zakiさんの映画レビュー・感想・評価

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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

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あらすじと作中トーンで「こんな感じの映画かな」と思った所から大きく逸脱する訳では無いのだけど、それでも好きなお話。

ジョン・シナが歌うアリス・クーパーと、EDでも擦られたあのサイテーなギャグが観られ
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

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前作で「変だけど魅力的」だと思ってた要素に対し、自信を持って全振りした様な作品。冒頭10分の展開の早さと、ラスト5分の飛躍っぷりと。中盤全員自業自得で死んでいく流れも痛快で良かった。あとやはりラストバ>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

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前評判に期待躍らせてたけど、映像表現については埃とかは斬新な絵に見えたもののアクロスザスパイダーバース程では…って思ってしまった。タイミングが悪過ぎる。

でもテンポもヴィラン側含めたキャラの立たせ方
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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ニューウェーブBGMにしたアクションシーンに弱い。予告でバズった廊下での謎ダンスがピークだった気がするけど、ちゃんと2023年のホラーとして抑えるところは抑えてた気がする。ラストのアクションシーンで活>>続きを読む

愛してる!(2022年製作の映画)

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ちゃんと白石監督作だしちゃんとピンク映画でした。主演お二人の演技も良かったけど、それを食う高嶋さんの伸び伸びとした演じっぷり。

POVの必然性みたいなのはもう少し欲しかった気がするけど、謎の爽やかと
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恋は光(2022年製作の映画)

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小林監督の冗語性の高い台詞回しと世界観とキャストの演技がハマっていて良かった。めちゃめちゃハッピーな気分。若い時に友達と観て、その後ファミレスでぐだぐだ良かったシーンや好きなキャラについて何時間も話し>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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観る前は長さに怯んでいたけど章立てされていたので意外とすんなり観られた。とは言え映像的な緊張感は冒頭のスラムパートがピークで、以降若干眠気も。

パンフやネットでユダヤ教の事を知ってなるほどな、と思う
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鉄男 II BODY HAMMER(1992年製作の映画)

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1より観やすくてストーリーも掴みやすいけど1の方がインパクトはあった気が。とは言えストップモーションの迫力やマッチョ工場等見所も。

プリセット音源みたいなインダストリアルBGMも時代を感じて良い。

スペースクライングフリーセックス(2022年製作の映画)

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プロット箇条書きにすると意外と正統派の「燃える続編」な気がする。仕上がりはそんな事ないんだけど。

今更この編集で笑ってたまるか、と思って観てたけど、序盤カメラに向かって皆で駆けてくるシーンで爆笑して
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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ラストバトル(団体戦)への伏線も、本当のラストバトルの「武器」のくだりもアツ過ぎて真っ直ぐ燃えてしまった。

各キャラの造形が素晴らしく、特にパンドラの「歪んだ正義」を感じさせる(そして流血映えする)
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ターボキッド(2015年製作の映画)

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低予算だろうが何だろうが、やりたい事が明確かつちゃんと伝わってきてめちゃめちゃに愛らしい。物凄いマッドマックスだったけど。世紀末で石油も無いから自転車移動ってのは絵面間抜けだけど謎の説得力がありました>>続きを読む

インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

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演者の顔が濃い。特にラストシーン含め佐野史郎さんが素晴らしい。
固有名詞の置き換え作業、楽しかったろうな。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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50年以上前の映画とは思えないスタイリッシュさ。演出もラストも洒脱。大塚さんのナレーションも良い。

仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル(2022年製作の映画)

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悪評ばかりが先に耳に入っていたため怖いもの観たさで観たけど、意外と結論の部分には違和感が無いと言うか、龍騎でもWでもテレビシリーズでは選べなかった結末としてアリはアリかなと思いました。一方でオリジナル>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

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噂はかねがね、で初見。いろいろな後発作品の元ネタになっているのも頷ける作り(ループ構造もそうだけど、日常に急に挟み込まれる異形の光景とか)で面白かったは面白かったのですが、押井守監督や「うる星」の世界>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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テンポが良過ぎる編集と、一方で1拍2拍間延びした様なカットが混在している事で謎の味わい深さとおかしみが生まれている気がする。

全体的にチープさはあるものの、クライマックスのストップモーション?による
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先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

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冒頭あまりにもチープで辛く、中盤で物語の構造とトーンが提示された時には「おっ!そういうお話なのね」となったものの、以降の展開もいまいち…と思ってたらクライマックスのアクションシーンがごきげんすぎてニッ>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

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「それ」の正体が「あれ」な事は別に良いのですが、「あれ」の動きが全然格好良くないのにフラストレーション。

中盤割と早めに「この映画は『あれ』を描いた映画ですよー」「この映画は子供にも容赦ありませんよ
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

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ポップなあらすじとビジュアルイメージに反し、物凄くビターでシリアスな映画。「キック・アス」のリアリティラインを期待して観たら「スーパー!」のそれでした、みたいな意外性。でも良かった。泣きながらのラスト>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

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百物語的なお話で、低予算な為画面中での怪異があまり起きない中で絵変わりがあるとヒッとなりますね。お話をどれだけ理解できていたかは分からないけど、お酒を飲みながら観たので白昼夢を味わったみたいな気分でし>>続きを読む

ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦(2014年製作の映画)

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タイカ監督新作に向けて鑑賞。
もうこれに何を足して映画化するの?って位ドラマティックなドキュメンタリーでぼろぼろに泣いてしまった。監督交代前からずっと密着してたって事なのだろうから、撮影クルーはこの展
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ノリの良い大音量大味アクション大作って感じで悪くなかった。冒頭「born to be wild」が流れるモンタージュシーンの最後、「この曲流すならアレやっとく?」とばかりにあんま必然性の無いモモアちゃ>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

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新作鑑賞後に再鑑賞。
記憶よりブラックマンタの出番少なかったのと、ラストポスクレでシン博士出てきてたのに驚き。

シンプルなお話ながら、各種アクション(ブラックマンタ戦や海底大戦争パート)やホラー演出
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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原作元々読んでたのですが、映画化にあたっての取捨選択とオリジナルエピソードの追加が素晴らしく、キャストの演技も相まって幸せな形で「映画化」されているな、と思いました。音楽の使い方(と言うか紅の使い方)>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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ジョンウイック、1→2で一気にリアリティラインが下がった印象だったのですが、3に至ってはリアリティラインが「無」になった印象(褒めてます)。

割られる為だけに配置された窓ガラス、映えるためだけの砂漠
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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「ゾンビ」映画ではあるのだけど、発症しても意識はあるままリミッターが外れると言うのが物凄く今日的かつグロテスクで最高。

全編此岸/彼岸の境界線の危うさを感じさせ、観ている人を被害者サイドの視点だけじ
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#マンホール(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

構造も悪意も[リミット]みたいな作りで、それがちゃんとしたクオリティなので良い意味での驚き。

中盤明かされる真相はちょっと出来過ぎな感じはしたし、泡が泡泡し過ぎだろと冷めたりしたけど、ラストの性格の
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ここから観る人がどれだけいるのか、とも思いますが、意外にも過去作の予習が無くとも楽しめそうな印象。花子さんや監督過去作(オカ森、暴力人間等)からのセルフオマージュも感じさせて総決算の様相。

「敵」の
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ブルービートル(2023年製作の映画)

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もはや完全にフレッシュなヒーローオリジン作を作るのが難しい中、「アレっぽいな」と言う要素(MCUスパイダーマン、ジェームズガンもろもろ、スパイキッズ、イコライザー…)をいろいろと詰め込みつつ、ちゃんと>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

がっつり因習村全滅ものかつしっかりグロ描写(執拗な眼球破壊)で個人的には満足度高いグロ苦手な同行者からは不評。CV石田彰氏のキャラがCV石田彰氏のキャラ過ぎる。

ゲゲゲ弱者だけど墓場1話だけは偶然見
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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BGMやカメオによる大人へのくすぐりや続編への引っ張りも含め、巨大IP×巨大スタジオによる卒のなさすぎるエンタメ作。子供のうちからこんなの観られるの羨ましいな。

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