新田畳さんの映画レビュー・感想・評価

新田畳

新田畳

わりと洋画が多いです。邦画は特にクラシックが好きです。ストーリーよりもテーマや演出重視で鑑賞してます。
採点はその日の気分に寄る所が大きいので、あまり厳密には付けてませんが、乳児の亡骸を映す作品はどんな作品であろうと0点を付けています。

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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.7

父を三回殺す。

この映画には二種類の男が出てくる。
女を自分の支配下に置こうとする男。
精神的に脆く不器用だが心優しい男。

その二面性は敬虔なクリスチャンだった主人公の父親を暗示しているのだろう。
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青の炎(2003年製作の映画)

4.6

とても面白かった。
二宮くんすごい。そして20歳(当時)に見えないくらい若い…。

特に博物館のエスカレーターで共犯の計画を話すシーンが素晴らしくて好き。

いくら足掻いても見えない力に流されて堕ちて
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.3

前作よりもB級感が増していて
グロさはあってもサスペンス要素は少なくなった様に感じた。

場所はチェスキークルムロフあたりなのか。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

面白かった。

とくに音楽が過去の日本映画っぽくて最高だった。

それにしても劇中の日本語がボソボソ喋りすぎて聴き取りづらい…。
変に日本人俳優使わずに全編英語でも良かった気がする。
それか大塚明夫と
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.2

前評判や感想をなんとなく耳にしていたので「絶対好みだ」と期待しながら息巻いて観た。
…が、正直全くはまらなかった。

普通の人間の目線の高さとは違うカメラアングルや現代音楽っぽい不穏な音楽など、不気味
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.5

なんだこの話…。

前半の1時間はすごく面白い。
後半は兎に角話がとっちらかっててイライラ。

終始ひたすら迷走するマット・デイモンが見られる。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.1

人生の満足感については、今どれだけ幸せかという問題よりも「未来に対していい予感が持ててるかどうか」の方が重要だったりする。

過ちを正せばその予感が手に入ると思いがちだが、意外とそうではないのかもしれ
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.4

思ったより緩めでストーリー展開も王道の探偵映画。
終始肩肘張らずに見れた。

昨今の作品に比べると良くも悪くも古典的だし正直個人的には物足りなさも否めなかったけれど、昔の映画によくあったライトさと纏ま
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.2

これはいいティーンエイジャー映画。
Z世代を応援したくなった。

前作の動物、自然のオンパレードからゲーム性や若者同士のコミュニケーション問題に重点を置いたのはとてもいい選択だったと思う。

いい意味
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白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.6

ずっと見たかったけれどなかなか機会に恵まれなかった作品。

「女が怖い」ってよりもみんな動物っぽくていいなーと思った。

意外にも登場人物によるモノローグが多用されてて、その辺りはなんとも言えずダサか
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.0

テンポいいように見せかけたあんまりテンポの良くない映画。
2004年作品なのもあってギャグが古くさくて結構辛いものがあったし、
別にこのノリをゾンビ映画でやらなくてもいいんじゃないか、と終始感じた。
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

面白かった。
ジェイク・ギレンホールはまり役すぎる。

胸糞悪い作品という声もちらほらあるけれど、倫理観について真っ向から描いてる点ではかなり理性的な映画だと思う。

クライマックス30分の緊迫感が本
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.3

ファーゴの面白さは、映画のメインストリームが「キャラクターの重要性とストーリーテリングの妙があれば道徳感はさほど需要ではない」という境地に至ったところにもあると思う。

金のために人はあっという間に死
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.2

マリー・アントワネット云々よりも男の情けなさにシンパシーを感じた。

女性を満足させられない不甲斐なさとか、国王が死という孤独を前にして愛人の名を呼んでしまう哀れさとか、多くの人間に(ここ最近は特に)
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.6

ロボット版のロッキーだった。

7年前の映画見ても3DCGの表現に違和感がないのって素直に凄いなーと感心した。

ヒュー・ジャックマンの演じるやさぐれてもダンディーなオヤジは色気があってやっぱりいい。

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

3.6

ラスト30分のパーティーの演奏シーンが特に素晴らしかった。
二本指奏法の再現度も高いうえに、音楽の質も非常に高くて大満足。
わりとジャズ映画ってこの辺の質が微妙だったりするので素直に凄いと思う。

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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.8

人間の表情の表現が特にすごかった。
機微のあるリアルさだけでなく漫画っぽさもある感じ。
その点は海外のCGアニメーションとはいい差別化が出来ていて新鮮味があって非常に面白かった。たまにゲームCGっぽい
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。

奇妙な言い方になるのだが、
ジャック・タチの振る舞うジャック・タチっぽい動きが本当に素晴らしくて、それだけでも見ていて楽しい気分にさせられた。

もともと一軒家を舞台にする
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

嫌いな作品について少しレビューしようと思った。
自分はソフィア・コッポラの作品が好きじゃない。

彼女の多くの作品は、境遇が近しい者には強い共感力をもって接するのに反して、その他の外界に対しては主に拒
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ねこぢる草(2000年製作の映画)

4.0

さみしさ、残酷さ、幼児性とともに、生まれてから人間がずっと持っている「ひとりぼっちの感覚」を思い出させてくれる。

こういう作品を見てると、生きるためにしなければならない数々のずるいことに対していくら
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オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.0

実話が元らしいけど、昭和のギャグ漫画っぽい雰囲気が全体に漂ってた。
こち亀とかそういう類。

ニコラス・ケイジなんでこれに出たんだろ。
吹き替えが大塚明夫と田中敦子コンビなので豪華。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

色々な映画を見ていて、自己犠牲のシーンが出てくる度にいつも身構えてしまう。

そこに至る理由が生きることへの諦念だったり、浄罪への祈りだったり、そういう類の匂いがする場合はなぜだか肯定をしたくない気持
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

12年間、配役を変えずに同じキャストで撮影を重ねた。

制作方法を聴いてしまうとなんとなく大作を期待してしまうところなのだが、いざ蓋を開けてみると、慎ましさと美しさを兼ね備えた素晴らしい小品がそこには
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

あああ、なんていい映画だろう。

カーアクションも音楽もサスペンスも最高。
"男"のための映画ではなく、"男児"のための映画だとしても、自分はこういうものが好きでたまらない。

ベイビーの彼の育て親で
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アントマン(2015年製作の映画)

3.0

他作品のマーベルヒーローを登場させたりネタとして出されても全く面白くないしどちらかというと邪魔。あまり面白くなかった

未来のミライ(2018年製作の映画)

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恋人たちの物語が終わった後に始まる、試行錯誤と新しい物語。

オープニングがエンドクレジットのような形式をとっていたのは面白かった。
「ここから始まる物語はただの理想だけで作られた世界ではないですよ」
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.8

面白かった。

アクションの迫力もさる事ながら、グラフィックも前作と比較にならないくらい美しくなっていた。
しかしながら、全体的に綺麗になりすぎてデフォルメ化された登場人物たちが少し浮いてるように見え
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

スーパーヒーローものはかなり苦手なのだけど、
ケンドリック・ラマーが音楽やってるということもあり鑑賞。
結構楽しめた。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

「世界仰天ニュースの再現ドラマをイーストウッドが撮ったらこうなりました」
という率直な感想。

いつものイーストウッド作品であれば、キャラクターの複雑な内面性が多元的な物事への視点と共に描かれる。
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