のこりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

のこりん

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母なる証明(2009年製作の映画)

4.4

淡々としてるのに圧倒的なドライブ感。
回想と階層と真実への微妙なズレ。
観終わった後の割切れなさとなぜか心地よさ。
時に美しく、時に息伝いまで聴こえてきそうなカメラワーク。
すごいな!!

スカーレットレター(2004年製作の映画)

3.7

これこそ途中で耐えられず映画館出そうになった、二度と観れない作品。辛い。
ウンジュが綺麗であまりに歌声が残りサントラ買った。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

臭わないはずの臭いがまだ自分の鼻から取れない。

ラスト、本来なら離れたくなるはずの恐ろしい思い出がつきまとうはずのあの豪邸に、残された主人公家族がまた戻っていく(という願いを持つ)のも新鮮。本来なら
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.6

わんこ
パーカー
賄賂
ラーメン
ヒーロー

荒々しいけどなんか気づくとクセになるような。また観たくなるかも。
二人の走り、速い。サントラいい。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.9

元日に観る映画ではなかったと途中後悔。辛い、あまりに辛い。そして感情を物語の中に置き去りにされたまま放り出されてしまった。この物語は決して特別な話ではなく、それが余計に辛くてずっと痛みがひかない。でも>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

生き方、逝き方
人や社会との関わり方をあきらめないこと
またいつか観直したい

わたしたち(2016年製作の映画)

4.0

ありがちな話かなと思って観出したけど、アーよかった

終始子供の透明感が溢れてた
ラストよかったな

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

見てる方が泣き虫になったよ

音楽の使い方やアングル、将棋を指すときの音とかすごく瑞々しくて、しょっぱくなく観れてよかった

ドラえもん

八月のクリスマス(1998年製作の映画)

5.0

シム・ウナが鏡を覗き込んで涙ぐむシーンの美しさと切なさたるや

何年も前に観たのに、物語の中にただようチャーミングさ、静かさ、切なさ、哀しさ、そのなにもかもが、未だにぎゅーっと自分の心を取り巻いて離さ
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わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.7

あとからじわじわくる。
構成がすごい。
つながっているようで、でもつながってるとはいい切れない二つの世界。

あと冒頭の母親のスカート丈がたまたまではなく狙ったものなら、すっごいなと思う。

ただ退屈
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

はまらなかった
目指してるものはなんとなくわかる気がするし、抑制の効いた雰囲気も好きだけど、全体的にとっちらかった印象
手持ちカメラもわざとらしすぎて、うーんという感じ

アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.8

まさかの実話がベースとは。
シンプルだから入り込みやすく、とにかく終始ハラハラハラハラした。
ちょいちょい地味に会話の中での笑いの要素もあり、飽きずに観れた。
後半のでデンゼルワシントン、かっこよかっ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.8

時間をかけて三部作が完成・完結する良さ
俳優陣が現役でなければできないんだから、その時点でもう奇跡的
主人公たちが実はどこまでも人間くさくて、トラウマが出発点というのもよかった

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

観てよかった。ほんの少し前の韓国の姿…をしっかりと描ききる韓国映画の力。タクシー運転手〜とセットで観直したい。
そしてジャーナリズムが機能している間は細くも光が見えるなと思った。

キム・テリは本当に
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.9

出てくる主要人物たちがみなチャーミングに見えた

正義と悪

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

自分がもしおばけになったら花柄がいいな
でもきっと誰のことを待っていたか忘れてしまいそうだけど

アノマリサ(2015年製作の映画)

4.5

人工的なのに生々しさを感じるビジュアル 大きな出来事が起きなくても、心を締め付けられるような思いで観てた 世界はどこまでいっても自分中心、自分の眼と心でしか見えないんだなあとか そして孤独にとらわれる>>続きを読む