むぎちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

むぎちゃ

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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

4.5

伍長にシビれ、
伍長に惚れ、
伍長に泣く映画

すごく良かった…
『こういうのでいいんだよ』を最後まで貫いてくれた

まずは冒頭の緊張感溢れるシークエンス、掴みバッチリ

さらに、余計な思惑や複雑さは
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TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」(2019年製作の映画)

3.1

※水曜どうでしょうではありません
メンヘラに気を使うマネージャー
安藤政信の性欲

要約すると、山田孝之が『家族を自覚すると青春が甦る』を悟ったドキュメンタリー
…か?

ドキュメンタリーって、その人
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

好きな映画な程、こちらから『お迎え』に行ける
これを改めて感じた映画だった

物足りない点、駄目な点を見つけても、「でもこう考えたら面白いじゃん」とか「こうとも取れるから問題ない」とか、こちらからお迎
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.9

平成最後の映画鑑賞はバック・トゥ・ザ・フューチャーをフィルムコンサートにて

オールタイム・ベストの内の一本が再度スクリーンに掛かるのも嬉しいけど、さらにこんな変化球で楽しめるとは良き時代だ、本当に…
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.3

復讐請負人ことリーアム・ニーソンのいつもとはひと味違う…けどやっぱり復讐劇

バイオレンスな描写もこだわりが伺えつつ、最近数が減りつつある『人の死を堂々と笑いにしてる』演出も良き良き

プレスリリース
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

特殊部隊が有能な数少ないゾンビ映画
期待していたほどギャグ要素少なかったかな

世の中ただ決まったつまらん日常を繰り返すだけのクソッタレな人生を歩むお前ら、もう既に生きる屍じゃん
…っていうテーマ性は
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.8

ジャスティス・リーグ解散レベルの超人誕生なのでは

アメコミ映画だけどターゲットはファミリー層や主人公たちと同年代なのかな
その位とてもライトな映画

予告でも完全に隠されてる要素が終盤に爆発
完全に
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

面白かったから正直に言うけど、本当に映像だけの映画

サスペンスフルアクションと銘打ってるけど、マーベルさんの出自が謎めいてるってだけで期待してたようなサスペンスではなかった

存在意義は、アベンジャ
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

まさしくどストレートな胸糞映画
最近この手の映画から離れていたからこたえたな
キル・ビル観てればレックスも助かったろうに…

特に劇的な瞬間が訪れるわけでもなく、静かに進行していくばかりにも関わらず、
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サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

2.8

聖地巡礼どころか聖地復活を成し遂げてしまった偉業は凄いパワーを感じた
気持ちと行動力、何かを成し遂げるためにはこれらと相応の熱量が必要なんだね

何よりエンディングの入り方最高
「ここで終わんのかい!
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運び屋(2018年製作の映画)

4.5

クリントジイの意地とプライドが爆発した映画だった
素晴らしい

90歳の運び屋というぶっ飛んだキャラクターを割とユーモア交えて描いているがその実、びっくりするくらい普遍的なテーマに寄り添った作品だった
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.5

ブラザーファッカー対〇〇〇ー〇〇ーの熱戦を蚊帳の外から見届ける映画
テンポがいいというか、いい意味で軽い映画だった

主演の二人がとにかく良い!
一人は馬鹿みたいにお人好し、一人は女が惚れる女って感じ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.3

人間そこまで悪になりきることはできないよね
…って話?

結局うさちゃんが何のメタファーだったのかは理解できなかったが、まぁラストを観ると悲しい存在だったのかな
あと原題とアヒルのH号って絶対なにか掛
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.2

青白く光るパンイチマッチョはいない
ナチス残党の秘密基地はない
そこに居たのは月に囚われた男

とにかく表情のアップと船内からの極々限定された景色を詰め込むことで、閉塞感と悲壮感に満ち満ちた世界観を出
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.0

全く知らないスポーツに参加させられて気付いたらコールド負けしてたような感覚
けどなんだろう、なんなんだろうこの清々しさは!!

序盤は刺激的なカメラワークに翻弄されっぱなしだったが、それに慣れてくると
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

偶然出くわした事件を通して、自身の背負った『罪』を顧みる男

自分が反省したところで物事は簡単には進まないよって話もちょっと入っててその辺よかったな

罪を告白するシーンは台詞で長々説明させているもの
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

◎時代が追いついたデュナン・ナッツ
◎チャッピーでみた展開
◎エドワード・ノートンの熱い無駄遣い


続編ありきってのは怖いけど、まぁ向こうの映画ならどうにかして作ってくれるでしょ…

不自然に大きな
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.1

事の顛末ではなくて、終わり方が一番の衝撃だった。
自分以外の人もそうじゃないかな。

さて、当然意図的にそうしたんだろうから、最後の扉を閉めた隣人の視線こそがこの映画を紐解く鍵だと思う。

普段目にす
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ババアのキナ臭さいツラがそのまま真実だった

アンブレイカブルとスプリットが大好きなのでフラットな見方は土台無理な話ではあるが、敢えてまとめるならこの映画はスーパーヒーロー版『キャビン』
超常的存在と
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.9

まず最初にLANケーブルを抜きましょう
…というリテラシーさえあれば多分何も起こらなかった映画

というかこんなミッションインポッシブル的な映画だったっけ?このシリーズ
プロフェッショナルな主人公が失
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

誰が主人公なのかを見極められるかが鍵…な映画

主人公の選択、最後に見せた理性…
この成功で何が変わる訳でもないし二人の溜飲は下がらないだろうけど、それでもやるしかなかったんだと思うと悲しさや切なさが
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.3

映画は誰かの誰か達の人生(もしくはその前後)の一部を切り取る作業である。
その切り取る部分によって全く異なる物語になる。

例えば桃太郎で言うと、桃が流れる所をラストとして描けば、又は宝を持ち帰った後
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

爆音上映の申し子、マッドマックス怒りのデスロード
爆音上映チケット完売直前のラスト1枚で間に合い鑑賞できたが、実際の客入りは8割位かな?
皆さん、買ったからには観に行きましょう。

生き尽くせ死に尽く
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.5

多分前回観たのがVHS(!)
そこから時代を飛び越えリマスターの爆音上映…。
ただ爆音上映って毎回思うんだけど、爆音なことには早々になれるから観終わったあとに爆音であることの恩恵を感じにくいんだよね。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

とんでもねぇ映画じゃ!
クライマックスのライブ・エイドは正しく映画史に残るレベルのライブシーンだ。

それは何かと言うと、再現度がどうとか、もっと言えば本家のパフォーマンス(YouTubeで普通に見れ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

まず鑑賞出来るチャンスが少ない!
やっと観れた!ありがとうシネマート!

似たタイトルで同じ韓国映画である『悪女』が『出だしの掴みが抜群で、その後ダルく鎮火していく』タイプの映画だったのに対し、『魔女
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『死ぬ怪我じゃないなら、死なない』

余計な手間を増やす小娘とイラつくババアに翻弄される、おじさん達の悲哀の物語。
前作に比べてピリピリと張り詰めた緊張感は薄まり、少女とおじさんの旅というわかりやすい
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

この手の映画で普通考えるのは『ゴースト視点で、残された人達の思いや行動を追いかける』って展開だけど、これはタイトル通りあくまでゴーストの物語。良い意味で予想外の転がり方をしていった。
生きてる人達はそ
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

1.5

映画好きな人なら楽しめるのかな?
自分はこういうのを高尚に評価できる程映画好きじゃないのでこんくらい…

大体どんな映画にも咀嚼して得られるものや、お持ち帰りできる要素ってあるんだけど、この映画には一
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テルマ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主演のエイリ・ハーボーの横顔がふつくしい。
特にベッドで髪を撫でる横顔は写楽を抜いて暫定一位になりました。

劇的な、ドラマチックな展開はさほどなく、静かに不穏に進んでいく(伏線が紐解かれるシーンもぬ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

PC画面で進む構造が単なる客を食いつかせるためだけの擬似餌ではなく、映画の演出に活かされてるのがとても好印象。
そのためそこそこ無理くりにPC画面にこじつけてるシーンはあるもののそんなのは瑣末な事。
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.2

マトリックスと第9地区とゼノギアスと、SF映画SFゲームが混ざりつつ、途中完全に別ジャンル映画挟まれて大混乱のまま最後は超大規模SFで強制的に幕を閉じられてしまった

口あんぐりだったけど、ぬるりとジ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.1

やはりエミリーブロントには涙より銃が似合う
あと、ひと足早くヴェノムが観れる映画

結果よりも過程の方が大事だが、それは過程を大事にすれば結果が伴うから、って内容。パパママの愛は偉大なのだ。

いつア
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.9

どこまでが妄想でどこまでが本当か分からない、ない混ぜなカオスこそが現在のリアルの世の中で、その大半は意味の無い情報や出来事だけど、だからこそ若者はあるんだかないんだかの『意味』を追い求めるって言う、実>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.4

諸々総括すると、激おこおじさんがネット動画頼りに殺人マシーンに変貌していくハートフルファミリー映画である。

ぶっちゃけ予告のドンパチでアクション面は全て消化してて、後は人となりや事件背景のドラマ部分
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.9

IMAX限定公開にて鑑賞
今更2001年の内容考察なんて野暮なので、IMAXならではの見どころ&ポイント紹介

・画が良過ぎて伝説の空中浮遊ペンキャッチのカラクリが見えちゃう。
・音が良過ぎて最後のモ
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