kissenger800さんの映画レビュー・感想・評価

kissenger800

kissenger800

ソウルの春(2023年製作の映画)

-

ずっとファン・ジョンミンのヅラに釘付けでしたけど(パク・ヘジュンがまたいい感じに盧泰愚に寄せてる)とにかくけったくそ悪い、いまの日本を見るようじゃないですか「血縁地縁学閥、すべてを利用して敵を動けない>>続きを読む

フォーチュン・フィームスターの何ともめでたい(2022年製作の映画)

-

ネトフリに来てすぐ見たのにfilmarksに登録される気配なく、「絶対どういう内容だったか忘れるじゃねーの」って文句言ってたらまんまと忘れていたのになぜ今ここに書いているかというと、次タイトル『フォー>>続きを読む

ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽(2024年製作の映画)

-

そもそも「スター・ウォーズ」見ない人生だし(IV公開当時小学生、近所のスーパーでノートや下敷きが猛烈に売られていて、まんまと買ってるんですけど作品にはついぞ縁がない)(そういう人類も居るんだどうだ驚い>>続きを読む

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

-

だいぶん『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』(2018)で、あれ見た2021年、うちの娘は既に大学生だったしこれ見た今なんて社会人デビューまであと数か月ってタイミングなんですけど、まるで他>>続きを読む

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

-

やー1作目は盛大笑わせてもらったのにね。って考えるとお笑い芸人が大御所風味をまとって以降の残念さが付いて回る。みたいなことで、要は惰性。なんでもかんでも笑いにしちゃう俺ちゃんカッコ良いよね。に追従笑い>>続きを読む

ビートルズ ‘64(2024年製作の映画)

-

知らない映像が見たかった勢が多数ですけどスモーキー・ロビンソンが、あのスモーキーがよ、「あれだけ自分たちで名曲を持ってる彼らが自分の曲をレコーディングしてくれたんだよ、そんな作曲家冥利に尽きることある>>続きを読む

JOY: 奇跡が生まれたとき(2024年製作の映画)

-

樹木希林と神木隆之介とあとはそうねえ香取慎吾ぐらいのキャスティングで繰り広げられる感動実話。
って言い方をするとおまえ何か気に入らないことでもあったか。ってなりそうですけどトーマシン・マッケンジーもビ
>>続きを読む

ピアノ・レッスン(2024年製作の映画)

-

本編終わりですかさずネトフリが推してくるのがメイキングっぽい裏話座談会でパパ(プロデュース)+長男(主役)+次男(監督)+次女(プロデュース)が一堂に会しており(ちなみに長女はチョイ役で作中に出ていま>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

-

原作が出てオアシスまでは当然みんなたちが辿り着くなか、その元ネタであるデビッド・ボウイにも、さらに同名戯曲にも言及されることがない世の中になんだかんだ文句言った記憶あるんですけど。
(いま見返して『ワ
>>続きを読む

SING/シング: Thriller(2024年製作の映画)

-

リース・ウィザースプーンがおらんやないかい! ぐらいにはオリジナルキャストの豪華さを反芻してしみじみしましたけど、マイケル・ジャクソンのアルバム(って今もこの名詞は生きているんですか)の最初のシングル>>続きを読む

ジョッキー(2021年製作の映画)

-

映画の中の競馬コレクターとして「そのうち見ねば」リストにあった本作、アマプラ100円だった時、お。って積んでいたのですが思っていたよりクロエ・ジャオな映像で(=分かりやすい)物語も起承転結または喜怒哀>>続きを読む

配信犯罪(2021年製作の映画)

-

n番部屋題材作品のn番煎じではあるんですけど、その嚆矢として制作途中で腰が砕けた(と初見のときから言い続けている)『ガール・コップス』(2019)に比べればずいぶんストレートに「良いか、おまえもおまえ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

-

だいたいの映画、誰も気にならないようなところが気になるマンなのは映画そのものに冷淡だから。という自論持ちですけど本作感想はあまりにふつうで(=不服そう)個人的パンチラインは
「被害者がガンガン鳴らして
>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

-

パヤオによって定着した「カリオストロ伯爵=ロリコン」説を否定する在野研究者の物語。って翻案すると、そらまあ大変っすよね敵は全国民の無意識だから。
って分かりみが募るプロットなんですけど、職人スティーブ
>>続きを読む

武道実務官(2024年製作の映画)

-

これはチョ・ドゥスンとかキム・グンシクとかその辺の固有名詞を検索したうえでコメントしていただくべきと思われ、それは本邦「犯罪実話」系が得意とするジャンルですけど、コトがコトだけにエンターテイメントとし>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

-

文句言いながら見るのが唯一の楽しみ方なので文句言うなら見なけりゃいいのに。なんて言われると困っちゃうやつ。

- 3作目ってことになってるけど1作目の助監督を監督に据えた2作目とこれがあきらかに主演の
>>続きを読む

暴走機関車(1985年製作の映画)

-

いやー何十年ぶりかに見た感想が初見時とまったく違うのは当然っちゃ当然なんですけど

- ジュリア・ロバーツの兄、アンジェリーナ・ジョリーの父、トム・クルーズの元元(中略)元元カノてな豪華キャストを差し
>>続きを読む

レベル・リッジ(2024年製作の映画)

-

良い
- レッドネック含めてバカがいない
悪い
- 説明が足りない(US警察組織の話とか)

いま見たいバカ映画。を探すなか、各サブスクに積んである「そのうち見る」が繊細なやつばっかりで最もこれがバカ
>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

-

バカ映画を渇仰するタイミングで見たからなのか知らんけど、なんなんこれぜんぜん悪くないですやん。
というかUS観客に評判悪いのは彼らのインテリジェンスに合致していないってだけでこんだけ丁寧に説明して分か
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

松村北斗推しの娘が帰省してきた際に最初の30分だけ再生して、はーもう無理(=物語の運びが遅々としていることへのクレーム)と戻っていったんですが、食い残された皿を片付ける感覚で最後まで見るの巻。

-
>>続きを読む

ジョイライド 幸せへの道(2022年製作の映画)

-

全盛期の役者が出ているならほかの要素どうあれ見ておけばいいんです。という言い伝えに素直に従う素直な俺、もちろん作品のキズを演者ひとりで救うことは出来ないんですが、旬のひとだけが持つ輝きはたいていの短所>>続きを読む

死を告げる女(2022年製作の映画)

-

クライングナッツの楽曲がフィーチャーされているとかいういかにもなスポ根韓国映画(filmarksレビュー0本)が期間限定100円だったので見るか、それか安定のチョン・ウヒか。
という2択で日和ってこっ
>>続きを読む

妻たちの逃避行(2021年製作の映画)

-

秋夕を舞台にする作品なら絶対出てくるタラのチヂミ、これでもかというぐらいにマズそうな描写を珍しく見ましたが(=日本でいうとおせち料理の「若者にはありがたくない」「でもまあ食えばそれなりに懐かしい」的な>>続きを読む

リスペクト(2021年製作の映画)

-

わりと意志を持って見ずに来たんですけどうっかり見てしまったからにはちゃんと書いておかねば自分のなかで整理がつかないんで書くわけですが

- ジェニファー・ハドソン良いね、俺は人生ワースト1レベルで彼女
>>続きを読む

ザ・ユニオン(2024年製作の映画)

-

主演ふたりへの好意から再生してしまうものの、そこはかとなく漂う期待値下げて見るべき、という直感が終始裏切られないっていう……一応ふたりの本拠地がパターソンNJというところは数少ない取り柄。(つまりこの>>続きを読む

ブラックベリー(2023年製作の映画)

-

ひとことで「司馬遼太郎っすなー」つまり良く出来エンターテイメント仕上げのせいで、これがフィクションである、という“前提”を摂取する若者から奪っちゃう功罪の罪パート重め。
iPhone史観あるいは「北米
>>続きを読む

クロス・ミッション(2024年製作の映画)

-

最後『ナルコの神』(2022)ネタで〆られて、だから俺はドラマ見ないつってんだろ。という顔になるわけですけれど、ファン・ジョンミン(53)よりヨム・ジョンア(51)およびチョン・ヘジン(48)、韓国が>>続きを読む

ビートルズ/レット・イット・ビー(1970年製作の映画)

-

暑いから何もする気が起きないので(2024夏の日本合言葉)映画もなかなか見る気になれずにいるわけですが、安くもない会費払ってんのに何も見ていないサブスクことD+、そうそうこれ来てたんじゃん。というノリ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

-

すみませんちょっといいですか何故謝罪で始まるかはこの3秒後にわかります。

- 主演の韓国訪問何年ぶりみたいな記事を見かけて、そこで言及されていた作品を見たつもりだったんですけどそれ次作
- いつにな
>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

-

監督の前作にたいへんな衝撃を受けたこともあって出演者やあらすじをチラ見した瞬間から絶対これ見るやつですやん。
思ったまましばらく積んでいたのを出来心で再生したら前半で描き出される現実社会があまりに辛く
>>続きを読む

オ!ムニ(2020年製作の映画)

-

邦画なら無理だった。という感想ですけど

- ナ・ムニの扱いが数年前だからかヒドく、要するにオンナ芸人は容姿をイジられてなんぼ。みたいな本邦ミソジニー「美貌が売りではなくむしろコミカルなおばあさんは笑
>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

-

物語が動き出すまでがタルい作品を何本も再生しては止め。
という繰り返しに飽き飽きしてどうせそのうち値下げしますやんカテゴリに収納していたこれに500円払ったんですけど1作目も2020年元旦に(元旦に?
>>続きを読む

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

-

USレビューは「もってまわった挙句のオチがなんじゃそれ」みたいな怒りで満員御礼なのですが、韓国版(『ハード・ヒット』2021)を見たときの俺
- せっかくのチュ・ウジン主演作がこれかよ
に尽きたその記
>>続きを読む

サポート・ザ・ガールズ(2018年製作の映画)

-

3分のポップチューンですらサビが好きとか歌詞が私たちの世代を代弁してくれてとかギターリフが。みたいな多様な評価があり得ると思うんですけど、いかんせんこれ90分の映画なのに本編最後の1分でようやくハマり>>続きを読む

ULTRAMAN: RISING(2024年製作の映画)

-

「タロウ」(1973-1974)リアタイ世代ですけど、実際には当時からガンガン再放送されていたので最初期原理主義者。つまりエースで南夕子が退場させられて以降は認めぬ。(『シン・ウルトラマン』2022に>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

-

どうしたみんな、判で押したように横溝の名前を出すのは何故じゃ。誰かそんな旗を振っとるんか。
と各位のレビューを眺めて思ったんですけど、こういう構築は横溝の専売特許ではないのでせめて創元推理文庫の日本探
>>続きを読む