小湊くろおるさんの映画レビュー・感想・評価

小湊くろおる

小湊くろおる

映画(262)
ドラマ(1)

東京夜曲(1997年製作の映画)

3.0

時代を映し出していて、それはそれで楽しめたのだが、人間模様はどうなんだろ?
今ひとつ深いところまで感じ取ることが出来なかった。
やはりスクリーンで集中して見るべき作品なんだと思う。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

劇場鑑賞#27

子供のような無邪気さで悪事を働くが、それだけというか、ジョーカーのような悲哀に満ちた深みは無い。
ヴィランはヴィランなのだろうけど、むしろ人間味のある優しさなども、見て取れた。
それ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.5

劇場鑑賞#26

文学的であり哲学的な討論なので、そこを観念的と揶揄されるのは仕方ないとしても、文学的、哲学的な討論から脱却するのならば、何をしなければいけないかを知ってるからこそ、その方法の形は違え
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恋人たち(2015年製作の映画)

2.9

キネマ旬報で2015年度の邦画で評価がたかったから観たけど、特に大した感慨は受けなかった。

なんで最後は綺麗に終わらせるんだろか?
着地そこなんだ?と思った。
なんか良さげな終わり方するといい映画
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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

4.5

やっぱ何回みても面白い!
この岸和田少年愚連隊はシリーズ化されてるみたいだが、井筒監督の作品だけで十分じゃないかな。
後のヒーローショーがこの岸和田少年愚連隊の、変奏曲のような作品だと見てる。
主役も
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

2.8

劇場鑑賞#25

日本てこういうよく分からないハートウォーミングなコメディ多い気がします。
いや、コメディと言っていいのだろうか?

コメディって私たちが暮らしているリアル世界とのギャップから笑いが生
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.1

劇場鑑賞#24

この演出はどうなの?
さもありなんの場面に、類型的な人たちが、いかにもなセリフで、差別する。
もう少し、やり方なかったのかな?
弥生を探すんだって、あんな力技な探し方あるかな?

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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

劇場鑑賞#23

かなり迷ったが、エンドロールを眺めていて、やはり見てよかったと思った。
特にエンドロールは予想に反してかなりさみしげなものであったが、花火のように燃え尽きて人生を終えた彼女には、ある
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

劇場鑑賞#22

新しいホラー?
キモイコメディとも言えるかな。

そこそこ楽しめる作品ではあるが、とても長く感じたし、終盤は怖さと言うよりキモさが前に出てた。

いわゆる既存の文化からいかに掛
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初恋(2020年製作の映画)

3.1

劇場鑑賞 #21

合う人には合う作品。
作品の主題もとてもよく伝わってきたし、それによって気持ちも揺さぶられたが…
何しろ変化球の作品の割に、メッセージはストレートなので、なかなか飲み込めず困惑した
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Red(2020年製作の映画)

3.3

劇場鑑賞#20

見れない作品ではないのだけれども…

夏帆はいい演技してたと思うし、こんなに綺麗だったんだと思い直した。
ただ、今ひとつ何が言いたいのか分からないというか、、最後の選択に至るまでが弱
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

劇場鑑賞#19

素晴らしかった。

とにかく臨場感が凄すぎて、こんな映画体験初めてだった。本当にその場に居るかんじがしたし、一瞬も気が抜けないピリピリした雰囲気に息もつくことが出来なかった。

よく
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影裏(2020年製作の映画)

3.7

劇場鑑賞#18

原作が純文学寄りという事くらいの知識しか持ち合わせず鑑賞。

前半は、和製「ブロークバック・マウンテン」かと思いきやそっちに流れず、ひたすらミステリアスな空気が漂う。
故に映画的には
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場鑑賞#17

こういう静かな中に物凄いエモーショナルがある映画は好き。

ただ前半から中盤にかけては、凡庸すぎて眠くなってしまった。後半に繋がるセリフや、ちょっとした表情があるのだけど、あまりにも
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.5

宮尾登美子原作の高知三部作は、五社英雄の代表作であり見応えあった。

夏目雅子さんは既に大女優に位置していた記憶があるが、やはり演技を超えた存在感があった。

静かな雨(2020年製作の映画)

3.6

劇場鑑賞#16

静かな作品であり、音楽がとても良くて、希望とも不安とも期待とも言えない絶妙のバランスの音楽が素晴らしかった。

いわゆる日常をテーマにしたような作品で、毎日同じような繰り返しと思って
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

劇場鑑賞#15

いい映画だったな。

コンゲームとまではいかないものの、主題はそれではないので、妙に納得してしまった。
つまり過去を解雇して今の自分を見つめ前に進むしかないじゃん的構造。

かと言っ
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.0

劇場鑑賞#14

これは劇場鑑賞出来て良かった。

とても丁寧に作ってあって、撮影演出や編集も僕好み。アニメっぽいと言ったら語弊あるんだろうけど、場面の一つ一つが生きてるというか、絵になるというか…
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

本格ミステリは、かなり好きな方で小説は相当読んでる。
なにが面白いかって、それは謎解きとどんでん返しなんだけど、この作品は苦しいところが多かったかな…

快刀乱麻を経つかのごとくとはいってない。

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

こういうノリの映画は自分好みでは無いので、なんとも退屈だった。

イングロリアス・バスターズ見ちゃってるしな…

上手く言えないけど、映画外で説明と言うか…エクスキューズと言うか…が必要な映画って苦手
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his(2020年製作の映画)

4.1

始まり5分経過しただけで、「あ、これはいい映画だな」と感じた。

今泉監督はこういう心理描写で魅せる映画の名手ですね。
憎しみは何も生まない。
そんなメッセージと受け取れるようなピュアな人々。素敵すぎ
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想通りいい映画だった。

やってることはかなりシュールというか、アブノーマルと言うか…

なかなかラブドールを主にした映画を、シネコンではやらないと思うので、思い切ったなーと思ったけど、逆にラブドー
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.2

なんなんだろう?この映画力。

理屈じゃなくて、なんかよく分からないけど、見てるだけで、身体に鳥肌が立って、涙が出てきた。
そういう力がこの映画にはある。

もうこれはセンスですね。岩井俊二さんの映画
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.0

やっぱり根本的に入り込めない。
どんなに上手く作ったとて、400年も前と現代の物を間違えるなんてことありえない。

この脚本家は炭素鑑定というものを知らないのだろうか?

僕はここをくぐりぬけての騙し
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mellow(2020年製作の映画)

3.6

個人的にこういったテーマは大好きなので、考察しながら観ることが出来た。

見る側はいわゆる神の視点である為に、誰かに自分を投影して入り込むことはしづらいのだけど、今泉さんの特徴なのでこれはこれで楽し
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(1985年製作の映画)

3.9

とてもよく出来た作品でした。
原作は宮尾登美子。
私小説のようなものらしいですね。

映画の構造としては、ざっくり言うと「ゴッドファーザー3」
全てを手に入れてきた男が、最も大事なものを失う話。
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.9

イーストウッドはほんとに多作。
それなのに、メッセージ性の強い映画を作ってくれる。
内容もストレートで、悪いのは人ではなく、制度なんだと言ってるような印象を受けた。
アメリカや欧米諸国は法律を変えなが
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TOURISM(2018年製作の映画)

2.0

眠くなった。
カメラダダ回ししてるだけのような映像。
NHKで良くある番組っぽい。

好みではなかった。

※監督のトークショーがある為に見たが、本来見なくてよかったなあ。

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

3.3

商業映画ではないので、かなりの、とっちら感はあるが、鑑賞後の気分は悪くなかった。
ただ、やはり脚本には難があると言わざるを得なかった。
現代を描きたいのか、幻想を描きたいのかはっきりしてないので、かな
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

噂と違わず、確かによく出来た脚本だと思う。
何より着地が良かった。
ただ動機というか、そこに至るまでの背景というか、もっとはっきり示して欲しかった。

おそらく特異な家族としては描いてないと思うんです
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

バランス良い映画ですね。
こういう話をなんとドラマティックで、なんてカッコ良く撮るんだろう。
音楽も素敵!

邦画に比べて何年先を行ってるんだろうか?

いや、違うな。
こういうジャンルはアメリカのお
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冬の華(1978年製作の映画)

3.0

池上季実子の美しさはこの頃がピークな気がする。ここからなだらかに下降し、体重は反比例していく。

なんの感慨も受けなかった。
正直今みるとダサいし、言ってることとやってることが矛盾しているようにも思
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北の螢(1984年製作の映画)

3.0

いつの間に目が見えるようになったんだろう?とおもっていたら、「え?やっぱり見えなかったの?」と思わず心で叫んでしまった。
細かいところも、はあ?みたいな所が多くて…残念な部分も多いのだけど、こういっ
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.9

面白かった。
これは国民的映画になるわな。
日本人のいい所を凝縮したような映画。

今上映中の最新作に、1作目の場面が随分使われていた。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.9

これこそ日本のエンターテインメント。
懐古するだけでなく、再び寅さんワールドが動き出したことに感動。

満席でやはり年配の方が多かった。
笑いも沢山あって、それぞれがかつての青春を堪能しているようでも
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主戦場(2018年製作の映画)

3.1

慰安婦を性奴隷と称した「奴隷」の部分は、当時その女性たちには自由がなかったという広義の意味で、そう使っているようなのだが、映画を見ていると、日本人にも自由がなく、日本=天皇なのだという証言に全てが帰結>>続きを読む

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