連続
トランペットがあたかも西部劇を思わせる救いの福音
雀の卵
食べること→所有することへ
契機は犬の毛が抜けるということ
親分子分の規則
規則に従わない太郎
一張羅
服を脱ぐ、階段を上る、階段を下りる、カーテンから外を覗く、ドアを開ける
何をうつして、何をうつさないか
言語の使用法含め黒沢清を彷彿とさせた。というより黒沢清がリチャードフライシャーを彷彿とさ>>続きを読む
調和のとれてない服装→炭鉱主の息子と娘の結婚という説話論的な不調和
説話論的な持続と主題論的な体系の緊密な連携
着替えるという主題
冒頭ぬっと顔が出るまでのカットの繋ぎ。ゾッとするラストへ。