<Road to Nowhere : ユートピアは客席を越えて>
デヴィッド・バーンもトーキング・ヘッズも、いつかどこかで名前を聞いたくらいにしか覚えがなかった。けれども渋谷のシネクイントでこの映画>>続きを読む
〈「マンキウィッツ」という名の鳥ははばたく〉
たとえば同じ一本の映画だとしても、その背後に隠されたストーリーを知ることで作品の見え方がまったく変わってしまうということがある。この映画を観るまで、僕に>>続きを読む
学生時代に衝撃を受けた映画というのは、大人になってからもずっと特別な存在であり続けるものだ。僕にとってジム・ジャームッシュはその最たる例である。
「ジャームッシュが好き」と一口に言っても、『ストレン>>続きを読む
《「まなざし」から溢れ出るもの。》
たった一つのシーン、そのたった一言のために、それ以外のすべてのシーンが存在しているんじゃないかと思える映画がある。大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』はまさにそ>>続きを読む