たかたさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たかた

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暗殺者の家(1934年製作の映画)

4.0

リメイクには到底及ばないとしても、普通に面白いから驚く

センチメンタル・アドベンチャー(1982年製作の映画)

5.0

素晴らしき伝承の物語、多くを語らないことが如何に豊かであるか、墓前での振る舞い方をイーストウッドは教えてくれる。

コンドル(1939年製作の映画)

5.0

ジャズ的な演出で男女の仲が深まる、ホークス映画内の音楽は何故ああも魅力的なのか。
美しきリタ・ヘイワースとホークス的破天荒なキャラを演じるジーン・アーサー。
忘れてはいけない素晴らしい空撮。

東京画(1985年製作の映画)

4.0

小津の俳優となり、カメラとなり、忠実であろうとする事、ただただ感動する。
ヘルツォークはギャグ?

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

4.0

マリオバーヴァ『白い肌に狂う鞭』を意識してか、黒沢清の処女作のタイトルが『白い肌に狂う牙』であったのは、あまりに有名な話であるが、通底している部分を考えると、ロケーションの妙、舞台装置、それからショッ>>続きを読む

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

5.0

有名すぎる階段シーンを見る前から大傑作であることを確信し、本当に黒沢清は小津が好きなんだなと鑑賞中に何度も思っていると、佐野周二の職場の窓からダンスホールが見える場面では、思わず周防正行が想起され、『>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

5.0

圧倒的な語りに気圧され、何も考えることなく映画が終わり、残るのはただだだ楽しかった感情のみ。どうかしてます、ホークス。

ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)

4.5

底抜けに明るく人物を描けるから、こんなにもエモい魅せ方もできる。ランジュ氏が犯行に至るクレーンショットからラストにかけての力量にただただ圧倒される。

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

5.0

とんでもなく面白い。小津ベストに挙げる人多いのでは?全く関係ないけど『驟雨』思い出した。ヤバい。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

一貫した男の不在。島へと請負人を運ぶ水夫たち、完成した絵を引き取る運搬者、外界との繋がりを象徴する人物を除けば、一切男が描かれる事はなく、エロイーズの結婚相手どころか父親の造形すらも描かれず、メイドが>>続きを読む

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

5.0

所々置いていかれそうになるけど、なんて事ない、語りによる描写から離れ、ショットの連続で最後まで描き切ってくれるから、十分に楽しめた気になる。クロースアップにより身体の一部分そのものに事件性を感じ、物の>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

5.0

かの有名な「マラパルテ邸」、めちゃくちゃキマっている。相変わらず引用とか一切分からないけど、最初から最後まで良い。

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

5.0

世界一愛情のこもった「fuck you Sara」の台詞とクソッタレな野郎たち!!アクション教本!!

殺人地帯U・S・A(1961年製作の映画)

4.5

悉く決定的な場面でクロースアップを用い、それがアクションなりに上手く作用しているから唸る。少年時代の金庫を見つめる眼差しの時点で、今後の不穏な空気を察してしまう。実にスマートな良作。多くの人が憧れるわ>>続きを読む

スパイクス・ギャング(1974年製作の映画)

5.0

フライシャーは西部劇でも神。
あっという間に映画が終わっていた。

肉体の悪魔(1986年製作の映画)

4.5

どれだけ中盤がダレても、ラストのシークエンス幾つかで、観客を大満足させるベロッキオに屈服。地面にばら撒かれたカトラリーの上で踊るマルーシュカ・デートメルスの姿も中々だが、拒絶されるブリーフ男も頭から離>>続きを読む

ある犯罪の物語(1901年製作の映画)

3.0

モンタージュ理論がない時代の回想場面って色々と興味深いですね

Dream of a Rarebit Fiend(原題)(1906年製作の映画)

3.0

普段は別段そうでもないのに、映画の中で食事シーンに出会うと毎回心躍るのは何でだろう