山南さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開時に映画評論家がお勧めしていて、観たかった作品。
他の方も書いていたが、何となくコメディチックな作品だと思い込んで観始めたら、淡々と物語が進んて、脳内修正しながら観ていた。

テストで生徒の緊
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

ずっと以前に地上波放送された時に録画したものを。
動くのか動かないのか、右に進むのか左に進むのか、運と命がかかった選択の連続で、肩が凝った。

後半は少しアッサリ。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『考えるな、感じろ』を体現させられた感じ。

様々な伏線回収がカッコ良かった。
バディが未来から派遣された男だったり(そりゃ、色々と知ってる筈だよね)、
そのバディの雇い主が主人公だったり、
『あなた
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

頭空っぽにして楽しむのが正解だと思う映画。

タイムリープする中で、それでも前に進む道を模索するサラが好き。
原因を作ったナイルズを恨み続けるより、今ある幸せに気づいたロイが好き。
エンドロール直前の
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

誘拐された子供の、その後の人生をポジティブに描いた傑作。
刑事さんも含めて『良い人に恵まれたからこそ、成立する物語』という意味ではファンタジー。

完成した作品に、ちゃんとヒロインの双子も出ていたのが
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

深夜にテレビ地上波で放送された分を録画で。
頭を空っぽにして楽しめるエンターテイメントが、今の自分にはちょうど良い。
ハラハラドキドキもあり、高所恐怖症の自分は、映画の中だと頭では分かりながら、鳥肌を
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まさかの、エンドロールでメインキャストとスタッフが踊るというのは、初めて観た。
こういうのは良いと思う。

勧善懲悪の解りやすさ、子供からお年寄りまで楽しめるハラハラドキドキストーリー。
冒頭の『人数
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

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「クライマックスの、VR的な『UTAの世界』と、現実世界との戦いをリンクさせて、ラスボスをやっつける」というアイデアや
シャンクス・ウタ・ルフィ・赤髪海賊団のファミリー的なドラマなど
グッとくる瞬間は
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.5

地上波放送された分を録画で。
地上波放送だから、カットされてた部分もあったのかもだけど、
前情報無しで観たので、結構楽しめた。

早い展開であっという間だった。
もうちょっと丁寧に描いて欲しいシーンも
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ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

2.6

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もっと面白く出来そうな要素がいっぱいある気がするのに、いまいち乗り切れなかった。
クライマックスの演説シーンにしても、感動するまでには至らない。

エピローグ的な、ダンシングクイーンズのテレビ出演シー
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.5

手放しで、面白かった。
大人の鑑賞に耐えうる、どころか
大人でも泣いちゃいそうな場面が沢山あり、
とても上質なエンターテイメント作品だった。

呪術廻戦(テレビシリーズの)先の物語を観るためにも、辛い
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

完成度(洗練具合)は『エール!』より高いかもしれないけど、
『エール!』の猥雑さも含めた感じだとかが、自分にはしっくりきていた。

物語の粗筋も忘れていなかったので、『エール!』ほどドキドキワクワクは
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『知らない』『目を背ける』事の罪悪感すら抱かされた、北朝鮮の収容所の物語。
「トゥルー』『ノース』だから、よく考えれば分かりそうだったのに、前情報無しで観始めて、テーマの重さにビビり、一時停止して、居
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靴ひも(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良い脚本、良い作品だなぁとしみじみ。
ただ、パッケージ(ポスター?)からはコメディ作品の様な印象を受けたけど、ガッツリとしたシリアスドラマ。

主人公の親子は、周りに助けてくれる人が居て本当に幸せだっ
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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

3.8

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ジャンル分けした際、『コメディ』ではなく、ウィットに富んだ『ドラマ』だと思う。

亡くなった奥さんの回想が、全て主人公の視点からの映像になっていたので、個人的にも感情移入し易かった。

ユダヤ教にバッ
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.5

いつか観たいと思っていた作品。
60年近く前に撮影されたと感じられない、現代でも通じる作品。

加賀まりこさん、小悪魔的な魅力に溢れて、本当にキュート。彼女のプロモーション作品と言える仕上がりでもあっ
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ミス・ワイフ(2015年製作の映画)

3.5

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後半、感動展開になるだろう事を想像して、期待に充分応えてくれたものの、
前半の主人公の『庶民家庭を蔑む様な性格』に嫌悪感すら感じていたので、途中で観るのを止めそうになった。
後半とのギャップ(心変わり
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ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

韓流コメディ作品でよくある、前半部分ではマヌケキャラなのに、後半部分で(マヌケキャラを演じている理由も含めて)シルアス展開になるヤーツ。
前半部分が少し退屈。後半で正体が分かって(主人公が本気を出して
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.8

多少、読める展開はありつつも、どんでん返しの連続で、楽しんで観れた。

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.3

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お決まりの松竹のオープンニング映像からの1〜2分が秀逸過ぎる!
ありそうで無かった気がするこのアイデアで、それだけで満点を付けたくなった。

この映画を作る為の、テレビアニメ2シーズンだったのかとすら
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

ウルトラ兄弟全員集合、とか、全ライダー揃い踏み、ってパターンでありがちな、変身後のヒーロー全員集合ではなく、キャストも勢揃いって、やっぱ凄ぇ。
しかも、出番ちょっとで重要なアドバイスを与えるだけ、とか
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

色んなことを忘れて、物語に没頭できた。
さすがマーベル。

明日、続きを観られると思うと、ワクワクして寝られない。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

テレビ放送で、物語の秀逸な世界観に痺れて、ラストの余韻の残し方も好きだった。

その後を描かれる映画と期待してたら、テレビ版にちょい足ししただけの印象。
最後、ハッピーエンドにしたかったんだろうけど、
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

自分好みの作品を期待し過ぎちゃったかなぁ、な感じ。

長澤まさみのコメディエンヌな演技は本来、大好きなんだけど、今作では微妙に浮いてた。いっそコメディタッチの演技は無くても良かった。

肝心のウルトラ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ネットの住人の声、なぜ、ど素人を使うのだろう。醒める。

核となる物語の軸が弱いというか、フワッとし過ぎてるというか。

細川守監督の次回作に期待。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.3

テレビ放送されていたのを、録画視聴。
最近のイケメン俳優は沢山いて、あの役とこの役の俳優をチェンジしても成立するかも、なんて妄想を抱きつつ、今回の作品のキャスティングも充分にハマっていて、若手実力派俳
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

端的に言ってしまえば、ヤンキー漫画のフォーマットを、OLのシチュエーションで再現した物語。

ちゃんと世界観を茶化す所もあって観易いのだけれど、いかんせん肝心のアクションシーンが、、、。特にラストの1
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

最後の最後で、光が差して良かった。
そして、昔より多少なりとも変わったとは言え、日本でも韓国でも、残念ながら男尊女卑はまだまだ根強く残っている。

そして、男女関係なく、一生懸命生きている人を蔑んで嘲
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

前作の方が好きだけど、今回も面白かった。
目をえぐった死体の描写がエグかった。