こんぺいとうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

こんぺいとう

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空母いぶき(2019年製作の映画)

2.8

うーん。原作知ってる人からすると、内容の変わり過ぎが受け入れにくいかも。もちろん映像化は別物だとは分かってはいても、同じタイトル使う以上は同じ方向性の作品であってほしい。ラストもちょっと残念。‬

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.7

なんというか、トム・フォードって何でもできるんだねーという感じ(笑)オープニングには度肝を抜かれ、ラストシーンには言葉を失くす。凝った構成と緊張感あるカメラワーク。元夫エドワードの想いの強さがそのまま>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.4

原作既読なだけに、陣治は阿部サダヲさんじゃあ綺麗すぎるなぁ。もっと生理的にどうしようもないぐらいの嫌悪感引き出すおじさんにやってほしかった。何より美声だし(笑)。蒼井優ちゃんの生気のない目はサイコー。>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

‪CG技術すごいなぁ〜〜。あまりにリアルで魅入ってしまった。ストーリーはもちろんライオンキングのままなんだけど、動物たちが可愛くって可愛くって。難点はリアル過ぎて、登場人物の区別がつきにくいことくらい>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

‪綺麗に終わった前作からのさらに続編。でも描きたかったものがあったんだなぁと納得の一作。3でまとめられたおもちゃたちの役割と幸せだったけれど、エンドレスループになる上に時代も変わる。それでも未来を切り>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.4

洒落っ気があるというのはこういうことを言うのだろう。全盛期のハリウッドの高揚感にくるまれて、幸せな気分とほろ苦な気分。こんな恋は嫌だけどね(笑)‬

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.6

ゲイのカップルが、ふとしたきっかけから隣人のダウン症の子の面倒を見ることになる。彼のためにも正式に引き取りたいと願っても、ゲイへの偏見は大きく、理解してくれるのはごく一部。本人たちは大真面目でゲイに子>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.8

‪ベトナムで共に戦ったサル、ミューラ、ドク。ドクの息子の死をきっかけに再び出会い、ひと時を共に過ごす。戦争や、家族、宗教、日常にあるそれらがどんなものかぎ浮き彫りになる様が本当にうまい。重苦しいテーマ>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

大泉洋さんはまり役。余命宣告までされ、介護なしには生きられない主人公だけれど、ワガママ放題好き放題。だけどなんだか憎めない。 そんな難しい役どころを嫌味なく演じられる人は少ないだろうなぁ。実話ってこと>>続きを読む

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)

3.3

‪周囲の人々の証言から浮かび上がってくるバスキア像。混沌のニューヨークから這い上がってきた才能。人物よしても面白かったんだろうが、あまりにも早い死は哀しい。‬

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

3.7

シェイクスピアの戯曲の映画化。詩的な台詞と、美しい衣装の数々。オリヴィア・ハッセーの初々しさといったらない。ロミジュリと言えばプロコのバレエ音楽が一番好きだけれど、ニーノ・ロータのこちらもロマンティッ>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.1

イギリス初の女性首相、鉄の女と呼ばれたサッチャーの半生。若き日、首相時代、そして晩年が並行して描かれている。ストーリーとしてはちょっと淡々としすぎている気がするけれど、気品あるメリルストリープがご本人>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.9

‪とっても怖い怖いと聞いていたけど、ハードルが上がり過ぎてたのか、全く響かず…。ピエロにも特に不気味な要素なし。子役たちはみんな可愛かった。なんかあのバスルームの血の雨のシーン、キャリーを思い出すなぁ>>続きを読む

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.3

こういう歳の離れた男性と若い女性との心の交流といえばマイインターンを思い出すけれど、イギリスらしくイングリッシュガーデンがテーマ。少しおとぎ話っぽい要素もあって可愛らしい。乱雑ではなく混沌。良い言葉。>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

自暴自棄な生活を送るリー。いかにも訳ありだけど、過去が徐々に明らかになっていくうちに、さもありなんという気持ちになる。兄の死とともに、甥の後見人となることになっても、なかなか思うようにはいかない。この>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.5

ナオミスコット がめちゃくちゃ綺麗!エキゾチックで凛とした美しさが最高。新曲のスピーチレスも良い曲。割とナチュラルな歌声だなあと思っていたら、前半はライブ録音だとかすごい。もちろん青い青いウィルスミス>>続きを読む

ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

3.3

ベートーヴェンの第九をバレエで表現したベジャール。彼の表現したかったものを、現代のモーリスベジャールバレエ団と東京バレエ団が再演にチャレンジ、その舞台裏。当時を知る人達が少しずつ残っている時代だからこ>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

昔映画館で見て以来の視聴。このおとぎ話のような世界観大好き。絢爛豪華な映像と主演2人の美しさ。どっぷりと異世界に浸からせてくれる。最高でした!‬

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

これはホラーになるのかな。前半の怖さというか、居心地の悪さがゾクゾクする。低予算で作られたという話題作。いろんなメタファーが散りばめられているらしいけど、日本人的には人種差別の歴史とかがイマイチぴんと>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

走れて、ジャンプもできるゾンビってなにか新鮮。身体能力があまり衰えていないので、凶暴性が強い。機関車に追いすがって連なっていくゾンビのシーンはトラウマもの(笑)突如ゾンビに襲われパニックに陥る中、エゴ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

ブラピもレオ様も良い歳の取り方してるなぁ。若さを保つんじゃなく、年輪を感じさせる渋さがある。そんな2人のバディっぷりが最高。シャロンテート事件の絡み方はそうくると思ってなかったけど、だからこそのタイト>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.4

どこの世界でもポスドクたちの身分って厳しいんだなぁ。勉強を重ね、博士号をとり、研究を続けたいと思っても居場所がない。報われない非常勤研究員たちの逆襲。あまりにも泥沼過ぎてすごいね。まだまだ続きが出てい>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

‪南仏で人生を謳歌するサミュエル。突然赤ちゃんを置いていかれ、イギリスまで追いかけたものの、結局自分で育てる羽目に。突然始まった父娘の生活。夢のように育てるという言葉がぴったりのサミュエルの父親っぷり>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

‪宇宙でのサバイバルもの。これほど孤独に耐えられるだろうかと思う。やっぱり淡々と一つずつのことをこなしていけるタイプは強い。そして人間の知恵の素晴らしさ。頭良くないと生き残れないなんて過酷だわ。ビバ植>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.7

遺伝子疾患により、顔の整形を繰り返したオギー。普通ではないということを受け入れて生きていく素晴らしさ。子どもは残酷だけど、その分受け入れてからは素直。姉の葛藤やら、周囲の人々の話を丁寧に描いているのも>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.4

レイトショーにて鑑賞。映像の美しさにまず脱帽。雨をこれだけ表現できるのは凄い。そして現代らしさを上手く組み込んだストーリー。RADの音楽との融合がとても良かった。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.4

原作既読。お茶を通して、自然を知り、自分を見つけていく物語。何であれ自分の支えとなってくれるものがあることは素晴らしい。形から入るお茶の世界の、後から自然とついてくるという考えは好きだなぁ。樹木希林さ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

‪アどうもストーリーに入り込めなかった。歌唱力はさすがなんだけど、なんだかなあ。ありがちなストーリーというかありえないストーリーというか…。‬

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.9

‪元は児童文学らしいけれど、大人、それも子どもがいる母親にこそ見てほしいようなお話。不治の病の母親と暮らし、学校ではいじめられているコナー。悪夢の中で現れた怪物が話す奇妙な3つの物語。そして4つ目はコ>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.1

ホロコーストが関係する映画はいくつも観てきたが、またこれまでとは違ったこの作品。ゾンダーコマンドとして死体処理の仕事をするサウル。自らの未来を横目に見ながらの過酷な状況の中で、息子の死体と出会いなんと>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.9

戦争後、灯台守として生きるトム。傷ついた心をいやしてくれたイザベル。夫婦の穏やかで美しい日々を2度の流産という悲劇が襲う。絶望の中で選んでしまった選択。ずるずると流されるように踏み入れてしまった世界の>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.0

うーん、面白い設定だったんだけど、最後はちょっと拍子抜け!?孤独感と絶望の中での人間模様はもっと掘り下げられたんじゃないかなぁ。とはいえ、クリスプラットはどんな時でもかっこいいし、ジェニファーローレン>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.6

王宮なのに、最高に醜くてドロドロ。日本で言えば大奥を思い出すけれども、絶対権力者さえも女性であるところがミソ。いろんな皮肉が効いていてシュールな作品。登場人物みんながあまりに滑稽で哀れ。彼らが求めてい>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

再々視聴くらい。とにかくポジティブで元気をもらえる作品。ファッションも観ててとても楽しい。アンハサウェイかわいいなぁ。こういう感じのメリルストリープも珍しくて好き。

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.9

動く油絵。まさにゴッホの作品の世界観の中に紛れ込んだかのような錯覚を覚える素晴らしい作品。タンギー爺さんが動いてるよ〜。登場人物たちがあまりにも自然な表情をするので、あっという間に引き込まれていく。郵>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.6

原作への思い入れが強いので難しいかなと思っていたが、キャラ造形は見事。役者さんたちすごいなぁ。これは無理でしょっていうような、ムタや王騎の完成度が凄い。主役2人のイケメン度合いも凄い。これはやっぱり続>>続きを読む