anrrryさんの映画レビュー・感想・評価

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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.7

マリア〜マリア〜
めちゃくちゃ正直に書くと予告編が最高潮みたいな感じだった。

ただ、この作品のテーマを表現するのであればストップモーションアニメはこれ以上ない訴求力があったのだろうなと思うのです。
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

この作品を鑑賞してわかったのは、私は今世でクローネンバーグを理解することはないだろうな、ということ。
そのほとんど全てが会話劇。そうして語られている根源を「哲学」や「アート」と言ってしまう(括ってしま
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

こんなに夏休み感ない夏休みの出来事ってあるんだろうかってくらい不穏。
静謐なホラー、多分観てきた中で一番静かなサイキック。頭の中でセリフや情景を補完しながら観る、そんな余白もある作品でした。

最近流
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

どんな風に書いても、表現しても、例えてもネタバレになってしまうので何も認められないのですが。

私は、どうやって、生きていく?

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

3.5

科学と宗教のお話し。
人が人を好きになる時、それは性格だったりステータスだったり顔だったり声だったり。彼の場合は「瞳」で、一人一人異なり一生変わることはないと言われる「虹彩」でした。

SFとラブスト
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

北欧ブラックメルヘン。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

大きな映画館で観たら良かったなとちょっと後悔してる作品。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

みんなかっこかわいすぎて顔しか頭に入ってこなかった。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

あの湿地の言いようのない雰囲気が映像から伝わってきてとても良かった。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

朝10時の映画館で見る映画じゃなかった。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

アイルランドの孤島が美しすぎる問題。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

今まで見てきたマルチバースの中で一番わかりやすいマルチバースだった。

長いレビューは時間あったら書くのでまずはメモだけ。

私はどこから来たのか、何者なのか、どこへ行くのか、そしてあなたは・・・(2019年製作の映画)

3.3

例えば、自分自身と対峙しつつ問いかける時なんかは、夜の散歩あたりが丁度良いと思う。

東京は、いろんなものを受け入れながらも決して疑問に答えてくれる都市ではないのだと実感させられる。
私みたいな田舎か
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

聞こえてくる音、声、音楽、そのどれもがとにかく美しくていつまでも心に残っています。
ミルクを注ぐ音、シーツの擦れる音、落ち葉を踏む音、ネリーとマリオンの笑い声。

不思議なことしか起こっていないのに、
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

この時期にこのタイミングでこの映画が公開されたことに、どことなく社会との整合性と歪みを感じつつ。

個人的には、終始「所在」を考えさせられるストーリーでした。多くは語るまいと飲み込みつつ。私のボルテー
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

「この手のタイトルは絶対B級」
そう思ってた私をぶちのめしてあそばせたい。

予告もそこまで大して見ず&前情報も殆ど入れずに鑑賞。
不快指数100を軽く超える外気温と同程度に不快な描写の数々。

サイ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

期待値が高かったからか、鑑賞後はまぁ…こんな感じかなぁーと。
展開はとても読みやすい上に、演出が面白かったので見やすかったです。
登場人物の誰にも共感出来ないけれど、普段無意識だった視線の端っこの方「
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

とても良かった。
私はウルトラマンを現役で見ていた世代ではないので、所謂「ファンなら絶対知っていること」というのを、全部知っているわけではありません。が、そんな私が置いていかれることもなく作品を楽しめ
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真・鮫島事件(2020年製作の映画)

2.0

視聴されたみなさんのレビューを拝見して、私も!と思ったのは映画序盤。ネットで語り継がれる数々の都市伝説がテキストで出てくるところは胸熱でした。

各所つっこみたくなるところはあるものの、そこまで見れな
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ポラロイド(2018年製作の映画)

2.8

全体を通して画面が暗い。とにかく暗い。暗すぎてよく見えないので分かりにくいところは見返さないといけないというストレスと戦いながら鑑賞したので、視聴環境を整えながら見ることをおすすめします。

主人公の
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樹海村(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

村シリーズ第2段。
都市伝説の樹海村とコトリバコを掛け合わせたハイブリッドなストーリーは、ラストが最早ファンタジー。
緑色の服を纏った人たちのコンテンポラリーダンスを見せつけられているような謎の時間の
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ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.0

悪魔祓いといったジャンルを見てきた人ならお馴染みの展開すぎるので、あらすじには触れないのだけれど、もうアンソニー・ホプキンスがすごかった。寧ろ彼がいなかったらこの映画もう少し星の数減らしちゃうかもしれ>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.6

映画でやるのではなく、例えばトリハダのように深夜帯、オムニバス形式でやった方が面白いのではないかなと。

それくらい各部屋の話が独立していた方が、観てる方も(なんか嫌だな…)で終わったのかもしれない。
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュの作品をそこまでがっつり観てきたわけではないけれど、コーヒー&シガレッツやパターソンが好きな私にとって、あの絶妙な会話劇と空気がこの映画で味わえるとは思っていなかったので鑑賞中少し>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.0

ちょうど良いグロさとはにかみ具合。
お口の悪さが笑い飛ばせるツボの一つ。

今までゾンビもの見てきた時に感じていた違和感が、少し解消された気がする。
随分と早い展開で進むんだけど、特に何か解決しなけれ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

ずっと観たくて観ていなかった映画の一つ。ずっと”後で見る”だったものを1番に。そして早く観なかったことを後悔しました。

私個人がアリ・アスターの映画の中で好きなところは、登場人物の動き。最高に不気味
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

Björk、Sigur RósのMVを永遠に見ているような浮遊感。
北欧の土着信仰というものは、日本のソレとはまた違う異様さを孕んでいて、肉感的で生々しい。筋質はさながらバロック美術。

相入れない感
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

過去に某番組でよく取り上げられては、その不気味さが堪らない、日本最恐心霊スポット、犬鳴村。その村たる所以は諸説あり、これまでも多くの書籍が刊行されています。
そんな皆さんご存知犬鳴村を題材にしているだ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

May the Force be with you.

前作で納得がいかなかった人にこそ見てほしい。

スターウォーズって、そうだ、こんな風に胸が高鳴って、涙があって、笑いがあって、犠牲もあるけれど、
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

(あれ…?)が、私の率直な感想。
これこれ知ってる!この演出!わーい!が随所にあったので、是非ともシャイニングを見直してからの鑑賞をオススメします。

これ、ネタバレ無しでレビュー書くの難しいなと思っ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

こういう時の母親の強さって、どれだけしたたかだったかということもある程度関係しているのではないかと。
深津絵里が演じた母親に、私はきっとなれない。

次第に団結していく家族の姿にほろりとくる。私ならど
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

ドタバタホラーコメディだったなというのが観終わって5秒後の感想。

もしかしたら私は学校の怪談を観ていたのかもしれないというのが観終わって5分後の感想。

得手してシリーズものは、手詰まり感出てきてし
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.2

誰もビートルズを知らない世界。

なんとなく想像していた通りにことが進んで、だからこそとても面白かった映画。
ただ、もしも本当に、現実に、今の音楽シーンにビートルズがいなかったら、世界ってどうなってた
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

鑑賞後は、ディズニーアニメ映画完全再現…!が頭から離れませんでした。
映画館で観たかったと、少しばかり後悔です。
エマワトソン本当に綺麗すぎてベルがハマり役すぎてどうしようかと思っちゃいました。
お城
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

ゾンビものが苦手な人でもすんなり受け入れられる気がする一作。
何より出演者がみんな絶妙すぎてついつい見入ってしまう。
3人の青春ロードムービーをゾンビと一緒に体験した気持ちになって、あぁ愛すべきおバカ
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.6

タッカーとデイル、ツイてない、ほんと全然ツイてないわ。笑

誤解が誤解を生んでとんでもない悲劇が起こるのだけれど、コメディだから、ツイてないの一言で纏まってしまう。
時間もちょうど良くて、ホラー要素は
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