あさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.0

「何がしたいか知っている者は幸福だ」
「見える奴は少ない。そこにある事すら知らない」
「壊したくなければ、どこが限界か知ることだ」

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

好きなセリフ
「私は狂っていません。けれど世間から見れば、それが狂っているということなのでしょう」

メッセージ
大義のために個人の幸せを犠牲にすることの是非。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

鑑賞に浸りすぎるな。
思い出がいかに美しかろうが、前進あるのみ。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.5

何という規模感…ッ!!ブッ飛び映像に圧倒。
作り手の愛と気合を感じた。
地下空洞はワクワクが止まらなかった…最後のアイツや、バトルのアイディアに鳥肌。

終幕と思いきやまだ続くらしいモンスターユニバー
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

5.0

エンドゲームから二年間、この日のために生きてきました(決して大袈裟ではない)。
仕事で辛い日があっても、コレがあるからと乗り切れた。

もはやMARVELは、私にとって延命措置であり、生活必需品。
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

異物飲み込み精神病ホラー…ではない!
風格ある女性映画であり、勇気を貰えるヒューマンドラマの傑作。
エンドロールに大感動( ; ; )

〈妊婦を心配するようで子を心配する旦那やその実家連中〉が胸糞
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.4

やはり永井監督は手堅い。
シネコン系の邦画監督の中では手腕がある監督さんで、
いつも満足度高く映画館を後にさせて貰える。

過去作と比べると、帝一の國や恋は雨上がりのように程ではないが、及第点以上の良
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.6

「未来の平和の為なら、今の小さな犠牲は仕方がないのでしょうか?あなたも犠牲者では?」
の問いに考える。

例えば〈夢のために日々の些細な幸せを捨てるのはアリなのか?〉とか…

これまでが邦画アクション
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Arc アーク(2021年製作の映画)

3.8

「人生でやりたい事は出来なかった。それでも充分な経験をした」が刺さる。
人は欲によって生かされてるが(食べたい寝たい映画見たい等)全てを満たすのは不可能。
どんな富豪でも未達成を抱えて死ぬ。それが人と
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.8

〈嫌な出来事があるから、良い出来事を「良い」と感じられる〉と学ぶ。

「ベビーシッターを頼まれた女の子が、呪いの家で一晩過ごす」というワンシチュエーションで90分貫くのが見事!演出も巧い。
Jホラーリ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

〈孤独は最大の敵〉と前に何かで読んだ。

主人公はノマド、悪く言えばホームレス。親戚から家に住むよう説得されるが拒否する。(「家」は亡き夫を思い出し「孤独」だから)

同じく心に傷を負ったノマド達と交
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.8

〈目的達成のためにヤリ過ぎると本末転倒になる〉と学ぶ。
(真面目なあまりオーバートレーニング症候群で休む事になるスポーツ選手みたいな)

やらせホラー番組という設定が好き。
今起きている事はやらせ?マ
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.6

黒沢清03年の難解ホラー。作家性の塊。
ドッペルというより、自分の欲望(金・性・殺し)が分裂して暴走するが、元はそっちが本来の人間では?といった問いが哲学的。

監督曰くコメディだけあり、突拍子もない
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

はじめセリフやコメディ演出があまりに古臭く、完全に駄作と思ったが、終盤に近づくにつれ面白さが絶頂に達す。ら西川美和監督による良作。

「カッときたら私達の事思い出して」や「スロースタートで良いんだよ」
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

ヤクザ映画は逆説的に〈平凡〉のすばらしさを語るなと思った。

全盛期の北野映画に近い満足感残る。
若き藤井道人監督(まだ34才!)による傑作。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.2

物事を考えすぎてバグった男の話。
イカれた実験映像と音の世界に満足。

リンチが新聞配達しながら5年かけて作った完全な自主映画。主演は4年髪型変えず。

町山さん曰く「最初の客は25人だったが、翌週に
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

私の大好きな胸糞イジメ漫画を、
胸糞映画「先生を流産させる会」の内藤瑛亮監督が映像化。

結果、本当に胸糞悪い!
邦画トップ級のグロさに大満足。

しかし、映画になると漫画では気にならなかった幼稚な
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