きのさんの映画レビュー・感想・評価

きの

きの

残菊物語(1939年製作の映画)

-

1939 昭和14、松竹京都撮影所
戦前の溝口健二のトーキー



戦前の映画を色々見ようと思っていて、この前松竹蒲田撮影所の現代劇(小津安二郎『生まれてはみたけれど』1932)を観たので今回は京都
>>続きを読む

ユン・ピョウ in ドラ息子カンフー(1981年製作の映画)

-

ラム・チェンインのカンフーを期待して霊幻道士2を観たけど満たされなかったので、急遽こちらを購入。結果大正解でした!

グルーミーな復讐劇になりそうなところが、ユン・ピョウの爽やかさとサモ・ハンのコミカ
>>続きを読む

霊幻少林拳(1979年製作の映画)

-

ラウ・カーリョン監督作品。1979年
原題: 茅山彊屍拳

青春功夫ロードムービー!!
わたしはすごく好きでした。

長閑な田園風景。幼馴染の女の子と動く死体と旅する少年道士のちょっと不思議な冒険譚。
>>続きを読む

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

-

1932 昭和7年公開
松竹蒲田撮影所で撮られた小津安二郎のサイレント。

戦前の暮らしに興味があり映像資料感覚で視聴。

サイレント時代に日本にこんなに完成された文体の作品があったのか!!とびっくり
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

-

動力=リオ、操縦=ガロ
と、2人で乗り込むタイプのあまり見たことないロボットで、ロボットアニメとしてアイデアが面白かったです!

最初は敵同士だったリオとガロが力を合わせて(文字通り一心同体で)戦う少
>>続きを読む

霊幻道士2/キョンシーの息子たち!(1986年製作の映画)

-

前作が面白かった&道士服のラム・チェンインが観たくて。

舞台が現代となっていて、ラム・チェンインは冴えない漢方屋のおじさん役。道士服もカンフーも控えめ、かわりに肩幅の1.5倍くらいある肩パッドの入っ
>>続きを読む

霊幻道士(1985年製作の映画)

-

「七小福」の悲しくてエレガントな演技が印象的なラム・チェンイン。他にどんな作品に出ているのかな、と気になって。

懐かしい感じの香港の田舎が舞台のお色気あり、アクションあり、恐怖ありのコメディー。これ
>>続きを読む

少林寺三十六房(1977年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

家族がリー・リンチェイの「少林寺」と間違って観てたのを横から視聴。

監督は劉家良。

ショウブラは張徹監督作品、狄龍出演作品を中心に観てきたのでリュー・チャーフィー(劉家輝)出演作品ははじめて!
>>続きを読む

激突!殺人拳(1974年製作の映画)

-

先日観た『激突!合気道』(1975)がなかなかよかったので、就寝までのチルタイムに何気なく再生したところかなりの衝撃作で眠気がぶっ飛んでしまいました。

いままでそんなに東映の作品観てこなかったので、
>>続きを読む

激突!合気道(1975年製作の映画)

-

無料開放デーに東映チャンネルでCMやっていて、出口王仁三郎が出てきたのでびっくりしてU-NEXTで観てみました。

仁義とか魔界転生、戦国自衛隊くらいしか観たことなくて、千葉真一が格闘技をやる映画って
>>続きを読む

七小福(1988年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

カンフースタントマンで映像が使われていたので参考に観てみました。

京劇で身をたてること、子供達を一人前の役者にすること、アワンおじさんをもう一度舞台に立たせること…可能性や夢という人生の重荷から解放
>>続きを読む

カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

メモ

スタントという軸で香港映画について考えたことがなかったのでとても興味深かったです。

これってどうやって受け身をとってるのかな〜香港の人は身体能力高いから大丈夫なんだな〜って思ってたシーンが全
>>続きを読む

ドラゴンロード(1982年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ヤングマスターのラスボス、ウォン・インシック(黄仁植/ホアン・レンジィ)が最高にカッコよかったのでこちらも観てみました。

決闘シーンは、青空の元でウォン・インシックの技を堪能するヤングマスターとは異
>>続きを読む

ヤング・マスター/師弟出馬(1980年製作の映画)

-

悪役の親玉を演じるウォン・インシック(黄仁植/ホアン・レンジィ)がめっちゃかっこいい!登場シーンのスピード感のある回し蹴りも最高ですが、ラストバトルでジャッキーにかける関節も素晴らしい!

知野二郎さ
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

エヴァの置かれている状況や付与された性別はわたしたち人間女性のそれに似通っているので思わず感情移入したくなるが、エヴァはそれを許さない。あらゆる共感をはね除ける。

A.I.はピノキオではない。
人間
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

-

フィルハーにリメンバー・ミーが追加されたのでディズニーランドに行く前に観てみました。

死者の世界のCGが素晴らしすぎて、死んだほうがめっちゃ楽しそうじゃんって思いました。

音楽も立体感が半端なくて
>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

CGも音楽もクオリティがやばくて没入感がすごい。ディズニーランドのアトラクションみたいな映画でした!

感情を押し殺して親に従ってたエルサが、アメリカンポップスの歌姫みたいなギラギラした衣装で”Let
>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

U-nextで課金¥440でした。

雪が駄々こねておおかみになりながら暴れるシーンとか、雨の吹きつけるカーテン越しに変身するシーンとか、作画も声も素晴らしく思わず涙が。アニメならではの愉しみを味わう
>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

-

ワクチン接種後のお供に…
ハルクとロキが気に入りました。

ハルク、自殺を試みるほど自分の力が嫌なのに一番強いの皮肉。哀愁感じます。

ロキは、あんな真っ直ぐな兄弟いたらひねくれちゃいますよね。「戻っ
>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

-

ワクチン2回目打った直後、あまり副反応のこと考えたくなくて、アッパー系の映画みたいなと思って観ました。

マッチョが暴れてスカッとする映画かと思っていたら、かなり自己言及的かつ自嘲的なムードでビックリ
>>続きを読む

デッドゾーン(1983年製作の映画)

-

Amazon prime videoで課金¥100

メロドラマのような演出がすごく抒情的な超能力映画。

ハリー・クラークのイラストみたいに神経質そうな苦悩する文学青年が主人公なのが、正義のために能
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

-

夏休みにみんなで死体を見にいく!!というシンプルで力強いストーリー!!

親が怖い、不良が怖い、近所の獰猛な犬が怖い、夜が怖い、死が怖い、偽善的な大人が怖い、クラスの友達の自分を蔑む視線が怖い、将来が
>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

存在の不確かさの演出がグリッチなの違和感あっておもしろい。

絵本の世界が舞台なのでアナログ信号が入り込むような空間では無いけれど、「この世の者ではない」ことを示す記号としてノイズが入る。

ノイズが
>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

-

【怖かったところ】
・序盤の、団地に出没する女性の霊のコンテンポラリーダンスみたいな動き怖いです。幽霊登場の予兆として、謎の光源で壁が照らされる感じ、”怪異”感満載で怖いです。

【好きなセリフ】
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

エヴァって庵野秀明の内面のドキュメンタリーと思っていたけど、実際にはかなり受け手に仕掛けてきているプロレス的な作品なのかな、



砂の器とか、ホドロフスキーの家族ものを思い出した。

ホドロフスキ
>>続きを読む

ザ・リング(2002年製作の映画)

-

地上波録画でチラ見

リーガンみたいな貞子!

今となってはブラウン管自体が怖いですよね。中に何か入ってそうなデカさとか、アナログなノイズとか。

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

テーマに沿ってキャラクターはかなり戯画化されているとは思うけれど、その分フィクションとして楽しめた。現実に起きた深刻な事件をたくさん扱っているので楽しいとか言うと怒られそうでドキドキするが。

デッド
>>続きを読む

>|