Kenyさんの映画レビュー・感想・評価

Keny

Keny

Daredevil is my middle name

映画(471)
ドラマ(0)

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

-

Never look back in anger
Always forward in hope
And never ever dream small

ぼちぼち行くか、ロンドン
You Can’t A
>>続きを読む

エデン、その後(1970年製作の映画)

3.7

スーパー芸術志向フロイト映画。
僕らはこの小社会で演技し続けている。
チュニジアでの破滅を見ただろ?
カフェで演じ続けろよ。

まったくもって困った映画だ。やれやれ。

ブルー・イン・ザ・フェイス(1995年製作の映画)

4.3

これはー、非常に最高だったな

映画好きとタバコ好きと音楽好きが集まって映画作ろうぜーっていうサークル感覚がいい。たーだもちろん全員とんでもないタレント揃いなもんだから仕上がりは保証するぜ。まあなんに
>>続きを読む

アタラント号(1934年製作の映画)

3.6

しぶいアングルが興味を引くし、シャガールな水中映像が美しい。
この時代にしては濃厚なキスがちらほら。

汚い変態水夫が終始憎めない。

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.9

迫り来るデジタルの波の中でちまちまレコード店を営む男の恋愛相談ってのはなかなか楽しい主題じゃないの。

レコードにしかないフィデリティをこの男は信じている。僕も信じている。世はCD社会になり、女性は強
>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

4.0

女性というか、人間という動物区分のメスについて、ゆったりねっとり静かに描いてますね。好きよ。
この小宇宙感がね、卵子の話かなーって思わせるくらい神秘的でした。当たらずも遠からずか。

あの閉ざされた森
>>続きを読む

砂丘(1970年製作の映画)

4.3

じっとりと、シンプルに、and爆破。
おれたちの人生なんてあっけなさに満ちた不条理劇なのさ。といった具合にいつのまにか終わっていた。素晴らしい映画だ。

諸君、Pink Floydにのせてぶっとばそう
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

なんてミラクルな、ドラマチックな歌声なんだろうね。
フレディ・マーキュリーという人間の生き様とラミ・マレックのラストの眼差し。We are the Champions. うん、両者素晴らしいパフォーマ
>>続きを読む

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.8

気怠く生きつつもなんとなく金持ちになり、なんとなく女にも不自由しなかった。そのツケとして、身元不明の息子の存在を知らされ、かつての恋人の醜態を見せられる。

枯れた花以外、あとには何も残らなかった。
>>続きを読む

バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

4.0

欲望の代償となったはみ出し者の果て。
欲望の交差の果てに流した弟の涙。
兄を演じることに固執し、最後に爆発した感情。それだけでいい。それだけで。

アルモドバル映画のスペイン語はとても柔らかい。

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.8

レンブラントとマグリットの絵画のミクスチュアのような、クラシカルでスリアルな構図が素敵。

古き良き習わしをフィルムに収める若者の生活に急に飛び込んでくる美。それはもはやこの世に存在しない死の美。
>>続きを読む

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.7

わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。

思い出され
>>続きを読む

恐るべき子供たち(1950年製作の映画)

3.5

近親相姦と同性愛で紡がれる子供たちの閉鎖的な精神世界とその崩壊。好きなんだよねえ、原作。
コクトーが介入したからだ、ストレートに映像化しすぎた。想いが強すぎるというか。削る勇気を持てないものさ、生みの
>>続きを読む

日没の印象(1975年製作の映画)

-

カメラ買ったよー嬉しいなー。家族でも撮ってみよう。
自分の好きなものを撮れるって幸せだなー。
フィルム作りは楽しいなー。
終わり!

これは衝撃だ。すごい面白いぞ。なぜだ。

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

-

日記映画というものがある。

パワーあったなあ。

もう一回観る必要あり。

25年ぶりの故郷の井戸の水はどこのどんなワインよりもうまかった。

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

アメリカはこういう映画だけ作ればいいんだよ!(いい意味で)
見てるだけで満足な俳優たちと聴いてるだけでテンションあがる音楽にストーリーをつけるだけでいいんだ

街中を美人と歩いて、独特の早口で気の利い
>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

クー!
(最初から最後までへんてこりんで面白すぎるのに、なんだこの深さは!)
クー!
(楽しすぎたなあ。体制批判も欲望社会への皮肉もしっかりしてるのに、それと同じ質量で楽しい。エンターテインの仕方が絶
>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.4

なんだこのクールすぎる気怠さは!

Elvis —> John Lurie —>”DJ” Tom Waits —>Elvis Presley!!!
最高じゃないか

真っ赤なJay Hawkinsのプ
>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

寒々しい不幸で凍えちまった心。擦られたマッチの頭みたいだ。

渋い。シーンで魅せるなあ。

音楽だけがうるさく語る。「お前の人生どうしようもないな!」ってね。
ぞんざいに投げ込まれた封筒の演技力が好き
>>続きを読む

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.7

[リアル]とは、人とつながってる時にふっと現れる。だからひとりは楽なんだ、ある意味において。

メラニーロランはなぜあんなにもメラニーロランなのだろう。

(2017年製作の映画)

4.4

失ったものを求めること。失い続けているものを求めること。
とても温かい手と、とても冷たい手で心臓をぎゅっと掴まれているような映画だった。ずっとドキドキしていた。
触れそうなくらい輪郭のある音。温度と湿
>>続きを読む

愛の果てへの旅(2004年製作の映画)

3.6

無意味の現在を消費する男が過去を紐解き、未来に手を伸ばそうとしたら、現在は停止した。
時間の硬さを感じる映画だ。しかし、トニ・セルヴィッロと攻めてるカメラワークに気を取られすぎた。ちょっとよくわからな
>>続きを読む

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.7

優しさって寂しい。嬉しさって悲しい。
魔法って言っていいかな〜

とてもとてもジャック・タチでした。エディンバラもとてもとてもエディンバラでした。

死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

4.0

処女作にMiles Davis使っちゃうなんて、すかしてるわ!音と光の使い方!憎たらしいほどかっこいい映画だ。

ジャンヌモローの唇に溺れろ。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.3

20年前は前を向いて走っていた。今は後ろが気になっちまうおれたち。変わらないものと変わったもの。
やっぱり昔のお前(T1)のが好きだよ、って素直に言えてしまう、いや言わせようとしている素敵さと愛がある
>>続きを読む

ザ・ダンサー(2016年製作の映画)

3.7

ダンスはシンプルでナチュラルなものよ!と考えられていた時代の前衛ダンス。そのシーン、美しいのなんの。そう、まさに、命を持ったポエム。でも、わたしもダンスはシンプルな美しさにこそ魅力を感じますねえ。まあ>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.8

ゴダールも、いや、ゴダールだからこそ、人並み以上に弱くて、悩んでいて。何度も眼鏡を割ってしまって先が見えなくなる。
映画か政治か。映画の可能性とは。
そりゃ、普通の若い女の子は付いていけないんだろうけ
>>続きを読む

マニフェスト(原題)(2015年製作の映画)

4.4

Ladies and gentlemen, all current art is fake. All of man is fake.
Nothing is original.
Authenticity
>>続きを読む

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.8

差し向かいで食す真っ二つのスイカが妙に生々しいし、ライオンの頭はインパクト。

嘘塗りの町に語り継がれる1人の英雄の話。ファシストも反体制も有耶無耶で空虚なのです。

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.8

自分の幸福と生命は、世界のどこかのもう1人の自分が代償となって、与えてくれたものかもしれない。自分が孤独ではなかったことを知った時に、自分は今孤独だと悟る。
色合いが少しうるさすぎたかな。でももう一回
>>続きを読む

ネクター(2014年製作の映画)

4.5

女王蜂が包括する宇宙。
規律を持って動く働き蜂。生涯の意味を女王に捧げるオス。
なんと艶めかしい!しかし宗教的とも言える美しさに口腔内は蜂蜜の香りに満たされる!
何から何まで、設計の完成度を感じた。こ
>>続きを読む

(2007年製作の映画)

4.2

もう、戻らない!

見える景色に嘘をつけなくなった時。

いやあ、ドランを観に行ったつもりが、魅せられた。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

-

人は人の命を奪うことはできる、でも歌うことは奪えないのさ。
音楽を愛し、人生を愛したブエナビスタソシアルクラブの皆様に敬意と賛辞を。音楽も、人生もまた、彼らを愛したのだ。
こんなの、素晴らしいよ。素晴
>>続きを読む

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.8

死を意識した時に見える景色とは。
近しい人物が寄せる表面的な同情に色合いはなく、見知らぬ人間に初めて色彩を感じる。生の再構築と言おうかね。今までの自分の生き方が普遍ではなくなる。
側にいたい。側にいる
>>続きを読む

>|