トランスジェンダーの凪沙が、一果と関わりあう中で徐々に母性が芽生えていくにつれて、
所作だけではなく本当の女性のように見えた。
LGBTQという言葉が知られるようになっているとはいえ、昼の世界で職に>>続きを読む
シャシは妻として母として毎日奮闘し、お菓子作りの手はピカイチだけど、家族から英語ができないとバカにされるのが悩み。
一番小さな世界である家族に、1人の人間として尊重されず、バカにされるのは辛い、、、>>続きを読む
仕事は充実しているけれど、離婚後に付き合った彼とは上手くいかなくなる。
そこで1年間かけてイタリア・インド・バリへ自分を見つめ直す旅をする話。
いつかいろんな国や価値観を感じて学んでみたい。
ステ>>続きを読む
また騙された。
どこが計算でどこが巻き込まれて本当に困っているのか全然わからなかった。
ここは計算のうちなんでしょ?って思いながら見てたけど、え!?そこ!!?みたいな(笑)
やっぱりネタバレ解説>>続きを読む
日本のほぼ反対側にある小さな国「ウルグアイ」
ゲリラ活動を行う中で逮捕され刑務所で12年過ごし、農業を行いながら再びゲリラ活動の仲間と政治の世界に入り大統領へ。
壮絶な人生を歩んでいるホセ氏から見た>>続きを読む
定年を迎えたベンは、第2の人生を謳歌しようと様々なことに取り組んでいた。
ある日社会復帰するべくシニア・インターンを受け、女社長ジュールズの部下となる。
ゆっくり着実に多くの人と関係性ができていく様>>続きを読む
クリームブリュレが日本で大流行するきっかけになった作品。
家庭環境から人とのコミュニケーションを取らずに過ごしてきたアメリの、22歳で初めて不器用ながらも自分で一生懸命考えて行動する姿。
ハラハラ>>続きを読む
窪塚洋介の少年っぽい幼さが垣間見えながらも、キラキラ眩しくてカッコいい。
在日韓国人だから血が汚いなんて、誰が決めたんだ。
日本人だって先祖に遡ると辿っていくのに、血筋で人を判別するのは嫌いだ。>>続きを読む
コレぞTHE エンターテイメント。
テンポ感が良く、話がどんどん進んでいくにつれて4人のマジシャンの行動の意味が明かされていき、あっという間にクライマックス。
ラストシーンになるまで全くわからな>>続きを読む
「何者かになりたい」と思って、地方の人間が東京に憧れを抱いて上京する気持ち、わたしも同じだからわかる。
というわけで予告編を見たときに、惹かれるものがあって鑑賞。
上京しても結局明確なイメージや希>>続きを読む
セリフがほとんどない、切ない音楽とともに、表情と行動だけで紡がれていく15分。
友達と少年が協力して、父と子がゆっくりと前を向いていく。″父と子のラブストーリー″と表した監督の想い。
これから一歩進>>続きを読む
奥手なヒロインが、意中の彼との距離を縮めて女性になっていく話。
たった15分のなかに優しさがたくさん詰まっていて、少女から女性に成長していた。
恋する少女の表情がかわいい。
なぜヒロインが奥手な>>続きを読む
武田先生が樹木希林だと思い浮かべながら、原作を読んだ。だから読後にとても映画を見たくなった。
日本の四季は気にかけるけれど、これまで大寒や小暑など言葉を少し聞くだけで二十四節気を意識したことが全くな>>続きを読む
言わずもがな名作。
70年近く前の作品が名作として伝わり続けている理由が見るとわかる。
圧倒的なオードリー・ヘップバーンの美しさ。モノクロにも関わらず色が見えるような。
一言で書けば、王女様の一夜>>続きを読む
女性が今、バリバリ社会で働くことができているのは、この作品の女性たちのようにどんな困難があろうとも闘ってきたから。
有能であっても、有色人種である理由でコーヒーが別、トイレは800m先という差別。>>続きを読む
人間の脳は10%しか機能していない。
割合がどんどん増えて100%になったら?という仮説。
時を操れるようになり、コンピュータのようになってしまうのか。
モーガンフリーマンの存在感と安定感抜群。
チャップリンの「街の灯」をモチーフとして作られた、
視力を失った女と夢を失い過去も抱えて生きていく男の数奇な愛のお話。
本当にタイトルどおり「ただ君だけ」を想う純愛ストーリーだった。
彼女の明るさ>>続きを読む
3年目に恋人を亡くした喪失感の中にいるヒロイン・初海。
慎ましくもただ静かに過ぎていく毎日が、ちょっとしたきっかけで少しずつ変わっていく。
清楚な中にどこか切ない表情をしている初海の、最後の顔がと>>続きを読む
公開当初、原作を読んでいたはずだけど、内容が全然記憶になかった。
こんなにステキな話だとは。
竹内結子の瑞々しさと美しさ。
梅雨の時期にピッタリな作品。雨が少し好きになる。
いつでも何度でも好き>>続きを読む
『21世紀の資本』の著者である経済学者トマ・ピケティ自らが、解説するドキュメンタリー映画。
18世紀から描かれる格差社会・戦争・革命の数々…そして21世紀も恐らく繰り返される。
経済のことを何も知>>続きを読む
グループ名も会社名もメンバーも誰一人知らないけれど、一度見るべきと言われて映画館で鑑賞。
日本のアイドルになるためには、それ相応の覚悟が必要で、本気にならなければならない。
その目的と気持ちをエゴで>>続きを読む
ヒロインは、祈るだけで晴れる力をもっていた。
その力を生かして、自分ができる最大限を発揮して、人が喜ぶことをする。
それを彼女が体現している。
現代において皆が生きていく上で求められる部分。
自>>続きを読む
幼少期から重度のリウマチで家族からも煙たがれているモード・ルイス。束縛から逃れるために住み込みの家政婦を募集していた魚商との実話に基づくお話。
ハンディを持っていたとしても、自分の特技やすきなことに>>続きを読む
あらすじも何も知らず、予告編を一切見ず先入観全くなしで見に行ったら、衝撃が大きくてレビューを書くのを忘れていた。上映中に何度も目を背けそうになった。
母の介護をしながら、人を笑わせることを使命とし>>続きを読む
細野晴臣氏のデビュー50周年ドキュメンタリー映画「NO SMOKING」、
この映画写真を見た時からワクワクして鑑賞しました。
飾らない姿とユーモア。音楽だけではなくて、タイトルにも関わらず、紫煙が>>続きを読む
セックスするから愛が生まれるのか
愛があるからセックスするのか。
ただ性欲を満たすためだけのセックスか。
愛を試すためのセックスか。
体をさらけ出してしまうと、心もさらけ出せるようになってしまうも>>続きを読む
幼き頃に5億円の寄付金で心臓移植を受けて、問題なく高校生になった主人公。
しかし周囲から期待されマスコミに晒されて窮屈な日々を送っていた。
ある日自殺するとSNSに宣言すると、“五億円返してから自殺し>>続きを読む
前作『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督。
題材は”認知症と家族”
認知症の役を演じた山崎努氏が、症状や反応があまりにも寄せていて素晴らしい。
進行の具合や展開には少々物語部分が否めないけれど、>>続きを読む
現役最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリー。
弁護士時代から女性やマイノリティの権利発展に努めてきて、
男子大学の女性排除、女性の投票権、賃金差別など法の下の平等の実現に向けて突>>続きを読む
平凡に暮らしていた主人公がある日突然監禁される。監禁され続けて15年。突如解放される。何故監禁されたのか真相に迫る5日間の話。
韓国の餃子 マンドゥが印象的に出てくるからと聞いて、気になって見たけれ>>続きを読む
大統領の警護をしていた男が、ここ数ヶ月不審なできごとが続いている人気歌手のボディガードになる。
仕事としてしっかり状況把握して命と隣り合わせで守る姿がかっこいい。ここぞという時のケビン・コスナー特に>>続きを読む
亡くなった恋人と同じ名前で自分と似た顔をしている人と文通をするお話。
はじめの音のない真っ白い雪のシーンが印象的。
遺された人の気持ちが表現されていて、静かでキュッと切なくなるけれど心があたたまる。>>続きを読む
父親は双子の兄を愛しており、母親は亡くなった。肉親からの愛に飢えている孤独の主人公。しかしひょんなことから実は母親が生きていることを知り、探しに会いに行くのだが・・・。
愛はいつの時代もテーマになる>>続きを読む
愛する夫が亡くなった。落ち込んで何をするにも気力がなくなった妻。そこに夫から手紙が届く。
数々の手紙の内容から、彼女のことを知り尽くしていないとなかなか難しいことがわかる。
一緒に過ごした時間から>>続きを読む
原題は irrational man
直訳して 不合理な男
なんで邦題にするとこう安っぽくて陳腐な印象になるかなあ・・
様々な経験を経て”人生は無意味”の境地に至った変人と呼ばれる大学の教授。>>続きを読む
亡くなったが幽霊となり、危険が迫る彼女を懸命に助けようとするお話。
幽霊である自分は直接伝えられないけれど、手段を考えに考えて伝えようとする設定が斬新。
名作中の名作。30年程経っても、時代を感じ>>続きを読む