Kenyさんの映画レビュー・感想・評価

Keny

Keny

Daredevil is my middle name

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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

トイストーリーを観ると原点を忘れないでいられる。すーーばらしかった。素敵がいっぱい。

CGがトイストーリーに追いついたよ。

不思議なクミコ(1965年製作の映画)

4.0

みんな他人を触媒にして自分に語りかけている。

日本人の情けなさ。神秘。
クミコもまた、間違いなく日本人の一形態であった。

シベリアからの手紙(1958年製作の映画)

3.5

でっかいクレーンとマンモスのアニメーションを観ていると不思議な気持ちになる。

サン・ソレイユ(1982年製作の映画)

4.3

「生の存続の二極地」としての東京とアフリカ。

日本人は仮の世で生きる術を知っている。
銀河を駆ける鉄道。永遠の過去に生きる侍。
日本語ではそれを諸行無常という。

そして、もののあはれ。

視点が変
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

アマンダだけは変わらない。
大人たちが弱さを見せていく中で、その中心でアマンダだけが強く、なににも目を逸らさず、立っていた。

ありがちなテーマだけど、ありがちな感動話ではない。こうゆう映画はいいよね
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

観てからこのポスターのカッコよさに気付く。結構ミニマムなスタイルの映画だったのがバッチリ好みでした。

人間1人、時を経て姿や感情やらが変わっていく中で変わらないものが浮き出てくる。真っ暗闇の中のお月
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.9

装いの崩壊。

それぞれの意識を覗こうとするカメラワークが印象的だった。
なんとも言えない表情が多かったなあ。

哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

4.2

父による支配。夫による支配。
自由の脚。

「服を着ると急に偉そうになるのよ」
自由を失い達観する女と枯渇した権威にしがみつく哀れな男の話。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

結局こういうことよ、映画って。
大型セットに雨降らせて、完璧な身のこなしのハンサム俳優が歌う。フィルムはもちろんテクニカラー。いいねえ。

ヴィジュアルもさる事ながら、ストーリーがトーキーに向かってい
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男性・女性(1965年製作の映画)

3.6

「マルクスとコカコーラの子供たち」

相変わらず小難しいことをまくし立てておる。なーに言っとるんじゃい。疲れるけど、そこはセンスで乗り切ります。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.5

父になりたいなー、と思った。ああやって心をぶつけ合える親子は何にせよいいもんだ。

アメリカって重大な欠陥を抱えてるよね。
あの森の中の家、抜群に良い。
芸術家の義母がいい味出してた。

孤独な天使たち(2012年製作の映画)

4.3

空を翔べない天使たちのダンスが全てを語っていた。外の世界と交わろうとすることが孤独よりも私たちを怖がらせる。

宇宙船から切り離された彼らを眺めながら聴こえてくるボウイの声、ストップモーション。
Ca
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

SNSだの2次元だの、バーチャル幸福横行時代の共感映画でしたな。あるいはスーパー現代日本版アメリとでも言おうか、言えないか。
男が最後までだいぶ厳しいっていう稀有な恋愛映画。
Wikipediaの楽し
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.2

坂本龍一のアイラインとたけしの不適な笑みに痺れる。

個無き集団の神秘。音楽がうますぎるんだよなあ。

舌鼓を打つ映画。ボウイって演技上手よね。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.2

心の中に迷い込んだ己の真意。外界を分解せども分解せども、その姿が見えない。自分のものであるはずの心が、叫びたくなるほど遠く感じる。

うん、心の隙間同士をパズルみたいに重ねるってことだ。

クレイムレ
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.2

1.ニコラス・ケイジのイケイケなLove Me Tender
2.ウィレム・デフォーのタイツ越しのニタニタ顔
3.サイケデリックなセックスシーン

唐突なテンションがいい。超面白いじゃん。

あげまん(1990年製作の映画)

3.9

純和風のフランス映画ってな装いだな、伊丹映画は。センスが効いてましたなあ。

仕事に付き出すとオンナにも付き出す、あゝ男の哀れ哀れ。

半世界(2018年製作の映画)

3.7

僕らは皆半世界でしか生きられない。
でももう半分の世界を想いたい。

父が子に理解されるには自分の人生を語るのが1番かもなあ。
木炭作りはじめてみた。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

シュールに次ぐシュール、たまらない。

Democracy Returnsって笑えるな。ロックンロールの発音とかも最高よ。

山猫(1963年製作の映画)

4.5

美に内包された暗闇、暗闇を纏う美。完璧だ。果実みたい。

タンクレディは赤を脱ぎ、アンジェリカは赤を纏った。赤は奪われた。
なによりもファブリツィオのワルツと涙がね。現状に満足するものに向上はないと。
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ファザー、サン(2003年製作の映画)

4.4

超えていく映画ってのがある。僕はそれが好きだ。

無視された遠近法が世界をいびつな球体に見せる。世界観というやつが永遠のようで実は完結している。それが生々しいほどの父子間愛の答えだろうか。

暖色の陽
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マザー、サン(1997年製作の映画)

4.2

赤子のように小さくなった母を抱きながら、母と息子だけの精神世界を散歩する。

あの山々のざわめきの中、ひとり苦しむ息子を思い出す。
じわあっと、じわあっと、心全体を濡らすような映画です。

母と子の距
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.1

幸福が神の賜るものならば、愛は悪魔のものでしょうな。
激情は短命。ゆえに僕らは激情に嫉妬し、殺すのかもしれない。

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

4.0

アッパーミドル階級の驕りと私利私欲の果てに残ったのはハワーズ・エンド邸だけだった。

それはそれはもうブリティッシュです。

教誨師(2018年製作の映画)

4.3

「私の役目は穴を見つめることだと思います」これに打たれた。

死刑問題、ひいては生死の意味。
大杉漣さんの強い強い意志を感じる演技が偉大でした、本当に。

要は、何も知らないことが怖いのです。
観てよ
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.1

She wore blue velvet♪
温かな歌声が逆に耳につく。
この世界は君たちの知らない秘密だらけなのさ。でも、めでたしめでたし。

ちぎれた耳を見つけても顔色ひとつ変えないところが1番のク
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.1

One shot.
銃弾の重みを知っていた男がベトナムで見せられた銃弾の軽さ。
人々の精神を抉り出すように表面化させた素晴らしい映画。長い長いパーティシーンは築かれた人生の崩壊を予感させる。

I f
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.2

おれたちは冬にしか会えない、このブロークバック・マウンテンで。

どうしようもない。
ヒース・レジャーの顔が枯れ葉のように萎れていく中でクローゼットにかかった2枚のシャツが妙に瑞々しく映っていた。
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パパは、出張中!(1985年製作の映画)

4.1

浮気症のパパ、ピリピリしてるけど優しいママ。しっかり者の兄ちゃん。僕の初恋と別れ。そんな小市民家庭の日常が翻弄され、人が死んでゆく。

「忘れよう。だが許すのは神だ」
そう、これは権力に振り回された個
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.4

軽佻浮薄。その連鎖。
人は人を扱いきれていない、だから。


うーむ。強い。

無人列島(1969年製作の映画)

4.2

素晴らしい。シュールレアリズム。

君が代に乗せて生まれるグジョグジョの人間どもが特に素晴らしい。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

戦争を介して完成されたホールデン、グラース家、そしてバナナフィッシュ。うーむ。The Phonyとの闘い。

サリンジャーファンは観て損はない、なかなかまとまった伝記映画だった。そしてサリンジャーを想
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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

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Never look back in anger
Always forward in hope
And never ever dream small

ぼちぼち行くか、ロンドン
You Can’t A
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エデン、その後(1970年製作の映画)

3.7

スーパー芸術志向フロイト映画。
僕らはこの小社会で演技し続けている。
チュニジアでの破滅を見ただろ?
カフェで演じ続けろよ。

まったくもって困った映画だ。やれやれ。

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