JeanBoissieuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

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『82年生まれ、キム・ジヨン』と抱合せで観てほしい。よすぎた。女の連帯

パプリカ(2006年製作の映画)

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いつみてもイイに決まっている。平沢進の奇跡がつまった一作。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

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ポリコレ的ノイズが気になってざわざわした 音楽はいい

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

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絵がいちいち綺麗。詩と狂騒のファザー・コンプレックス

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

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80年代の現代演劇〜00年代のアニメまで、表現における「元ネタ」のオンパレード。通底する美学が幹のようにあり、その周りを表現というノイズが覆い尽くしてる。つくる人のための映画。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

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前半うとうとしてると猿の惑星と間違えちゃうので注意

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とにかく良かった。イ・ランがよく自国ののっぴきならない状況を「ヘル朝鮮」と言ったりするけど、まさにその、ヘルな地から、ヘルを見てみぬふりするすべての人間に対してナイフを突きつけるような作品。
冒頭、w
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サスペリア(2018年製作の映画)

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奇作。トムヨークとコンテンポラリーダンスはウマが合う。マダム・ブランの面影にピナを見てしまって動揺。

誰も知らない(2004年製作の映画)

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万引き家族、ディストラクションベイビーズ観てからのこれは、くるしい

何者(2016年製作の映画)

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まだ何者でもない者たちが、何者かになりたい、あるいはなりたくない、はたまたならねばならない瞬間というのが、人生のなかにはときどき発生しうる(らしい)。たとえば、モラトリアムの終わりとか。
その瞬間って
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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音楽と画面があますところなく不穏でよい。ジョイちゃんとゴズポンのリアル肉体接触シーンの映像、ダンスみたいで美しかったな。
自分だけは特別でありたいと願うレプリカントのかなしさを、ゴズポンのしょぼくれた
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万引き家族(2018年製作の映画)

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家族、法秩序、世の中の「ふつう」から見捨てられたひとたちが身を寄せあい、生きる。お墨付きはひとつもないから、登場人物の表情や関係性はつねに薄い氷の上を歩くような繊細さと緊張感に震えている。しかし、それ>>続きを読む

サバハ(2019年製作の映画)

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ホラーとサスペンス、韓国SF、キリスト教、仏教、新興宗教、カルトいっしょくたにしながら、信仰そのものが孕む問題からかたときも目をそらさないあたりさすが韓国。主人公の宗教研究家は昔流行った日本のドラマ「>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「るかの長い夏休み」というタイトルであれば納得。
原作読んだことない人(かつ、感受性ビリビリの人)がこれをどう観るのかは気になる。
ストーリーにも映像にもノイズ多いから、もしかすると思いがけぬ(いい意
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

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ちょうどいいビル・エヴァンス入門映画。大きい音で音源聴けてよかった。深くもぐって、底の方で耳を澄ます人生。ぬくい。

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

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カッコイー。
モップ戦闘シーンすばらしい。
コナンの映画とか、この形式をほぼ踏襲しているのでは

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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何も起こっていないが、ささやかなあらゆることが起こっている映画。綺麗だった。

嘘をつく男(1968年製作の映画)

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ストーリーは見る影もなくばつばつ裁断されて床の上に散らばっている。その一枚一枚のカットがあまりに美しいので、鑑賞者はなにか大切なことが描かれているのではないかと信じて食い入るように画面を見つめている。>>続きを読む