キナさんの映画レビュー・感想・評価

キナ

キナ

観たいものを観れるときに良い席で
ベストムービーは2017年劇場鑑賞作品から

映画(182)
ドラマ(0)

モダン・ラブ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

常にいくつもの脳内現実を持ち歩いて日々何とか生きている身としてはとても面白く観れたんだけど、最終的になぜか悲しくてたまらなくなってしまった。

デジャヴやループ、新惑星、異常気象などのSF感を主人公達
>>続きを読む

ブラッド・インフェルノ(2017年製作の映画)

3.5

セクシーな男女がバンに乗って寂れた街に向かって行くだけでキュンキュンする。
非常にベタだけど、一つ一つの展開は痛くて汚くて好き。
あの汚すぎるトイレが夢に出てきてだいぶ辛かった。

ちょくちょく挟まれ
>>続きを読む

インサイド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家に侵入される系はどうしたって怖い。
オリジナルの強烈さは味わえなかったけど、次々と起こる出来事に普通に面白く観れた。
今作のサラの方がオリジナルよりタフな印象。
臨月の妊婦さんが結構ガシガシ動くので
>>続きを読む

ダーケスト・ウォーター(2017年製作の映画)

2.5

双子の姉弟の美しさとゴシックな雰囲気満載の映像で観ていられるけど、なんの感情も動かないまま終わってしまった。

屋敷に縛られる理由や掟の意図がふんわりしているので、いや普通に引っ越せばいいのでは?など
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原点回帰とも言える前作にあった、テーマパークを滅茶苦茶にされる恐怖感やパニック感は味わえるはずもないとストーリーはほぼ諦めていたものの、あまり芯が通っておらずだいぶ残念。
「屋敷×恐竜」というまさにハ
>>続きを読む

マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

肝心な所をあまり写さずGoProの如くブレまくるカメラワークと、良いんだか悪いんだか微妙なテンポ、かなり無茶なストーリーに苛立ちつつも、不条理な子供殺し劇は観ていて楽しい。

無条件な愛情があるはずの
>>続きを読む

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

結局エルはデルフィーヌが創り出した人間だったってことか…多重人格とはまた違うような気もするけど。
最後のサイン会時のデルフィーヌがエルと同じようなメイクをして自信満々でニヤッと笑ったその顔にゾクゾクし
>>続きを読む

母という名の女(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

映画でも実生活でも、女って怖いなんて安易に思うことは無いけど、アブリルの強かさと恐ろしさはなかなか強かった。
「母性なんて無い」のキャッチコピーとポスターのビジュアル、その構図が鑑賞後ジワジワ来る。
>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

2.5

屋敷の造形が好き。
映画として、ホラーとしての楽しさはあまり堪能できなかったので、もうウィンチェスター・ハウスのカラクリや部屋をたくさん見せた紹介ムービーにして欲しかった…

ストーリーはだいぶ無理矢
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高の映画体験。
予告を見ていなかったけど、たぶん絶対面白いだろう!と期待を込めて最前列で鑑賞。
前半のノーカットのゾンビ映画でゲロゲロに酔っていたら、後半のめくるめく情熱の波に飲まれて大爆笑しながら
>>続きを読む

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告やあらすじから、荒れる外に対し美容室の中は平和に振る舞う女性達の世界になっているような印象を受けていたけど、実際は内も外も大荒れの模様。
ワンシチュエーションのスリラーのような展開だった。
情緒不
>>続きを読む

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犯人が分かってからが本当の戦い。
手錠を掛けては外し掛けては外しの壮絶な追いかけっこ。
警察・国家情報局・CIAのそれぞれの思惑と体裁と上下関係がグァンイルを中心として入り混じるので、人物の把握と言動
>>続きを読む

死の谷間(2015年製作の映画)

3.5

登場人物は3人と1匹。
ぽつんと残された生活の中で、どんどん関係が変化していく様が面白い。
価値観の違いや強烈な嫉妬の眼差しにヒリヒリするけど、終盤の展開には拍子抜け。
もう少しわかりやすくぶち壊して
>>続きを読む

猫は抱くもの(2017年製作の映画)

4.1

私は猫がそんなに好きではないし、猫と見ればすぐ可愛い可愛いと騒ぎ囃したてる世の中の風潮を常より甚だ疑問に思っている。
それでもこの映画に出てくる猫たちは、なんだか愛しく可笑しく可愛く見えた。
擬人化さ
>>続きを読む

ALONE/アローン(2016年製作の映画)

3.5

地雷って爆発したら最期、全身吹き飛んで即死!くらいのイメージだったので、トミーの死に様は予想外で恐ろしかった。
威力にも差はあるんだろうけど、ジワジワ苦しめるタイプだったのかな。嫌だなー絶対踏みたくな
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

生々しさが半端じゃない。
生活感とか通り越してだいぶ汚めでごちゃごちゃした家の中のにおいや、ベタつく肌の質感までリアルに触れているような感覚になった。

家族の在り方、生きる上での正しい道について問わ
>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

見事なまでにバラバラな性格の、三人のおじさんのロードムービー。
予告編やあらすじをちゃんと見ていなかったので、悲壮感のあるドクの境遇にいきなりショックを受けて始まる。

常に悲しみの付いてまわる道中を
>>続きを読む

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

想像以上にポップな演出だけど、起きている事は大分重め。
好きな要素は多いけどブレも気になって素直に思い切り楽しむことはできなかったかも。もう少し強く感情移入したかった。

直情型なロレンツォとブルー。
>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョーの過去やトラウマ、少女とその周りに何が起こったのか、全てを語りきらず断片的に切り貼りする構成。

大きな身体に髭の生えたイカついおじさんが、頻繁に幼い頃の虐待と軍人時代の惨い体験がチラついて苦し
>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.4

めまぐるしいドタバタ劇に笑って笑ってちょっとドキッとしてまた笑ってほろっとしてほっこりして、期待通りの楽しい映画だった。
動物も人間も、とにかく個性的・魅力的で憎めないナイスキャラ揃い。

マクレガー
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

あっちこっちに激しく動く、レディ・バードことクリスティンの感情に振り回される92分。

大きな起承転結のストーリーというよりも、小さな出来事が重なって重なって、主人公も友達も家族も少しずつ成長していく
>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

事の大小は様々とはいえ、一筋縄ではいかない重いものを背負った人間が何人も出てきて、絡み合うようで絡まず、すれ違うように過ぎていく構成が印象的。
それでも少しずつ進んで生きていく姿を見守るような目線の映
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品をきちんと予算かけて豪華俳優を使って大きく上映されていることが本当に感激で幸せなことだなと思う。

冒頭から容赦ない痛みのある暴力の描写に全身ゾクゾクする。
豚の脱糞を大画面で観られるなんて最
>>続きを読む

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ここ一週間程度で、リメイク含め悪魔のいけにえシリーズを予習してきた。
レザーフェイスに対して、「デカくて知恵遅れで力強くて少しドジ」というイメージを持ってからの今作鑑賞。

ジェドがいかにしてレザーフ
>>続きを読む

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

PBNJ PPBNJ PBNJ PPBNJ
あまりにも良い曲が多くて、この映画を観終えてすぐにサントラをダウンロードして聴いて帰った。
ナナおばあちゃんのガラガラ声なPBNJ…が頭から離れない。

>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

まともなコミュニケーションは取れず、何事も極端で不器用すぎて異質なマーリア。
記憶力や視力に長けていたし、彼女は発達障害的な性質なんだろうな。
最初はそのあまりの融通の利かなさに引いてしまったけど、密
>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とても面白く楽しかった!!
テンポ良くストーリーが進み、いくつもの組織が出てきてもごっちゃになることなく物語に入り込んでドキドキできた。
ヤクザ達をうまく回し、わりとグレーゾーンな捜査もやっちゃう刑事
>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ひょうきんで単純な主人公に序盤はかなり笑わせられる。
記者をタクシーに乗せるきっかけも要は横取りだし割と自己中的な性格なんだけどなんだか憎めないキャラである。

平和な前置きから光州に入ってからは一気
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽と映像の使い方がとても上手くて、エリオの心情をよりストレートに肌で感じることができた。
些細なやり取りもテンポ良く面白く、だんだん盛り上がっていく二人に引っぱられるように物語にのめり込んでいった。
>>続きを読む

蜷川幸雄シアター2「身毒丸 ファイナル」(2002年製作の映画)

5.0

もう一度ぼくを

内容は把握しているとはいえ、改めて凄まじい演劇に心臓掴まれて仕方なかった。
幼稚で痛々しい身毒の撫子への言動に苦しくなり、彷徨う彼に辛くなる。

藤原竜也は20歳の年で、あまりにも儚
>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どんどん変わっていく人格や事の発端の真実など驚きのあるストーリーの展開は面白い。
ただ、文面で読むにはいいけど口に出すと不自然で浮きすぎたセリフや演技力の低さが気になり
全くの現実感の無さを振り切るに
>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

実に楽しかった!!
前作を観ておいて良かった。
ちゃんと続きから始まっていて、名残が色々残っていて。
時代が変わりボードゲームなんてやらねぇよと言われて悔しくてゲームソフトに変身しちゃうジュマンジ可愛
>>続きを読む

ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.0

旅行先でのロマンスからの逆転監禁というシチュエーション、考えただけで身の毛がよだつ。
一度は盛り上がって惹かれた相手に理解の範疇を超えた行動を取られ苦しめられる恐怖が、クレアを通して自分に降りかかった
>>続きを読む

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

2.4

聴覚障害を生かした演出方法は面白いし白黒のサイレント映画風の映像も新鮮で良かったが、肝心の中身が感じられなかった。
やりたいことはわかるし、時を超えてリンクする行動とか最後に色々繋がるようなつくりは好
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

朝早くからだいぶ濃密な時間であった。
描写の細かさは想像以上で、そこまでやるかよ!?と笑ってしまうシーンも多い。
でも、紺とグレー基調の映像の美しさも相まってただのエロだけにならずショーアップされてい
>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

エイズという重くのしかかる病を患いながらも、「私は生きたい」「君に生きてほしい」と激しく叫び続ける姿にはどうしたって胸を打たれる。
本気でエイズ患者を救い感染拡大を防ぎたいと討論を重ねる彼らには少し驚
>>続きを読む

>|