Kenyさんの映画レビュー・感想・評価

Keny

Keny

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

美学と哀愁と見応え。クレイグ版ボンドの幕引きに相応しい完成度でした。

ボンドの人間的側面が1番出てたなあ。

とっても楽しみにしてたアナデアルマスちゃんは文句なしでキュート!
もちろんレアセドゥは引
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

スカイフォールの重厚感を携えながら、実に21世紀007な迫力。

レアセドゥをキャスティングできたことが全てです。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

007には007の美学がなくてはならない。伴奏のように常に物語の芯となる美学が。

ボンドの衰えとルーツを語り、MI6全体に問うのは時代の変化。うーむ、歴史あるシリーズでこういう社会性つけるのはなかな
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

2.5

ブルゾン着て戦う砂っぽい男、これはボンドなのかあるいはハリウッド流ドカドカアクション映画に箱として利用されただけなのか?

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

美しきエヴァグリーン様とセクシー路線のボンド。
ポーカー勝負って絵になるよね。

金かかってんなー。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

時は流れるものではない。
時は存在するものだ。
僕らはただ、その時を認知し、抵抗せず、受け入れればいい。

素晴らしい考え方じゃないですか。

エイミーアダムスの声が映画の粛々としたテイストに凄く合っ
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.5

ブリティッシュかぶれを自称しておきながら、ほぼ触れてこなかった007、満を辞して登場でございます。

なかなかよくできたストーリー展開、とは言いにくい抜け目ありまくり爆破で誤魔化しまくりな内容だったけ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

飛びたかっただろうなあ。飛びたかっただろうに。

多様性と孤独に関して、21世紀の社会はどこまで理解できているのだろうか。全く?

屋上で静かに会話する少女たち。ハニージンジャーソテーを食べる2人。浜
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

良き人の中にも淀みはあり、汚れた者の中にも清らかな泉はある。
見つめよう。自分を素直に見つめて、他者の声に耳を傾けよう。
どれだけ泣きたくても、僕らは生きなきゃいけないのだよ、ワーニャ。

僕らは演じ
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キス・ザ・グラウンド: 大地が救う地球の未来(2020年製作の映画)

4.5

炭素排出量を抑えることばっか話してるけど、今大気中にある炭素は?

微生物くんってすごい。大地もすごい。植物もすごい。地球ってすごい。

やれやれ、資本主義だの戦争だのが絡んできて良かったためしがない
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チェイシング・コーラル -消えゆくサンゴ礁-(2017年製作の映画)

4.5

森林は人間によって直接焼かれている。
でも、サンゴはそうじゃない。
温められた海水によって殺されている。

それってつまりもう、手遅れってことかもしれない。

サンゴ礁は30年以内にこの世から消えるの
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

「理屈抜きに好きな映画」の棚にまた一本追加されました。
サマードレス!

シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.7

愛の軽やかな所有は楽しい。だけど、責任を伴わない愛はどこにも連れて行ってくれない。
まあ、それよりは女性主導のフリーセックスに関する理論を展開したいのかなーとも思ったけど。

黒澤明とゴダールをブラッ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.5

"私が何者か"なんてあなたが決めつけないで。
そう、僕らは多かれ少なかれ常に変化の途上にある。人を型にはめてパッケージ化するのはよしてくれ。

ラストだけ、ん?ってなったけどね!

地球が壊れる前に(2016年製作の映画)

5.0

レオの心意気が感じられる完成度。

現状と原因と実態、そして微かな希望。
いつも邪魔するのは欲望だ。

オバマのインタビューとパリ協定のスピーチがさすがでした。

“You are the last
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ミッション・ブルー(2014年製作の映画)

-

地球の生命線である海を僕らはどうしようとしているのか?

集団化した欲望と経済システムは不可逆点まで来てしまっている。。

築地市場に所狭しと並ぶ絶滅危惧種(クロマグロ)を見て唖然とするシルヴィアの姿
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

生きることは美しい。
求めることは美しい。
そう思わせてくれるような率直な映画の存在に助けられることがある。

それぞれが抱く理想と孤独の痛みが染み入るのです。

構成も実にクレバーだった。
そしてこ
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ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

-

ヴィーガンアスリートたち、生き生きとしてるなあ。

とりあえず、菜食という選択肢はかなり地位を向上させてると感じるし、それだけの説得力はそれなりにある。

何よりもさ、シュワちゃんってヴィーガンなのね
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ピアニスト(2001年製作の映画)

-

抑圧が生み出す人間の"ひずみ"。
それは秘めたる同居人としてその人間を損なう。そして時に性愛を媒介にして表に顔を出し、呼吸を求める。
そのへんをシューベルトの音楽に語らせるというのが実にいい。

エリ
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.5

室内楽のような映画だ。
ミニマムで簡潔な世界観にはシワひとつない。

想いというシンプルな熱量のぶつかり合いが、なるほどスーパーノヴァのように小世界的に煌めいている。
湖水地方と俳優陣がこれまた素晴ら
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.2

タルコフスキーの映画は雷に似ている
稲光に圧倒され、しばらくしてから雷鳴が聞こえてくるんだ。

はじめから素晴らしいです。魔術的な絵が映すのはひたすらに土臭い現実だった。
何かに盲信する宗教論でもあり
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

現象と呼ぶに近い。作られなくてはならない映画というやつだ。

こうありたい、こんなはずじゃない、俺は誰だ、お前はわかるか、ベルボーーーイ。

お前はバカか?と言うだろうけれど、お前はバカなじゃないのか
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サマー・オブ・サム(1999年製作の映画)

4.2

おいおい、お前らだって大概まともじゃないだろ?ってことです。

パンクを身に纏ったかと思いきや、ストリップまでしちゃうエイドリアン・ブロディがもーう素敵すぎる!Baba O'Riley 奏でるシーンが
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.5

体内で燻る旅への欲望がスペインの乾燥した夜とか、その他あらゆるスペイン的なものを希求していた。

そんな時、ウディアレンの映画はグリーンオリーブのようにささやかで決定的だったりする。

これ結構好きな
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ホテル・ニューハンプシャー(1984年製作の映画)

4.0

それぞれが持つ火のついた導火線が絡みあったり、思いがけない瞬間に爆発したり。

ジョン・アーヴィングのあのステップするようなストーリー展開とぺキュリアーな世界観をうまく映像に落とし込んでたなあ。

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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

善悪を見た目で判断すんなよ!ってね。
随分と混み入ったストーリーにしたなあ。

スパイク・リーってこんなのも作るんだね!

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

4.5

Home is where I want to be
But I guess I’m already there

流れる時間の中で広がる"不在"という穴。
プールに水を満たすようにゆっくりと、自分の
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

Love from the bottom to the top!!!!!!

デヴィッド・バーンによってパッケージされた完全無比なるショー。
そうだな、まるで人間の身体のどこかに集まった風変わりな細胞
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ケス(1969年製作の映画)

4.2

汚い生物 と 美しい生物。

井戸から汲み上げられた清水のような映画。

180°SOUTH/ワンエイティ・サウス(2009年製作の映画)

-

地球を愛でるということについて、僕らはあまりにも無頓着すぎる。

原生と冒険を求める心ってのはいいものです。

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.5

時に、こういう映画は必要だと感じる。
それぞれの愛をめぐる人生観、それがタペストリーのように折り重なる映画といいますか。
こういうウォールフラワー的映画は往々にして、小さじ一杯分の痛みを含んだ満足感を
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.5

喪失の後。それぞれがそれぞれの欠落を抱えながら前に進んでいく様がとても生っぽくて良かった。

本筋とは関係ないけど、ヨーロッパ的ライフスタイルがぎしっと詰まってる映画でしたね。アヌシーってこんなに綺麗
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健康って何?(2017年製作の映画)

-

健康をめぐるトピックは考え出したらキリがないんだ。政府やら経済やらが関わってくるし、毎年のように新たな研究が出てくるし。
でも考えることは必要だなーと。そういう意味でこういう映画は大事なファクターって
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0

口を挟む隙などない破茶滅茶。
アメリカ人のおバカなセンスと膨大な予算ってのが良い形で結集してる。最高だねこりゃ。
キャストも音楽も豪華すぎるしさ。

ヒャッホー!

ハートストーン(2016年製作の映画)

4.0

蹴られても蹴られても、海に還ればまた泳げるよ——。
若さが孕む緊張感が広すぎる自然の中でキリキリと音を立てていた。

薄い氷が張った湖を渡るような、そんな映画でした。

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

理屈抜きで好きだ、と言えるものに出会うことがある。ファッションとか絵とか、時々人間もね。
そう、僕はカウリスマキの作る映画が大好きだ。

立体的なウィットっていうのかな。奥行きを感じるユーモア。人間の
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