きなこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

きなこ

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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

ドキドキハラハラに耐性がないから、ネタバレを読みつつ観ちゃった汗

普段はSF観ない勢だけどCGCGしてなくて見やすかった。SF要素ありのヒューマンドラマって感じかな、

科学技術が進歩してもみんなが
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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.9

映画監督禁止令が出される中、監督自身がタクシー運転手に扮しテヘランを走る。

現地の人にとっては当たり前の日常風景、人間模様がおもしろい。

情報統制下のイランで作品を作るというのは、言葉通り命懸けの
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.8

自殺のフリばかりしている19歳のハロルドと、破天荒な80歳、モードの恋。

年齢も死生観も全く違う2人が、惹かれ合い、そばにいる。それがとても自然で。
モードの生きることを全力で楽しむ姿が輝いていて美
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僕たちの家に帰ろう(2014年製作の映画)

3.2

中国西部の少数民族ってセンシティブ進行形だけど大丈夫かな〜と思いつつ鑑賞。

雄大な荒野の景色が美しく、儚い。
砂漠での暮らしの過酷さも垣間見える。

主人公兄弟が子どもながらの確執を抱えていて、ぶつ
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歌声にのった少年(2015年製作の映画)

3.8

ガザ地区に暮らす少年ムハンマド・アッサーフが、『スター歌手になって世界を変える』という夢を叶えるまでを描いた、実話ベースの物語。

彼の勇姿を見ようと集まるガザ地区の人々、その熱狂が画面越しに伝わって
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

切なさと、ほんのちょっとの温かさ。

場面風景が美しい。
たくさんの写真を見ているみたいな。

ラストはなかなか衝撃だけど、短い人生を大切に生きようと思わせてくれる作品。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

鑑賞記録

レオナルド・ディカプリオとジョニー・デップの演技が凄い。言葉にできない。

観ている時に、きょうだい児の友人が語っていた葛藤を思い出した。障害のある当事者、家族の方が観ると苦しい作品かも
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.8

鑑賞記録

名作モノクロ映画!
ドキドキハラハラ、笑えてほっこりできる親子ロードムービー、最高。

好きな人とムービーナイトする時に観たい作品リスト入り!笑

p.s.
可愛すぎるテイタム・オニール、
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少女は自転車にのって(2012年製作の映画)

4.0

前情報なしで観たから、サウジ初の女性監督と知ってびっくり!女性にスポットライトを当てた作品なのも納得。

ハイファ監督自身、殺害予告を受けながらも映画を撮り続けている。その意志の強さが主人公ワジダの姿
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.9

1984年、不況真っ只中の炭鉱労働者と、彼らを救いたいと募金活動に動き出したLGBTQの団体、LGSM。社会的弱者同士、手を取り合って生きようと戦う人たちの物語。

これが実話?とびっくりしてしまった
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スモーク(1995年製作の映画)

4.0

鑑賞記録

観た記憶が全くなかったんだけど、見覚えのある内容、場面が続いてびっくり……いつ観たんだろう……怖っ!

と思いながらも、最後まで楽しめた。
タバコの煙のような人情噺。

また忘れた頃に観る
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

2020年に観たけど記録漏れ。

アブハジア自治共和国とジョージアの間で起きている紛争の最中。いつ自分が巻き込まれるかも分からない状況での生活。

望まない戦争によって敵味方の線引きを決められてしまう
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カクテル(1988年製作の映画)

3.8

トム・クルーズの顔面が国宝級。
クズだけど、それもまたよきかな。笑

カクテルが飲みたくなる映画🍸


この作品がラジー賞とは知らなかった!

幸せはシャンソニア劇場から(2008年製作の映画)

3.8

劇場を愛する人たち。その人たちが創るものへ期待を寄せる人たち。

コロナ禍の状況と重なる部分がある気がした。満員御礼、その言葉が聞ける日が現実になってほしい。

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.8

親戚とのいざこざは見てるこっちが頭が痛くなる……笑

息子がいいやつでよかったー!

ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(2007年製作の映画)

3.6

カオスでクレイジー、そしてちょっと汚い作品。笑笑

エンドロールで流れる映像に映るキャストたちがみんな楽しそうで、いい撮影現場だったんだろうなぁとほっこり。

ブラス!(1996年製作の映画)

3.6

イギリスの炭鉱町が舞台の『リトルダンサー』と同じ空気感。町の産業が奪われてみんな失業してしまうなんて、想像するだけで辛い。どんよりとしたイギリスらしい天気も印象的だった。

家族や友人との絆、そして何
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100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.7

ポップな映画なのかな?と思って見始めたら、想像以上にクレイジーな展開、ツッコミどころ満載で笑った。

過去と現在が交互に描かれるので、苦手な人はやや冗長に感じるかも。

個人的には結構好き。
評価はズ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

ジャームッシュ監督の作品は『パターソン』しか観たことがなかったので、他のも観てみようと思って鑑賞。

好き!!!

ヘルシンキ編に出てくるミカとアキって、カウリスマキ監督兄弟から名前とってるのかな?(
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.9

間違ってると分かりつつもその道を選択してしまって、言い訳しながら生きている、人生ってそんなもんだよね。

登場人物みんな人間臭くて好きだった。

落ちこぼれの天使たち(1987年製作の映画)

3.6

実話をもとにした、熱血?変人?数学教師とやや荒れ生徒たちの物語。

先生のバーコードハゲが気になってしょうがなかったけど笑、結構おもしろかった!ブレックファストクラブの生徒たちに比べたらみんな全然いい
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.5

単純なようで難しい。
明るいようで暗い。と思いきやちょっと明るい。
不思議な映画でした。

輝ける人生(2017年製作の映画)

3.9

長く生きていれば色々あるけれど、大事なのはその先をどうやって生きていくか。大丈夫だよ何とかなるよと、人生の先輩たちに励ましてもらった気分。

歳を重ねるごとに見直したいな。

分かっちゃいたけど、ラス
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劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021年製作の映画)

4.2

前作より確実にレベルアップしてる。
言葉にできないくらいよかった、、、

ネコ歩きを観るたびに思うけど、岩合さんの語りスキルすごくない???写真と映像はもちろん、声のトーンも好き。


映画館で観られ
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.2

気分は悪くなるし頭は痛くなるし……な映画だった。

色んな考え方の人がいる中でお互いを尊重したり距離を取ったりしながら関わっていく、それが社会なんだなぁ、という学び。とにかく台詞の応酬劇なので、見応え
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ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

天才チェス少年の実話を映画化。

7歳の少年ジョシュにチェスの才能を見出した大人たちが、彼を大会で勝たせようと指導に躍起になる。しかしジョシュは勝ち負けに拘らない優しい性格で、対戦ではいい成績を残せず
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わんぱくデニス(1993年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃホーム・アローン感!
ただしデニスのイタズラが笑えないレベルなので、日本人感覚だと、え、大丈夫?と心配してしまうやつ。なんだかんだ最後は丸く収まっているから、オールオッケーなのかな。笑笑
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世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

3.8

世界には様々な環境で暮らす人たち、そして学校へ行くことが困難な子どもたちがたくさんいる現実を、やさしく教えてくれる映画。

初見のノリで観始めたけど、既視感が、、(よくあるやつ)。せっかくなので最後ま
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.6

音楽を信じる心が家族を繋ぐ。

自分の気持ちに素直に生きていれば。強く強く願っていれば。こんな奇跡を引き寄せられるかもしれない。そう思っていたい。

秘密の花園(1993年製作の映画)

3.8

フランシス・ホジソン・バーネットの同名小説が原作。

地震で両親を亡くしたことにより、伯父のもとへ引き取られたメアリー。お屋敷には、妻を亡くした悲しみを10年間受け入れられずにいる伯父、病弱ないとこコ
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

19世紀後半、デンマークの田舎町が舞台。

哲学的かつ宗教色もある物語。押し付けがましくはないけれど、たしかに救いや赦しって人生に不可欠だよね、と思わされた。

バベットが主役となるのは物語の後半から
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