むぎちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

むぎちゃ

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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

・黒人ギャグ、いつまで出来るんだろうな…
・獣姦の際は抗生物質を
・U.N.C.L.E.への熱い追悼


マシュー・マコノヒーの据わった目は本当に悪人向きだなぁとしみじみ思いながら観てた。

しかしそ
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.4

ラッキーストライク、バッターアウト


かなりしっかりと見応えのあるサスペンスになってた。面白い。

派手などんでん返しはなかったけど、登場人物たちがいよいよ遂に絡み合っていく演出はかなり良かったし、
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ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

3.3

スムージーは過大評価


皆いつか来ると知っているはずなのに、見て見ぬふりをしている、死。
それを見つめていれば自分が何をしてこなかったか、するべきかが分かる…。
と、文字にすると結構なシリアスさだけ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.3

あの本には車の運転マニュアルも載っていたのか議論


世にも奇妙な物語にありそうな入りと展開な以上、理屈でねじ伏せるオチじゃないのは確実でしたな。
フォーガットンを思い出す展開だった。

色々紐解く鍵
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.5

背中イボは新鮮なうちに


かなり面白い、終始見入ってしまった。
色合いも画変わりも地味ながらそれを十二分にまくれる力強い映像美が芯となって作品を貫いていた。
ストップモーションアニメっていう手間しか
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

『ガスタンク情景』フルパッケージ化希望


ムビチケいただいたのでタダで鑑賞٩( ᐖ )۶ヤッタネ
去年末以降約3ヶ月ぶりの映画鑑賞。
いやーこんな間空いたの何年ぶりでしょうか…。

描きたいもの、心
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

「私の願いは…実写版CATSを歴史の闇に葬って欲しい…!!」


今年の映画納めはオリンピック映画で。

とりあえずガルガドットの美しさに蕩けてればええねん。
あとペドロ・パスカルの悪人丸出しのにやけ
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.4

「これが本当の太陽にほえろ、ってね!HAHAHA!」


ミッドサマーの元ネタの一つらしい、程度のふんわりしたやつで観に行きました。

ちょっといきなり二転三転するね。
まず今作は古いカルト映画だろう
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

2.9

※『市民ケーン』とか別に観てないです


フィンチャーとゲイリーオールドマンの組み合わせってだけで観に行ったから、まーーったく内容入ってこなかった。

自分の中でのあるあるなんだけど、説明台詞に顔も知
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.2

なーんか久々にドラマドラマしたドラマを観たなぁ…


とりあえずショーン・ペンがかっちょいい。これだけで鑑賞料金の元は取れる。

斬新な発想で辞書作成に取り込むマレー側のストーリー展開と、統合失調症の
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.4

学生時代、同級生と『映画において重要なのは映像と音、どちらなのか』で激論を交わした覚えがある。
間違っていた…程には思わないが、音派だった彼には言いすぎたかな~と今なら思える。

「この映画のこの音は
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

今まで一番かっこいいニールはドン・中矢・ニールセンだったけど、テネットにて見事更新されました。ありがとうありがとう。


まず思ったのはこの映画、ノーラン監督って看板がなかったら制作費落ちないしそもそ
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狂武蔵(2020年製作の映画)

1.1

正直星ゼロで良かったんだけどさ…笑


どうせみんなてねっと観に行ってんだろ!ってことでレーザーIMAXがどの回もパンパンだったので逃げるように鑑賞。

これがYouTubeに『〇〇人斬りしてみた』っ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

アストロノートは永遠に。


偉大なる某漫画家曰く、SFとは「少し不思議」の略だそうな。お洒落だね。

未だ人類が宇宙へ飛び立つはるか前から、映画ではその「少し不思議」を描いてきた。
月世界旅行では大
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.1

・トイストーリー(R-18)
・リンリンでビンビン
・本編には入り切りませんでした


日本版リメイクを作る際には是非渡辺直美にキャスティングオファーを…。


分からんけど何故アメリカの高校卒業パー
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

今回のリバイバル上映は新作のプロモーションを兼ねてのもので、数分間に渡るテネットの本編映像も見ることができたが…。
なにあれ…べらぼうに期待しちゃうじゃないの…。


さ、それはさておきインセプション
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.3

映画館行くの我慢してたらストレスでブツブツ出来ちゃったから行きました。
ブツブツ出来るくらいならしっかり感染予防して映画館へ行きましょう。


『アレ』と絡むスウェーデン人女のAVとかあるし、婦人警官
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ゲキ×シネ「けむりの軍団」(2020年製作の映画)

4.2

初ゲキシネ。気になってた公演だったからどうしても観たかった。

舞台の映像上映ものながらカメラワークもとても良く、キャラを引き立てドラマを取りこぼすことなく収めていた。

まーなにより古田新太が終始カ
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

アウトロー刑事とヤクザの親分がタッグを組んで連続殺人犯を追うというエンタメ感溢れるプロットながら、中身もちゃんと骨太なクライムサスペンスになってた。いやー面白い。

テンポが良くない部分も多々あったが
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.1

まず言いたいのは、この映画のプロモーションの一つであるやたら恐怖を煽るような文言の数々は嘘っぱち…は言い過ぎか、でも誇大広告。
不快感はあったがどの要素も別に突き抜けてはいなかった印象。

要は本当に
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

二週連続ジブリ
男も女も老いも若いもみんなでナウシカにバブみ感じようぜ


世界観は異なれど、基本的な構造はもののけ姫と変わらんね。時系列は逆だけど。

とは言えやはり映画館で観る迫力も体験も、何にも
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

あの美しい唄聞いてもよォ…もう金太郎のコスプレしてる米良美一しか思い出せねぇんだなぁ…


ジブリ企画知ったとき絶対観たいと思ったのが、もののけ姫。
「だいだらぼっち」ではなく「でぇだらぼっち」ってち
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.3

ずっと観たいと思っていたが腹にずっしり来そうで躊躇してた。期待通り&不安的中のハイカロリー映画だった。
テイストに関わらず熱量を感じる映画って良いよね。とにかく見応えがあった。

移民を受け入れまくっ
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ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

2.6

ビジュアルから想像する内容とはそこそこかけ離れたテイスト。
蜜蜂と人のドキュメントというよりかは、カメラが追っている女性がたまたま養蜂やってた。の方がニュアンスとして近いか。

山奥の辺境。独りフリー
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.8

【無意味であることの意味】…がない!

本来映画に無意味なシーンなんてなくて、一見無駄にみえる要素も遠い歯車を動かす力になってるもんじゃん?
それはストーリー展開に限らず、例えばしょーもないギャグシー
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ベッドや枕のシーツが真っ白なのは黒人差別!


いちいち目の前の出来事に激昴したり狼狽したり泣いたり笑ったり…
両親の愚かしさに終始呆れるばかりだったが、結局はいくら金や時間を費やしてあげても黒人を芯
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

久しぶりに不要不急の外出。
自粛一発目にぴったりのセレクションなのかはさて置き、ずーっといつか劇場で観たいなと思っていた作品がこのタイミングで上映しているではありませんか!
なのでやっぱり個人的にはぴ
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.3

夢か現か、悲喜劇ファンタジー
ドン・キホーテを殺したのは誰だ?


みっどそまーが想像以上にヘビーだったのか胃もたれを起こしてしまったので、軽そうなこちらを鑑賞…したものの…そうだね、テリーギリアムだ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

主な感想はディレクターズ・カット版にてネタバレありでカキカキしてきたので、こちらではオープンな感想を書いてみる。


村人の所作はいちいちに儀式的で不自然。
揃いも揃って嘘臭え笑顔。
下北沢の地下劇場
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

世界ふしぎ発見のロケハンは命がけである(嘘)


ディレクターズ・カット版にて鑑賞。
ディレクターズ・カットが文字通り監督による再編集であれば、見せたいものや伝えたいものは変わってはいまい。そう思って
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

試写会にて鑑賞ᕦ( ᐙ )ᕤヤッタネ

母と子をテーマに描いてきたドラン監督の集大成とも言える作品。
『テレビスターと少年の文通』というキャッチーなフックからは想像出来ないアツい物語。

静かな進行な
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.8

戸田奈津子の字幕ははもはや意固地になってわざとやってる説


意外とこれでワーグナー童貞を捨てた人もいるんじゃないかと予想。
ファイナル・カットとは言うもののそもそもを覚えてないので何がどう変わったの
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

口元がコリン・ファースだけど誰だこのジジイと思ってたらコリン・ファースだった。



『彼らは生きていた』とセットで観ようと決めていた作品。

ワンカットの特性とはなんぞや?
カットとカットの合間にあ
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

「ドイツ軍との戦闘が近づいていた」
モノクロフィルムに命が吹き込まれる瞬間、タイトルの『彼らは生きていた』が脳裏をよぎる。

戦争とは教科書の見開きなどではなく、我々が生きている世界の過去と未来の地続
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.5

・役者魂ガチ勃起
・ピンナップはマスかき用
・おちんぽマスタード


サスペンスもの連続鑑賞三本目…ん?サスペンス…?

これが流行りの日常系ってやつ?ドイツの。
事故のレベルが上がっていく天丼ギャグ
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスもの連続鑑賞二本目。
復讐の1ページ目が『出会い系で釣れるまで待つ』ってのはどうなんだ?


『死体が消えた夜』でもそうだったけど、復讐をするためにアレコレしてあげたりさせてあげたりするかな
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