とっ散らかってるストーリーと心のドアにノックをされるような言葉選びにマヒトゥ・ザ・ピーポー節を感じた。
リアリズムを追求した恋愛映画だと感じた。
劇的な展開や派手な演出は要らない。
数少ない台詞と俳優の表情が全てを語っている。
全編を通して哲学的な問いかけが投げかけられる。
「愛とは何か」「縁は存在>>続きを読む
Airbnb(民泊仲介サービス)というテーマが現代的で面白い。そして舞台はアメリカの中で屈指の治安の悪さを誇るデトロイトであることからも映画産業や芸能界の性差別に対する風刺が利いている。
登場人物は>>続きを読む
原作は母艦のサイズ感や街との距離感がわかりにくかったが映像化によってわかりやすくなっていたと思う。
「あのさ!キホちゃんがね!」のシーンのBGMは不要だったと思う。
感動的な演出がわざとらしかった。
今の時代、性的マイノリティを差別したり、あぶりそうとするほうがむしろ時代錯誤的で、反発を食らいそうなものなので、今の時代起きた事件と考えると少し無理がある気がしたので、少し前の時代の学生たちを切り取っ>>続きを読む
自由奔放で芸術肌の母と優しく堅実で秩序を重んじる理系型秀才の父。
スピルバーグが奇想天外なアイデアで世界中に衝撃を与え続けてきた生まれながらのエンターテイナーでありながら、熱心な撮影機材オタクでもある>>続きを読む
物語に起伏のない、比較的静かで淡々とした映画だけど、人間の弱さと優しさを教えてくれる温かみのある作品。
皆孤独と戦いながらも必死に生きてるんだなと感じさせる。
一見下品で粗暴だけど心根は純粋で優しいリ>>続きを読む
キャストにコリン・ファレルとバリー・コーガン、民話的で陰鬱な雰囲気から「聖なる鹿殺し」を想起せずにはいられない。
登場人物たちの行動には全く理解が及ばないし、数々のメタファーが登場するがそれもほとんど>>続きを読む
舞台は20年代のハリウッド。サイレントからトーキーに移り変わる映画業界の歴史的瞬間を背景に、映画製作を夢見る青年、スターを自称する新人女優、サイレントの大スターなど三者三様の繁栄と没落が描かれる。まさ>>続きを読む
心理描写が精細で2人の愛と苦悩がありありと伝わってきます。ベッドシーンも官能的で見応えあり。愛とエゴの狭間で揺れる主人公に自分を投影してしまいます。
「服は鎧。」
個人的にはとても共感できる台詞で>>続きを読む
アントマンシリーズはMCUの中でもコメディ色が強いので終わりが湿っぽくならないのが好きなところでもあるのですが、本作のボスであるカーンはフェーズのボスになりうる強大な敵にも関わらず最後の肉弾戦ではアン>>続きを読む
重厚な社会派ミステリー映画。ミステリーとヒューマンドラマの緩急が絶妙で引き込まれます。事件の真相を追求する主人公が、ヒントを求めてカリスマ的な受刑者に獄中で面会し、彼の言葉に翻弄されていく構図はさなが>>続きを読む