きむらさとしさんの映画レビュー・感想・評価

きむらさとし

きむらさとし

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.1

本当にノーランって最初から時系列いじりちゃんだったんだな!驚いた

しかしごめんけど中盤寝ました
また今度観なおします…

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.5

やっとこさ観た
生まれて死ぬまで翻弄され続けた人なんだな、やっぱり天皇制も早く無くそ!

1967年まで生きてたことすら知らなくて、めちゃくちゃ最近じゃん!
加害側としての日本もしっかり観られて良かっ
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.5

映画や映像を交えての当時の空気感や、それに対する違和感がちゃんとわかる作品だった

ボールドウィンに対して白人の有識者が「何故肌の色にこだわる?それじゃ他のものが見えなくなる」って言ってた時、
肌の色
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

音響の力をまざまざと感じた。
地鳴りのような足踏みや、突如聴こえる爆発なのか歓声なのか、とにかく迫力は凄まじかった

原爆というものを生み出したことが破滅への始まりだ、という意味でプロメテウスの引用は
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.1

映画はとてもよかったが、邦題や日本版ポスターがフェミニンなことが指摘されていてその時点で日本はこの映画の意義を裏切っている気がした
人々は行動に出た人々を「過激」だと揶揄するし、実際行き過ぎた行動に出
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

女性が救われるためにやったことがどんどん裏目に出るのが本当に悲しかった
いつだってバチをかぶるのは女性だよ

カウリスマキは信用できる熱い怒りを持っているな

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

やっと観れた、大名作だがダメージを食らう

学校にいる良い先生って、大抵変な人で教職員や保護者からは疎まれたりしてるけど、
それは学校や社会ではなく、人として生きることを教えてくれているから邪魔なんだ
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.8

公開当初から気になってたけど、ずっと観れてなかった。やっと観れた!!!

ストーリーも音楽も素敵だ〜!
よくあるディズニープリンセスとは違う、ある種カウンター的な主人公最高だな!
ディズニーアニメーシ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.1

久々に観直しました。
高校生の時に授業で、冒頭のノルマンディ上陸作戦のシーンを見た時、
「俺はこのくらいのグロさなら平気」と言い出した同級生とめちゃくちゃ口論になったことを思い出す

戦争や虐殺なんか
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女は女である(1961年製作の映画)

3.6

軽やかだった〜
結構嫌なやり取りしてるのに嫌な空気になんなくてコメディに収まってる

シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.5

音楽をやっている人として、結構勉強になるし、それが人生を良くすることに繋がるということを感じられて良かった

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.4

クソしんどい恋愛してるトーベを見ていてこちらもかなりしんどくなってしまった

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

嫌なトゥルーマン・ショーって感じだな

やりてぇことは分かるし笑ったけど、アリ・アスターお前もっとイケるだろ!ぬるいんだよ!!!!!!!!

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.5

さすがにネタ切れ感がなくはなかったが、シリーズの中で一番家父長制悪!って感じなのは満足だった
女が男の物にされた時、それがどんどん滲んで憎悪が広がってくんやね
市川崑、横溝正史はすげえな

女王蜂(1978年製作の映画)

3.5

金田一が一度もフケを落とさなかったことが地味にショックだった

今回は色んなところに行くわりに登場人物が少ないし、キャラクターも心霊研究家の九十九以外はパンチ弱かったな

金田一が何か閃く時に一瞬入っ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.7

飾り気のない優しさと温かさ。
どんなに残酷な環境でも、真摯に生きていれば小さな善が少しずつ舞い込んでくると思える映画だった。
現実もそうあればいいな。
誰かに優しくできる人間でいたい

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

女を所有しようとする男たち、かわいそうに!
自我の解放と自立の美しさ、本当の自由ってなんだろうね、のくりかえし

心の中に眠っていた「なんで?どうして?」を引き出してくれる映画だった

絶対にモノには
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獄門島(1977年製作の映画)

4.0

市川崑はど〜〜してこうもクールな映画が撮れるのか?!タイミングもカットも完璧だし、種明かしの興奮からの金田一さんの爽やか去り際がやっぱり大好きである

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

想像の2倍くらい怖くて感動した!
予算があまり出てないながらもちゃんとにじりよる恐怖を描けているのはすごい!
あと佐々木蔵之介が佐々木蔵之介なのは本当にすごい

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