kissenger800さんの映画レビュー・感想・評価

kissenger800

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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

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実話じゃないんですけど、というところをまず指摘しないといけない面倒くささ。日本配給公式とかウィキペディアjpが実話説の論拠として引用するのが「だってWOWOWの番組紹介にそう書いてあったし」というとこ>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

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言いたいことはふたつ。

(1)ヒュー・グラントが飲まずにいられなかったって設定のウイスキー、定価でボトル15万円ぐらいなんですけどね、山崎55年が300万円って意味不明の値段で流通しているのに比べた
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

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おお……なぜ俺にこれをオススメしてきたアマゾン。
という謎は残りましたがチャーリー・カウフマンの『もう終わりにしよう。』(2020)って作品がありましたけどね、ああいう「補助線が必要」系のなかでも入門
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暗殺(2015年製作の映画)

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プライム無料終わるし見とくか。ぐらいの熱で見て、まあ面白かったけど植民地もの断トツのヒット(動員数1270万人、ちなみに次位が『密偵』2016の750万人)、というほどには個人的には嵌りませんで。>>続きを読む

ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

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ニーナ・シモンの音楽のすばらしさは予備知識を必要とするものではなく、たとえば渋谷の交差点で突然彼女のAin't Got Noが流れ出したとしても、老若男女の足をもれなく「え?」って止めるパワーが有る。>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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ドナルド・トランプの悪行三昧を彼の在任時にワーナーっつー超大手資本を使い、DCEUって箱を借りながらやったことが最大の功績ではあるけれど、同時にイスラエルとパレスチナってぜんぜん解消していない大きなト>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

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トム・クルーズによるサイモン・ペッグのM:Iシリーズ起用は双方にメリットしかなかったと思ったのも束の間、もう逃げたほうがいいって。と言いたくてしょうがない昨今なわけですが、同時に、それが分からないほど>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

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ベッキーが活躍するよ。という情報だけで見ねば。と思ったまま放置していたのですが、それは彼女が一時期置かれた状況の理不尽さに対する謝罪のようなもので、もちろん俺が謝る筋合いなんかないんですけど、それこそ>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

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セルピコとスカーフェイスと混ざってるんだよな、と思いながら久しぶりに見直したら(ええ、ジョン・レグイザモ再確認キャンペーンをやっているところなので)ちょうどニューヨークに住んでいた時代の、よく使ってい>>続きを読む

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

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ジャンルとして『はじまりへの旅』 (2016)と同じなのは分かっていたので俺、あれ見てるし。耐性あるし。
と思っていたのですが、父娘の話だったので惨敗。
娘を持つ父、しかも「いやーふつうのお父さんじゃ
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年をとった鰐(2005年製作の映画)

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因果な性分なのでブリー・ラーソンが熱演する『ショート・ターム』(2013)における挿話はここで紹介されている物語の(あえてその語彙を使うとすれば)盗用ですか。
という自問自答への解を見つける旅に出たま
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

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そうです、ジョン・レグイザモを見なければ。と言った自分のことばに縛られる男、それが俺です。ああそうそう、このぐらいの役よねだいたい彼いつも。というあっけない感想。

マコノヒーは『ダラス・バイヤーズク
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ジョン・レグイザモのサルでもわかる中南米の歴史(2018年製作の映画)

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通りすがりでも8割は笑えるだろ、と思ったらいいところ7割で、その7割だって見栄を張った数字じゃないのかおまえは誰に見栄を張ってるんだ。
などと思わぬ反省を強いられたりもしましたが、字幕に載らないレベル
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

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シャン・チーのレビューを読んでいて、そうか俺は監督のことをまるで気にしてなかった。
と過去作を確認したら『黒い司法』(2019)だけ見ていて、自分コメントにいわく誠実だがそのせいで地味。あとブリー・ラ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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世代的には香港映画、特にジャッキー・チェン諸作品に盛り上がっていて不思議ないんですけど当時も今も関心薄く、したがってワイヤー・アクション系はアン・リーが何故。って思いながら見た『グリーン・デスティニー>>続きを読む

彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

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なるほど俺が邦画を敬遠する理由の大半は俳優が棒読みだからだよ! という従前からの主張はもしかしたら母国語だから気になるだけで英語だろうと韓国語だろうと同じぐらい下手くそな俳優がいてもそれに気付かないだ>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

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そもそも原作者は自著出版社の息子と結婚して(すぐ死別)再婚相手とも子は為さなかったうえ、生前からキャラクタービジネスを厳密に扱う意志を示していたので、この続編、前作以上にビアトリクス・ポターが創作した>>続きを読む

プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

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一応カトリックの学校に6年通った人間からすればこの監督が興味あるのはキリスト教ではなく、韓国に根付くにあたって大きな影響を及ぼしたシャーマニズムのほうだな、そのことをはっきり描いている『サバハ』(20>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

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ノア・ジュプが成長しすぎて前作エンディング直後感が出ない。という話を本人インタビューで読んでいたので、たしかに。
って思いながら見ていたのですが、みなさんさらなる続編って簡単にいうけど彼をどうするかの
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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とりあえず「これが韓国映画だったら」って襲い来る雑念を振り払いながらの2時間半だったので参考までに申し上げるんですが、韓国舞台なら2時間までは圧縮可能な気はしました。
乱暴な展開でも異国の物語なら「そ
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

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そうそうクリステン・スチュワート、ダイアナ妃で賞レースに行けるって言われてるらしいじゃん。
という勢いでうっかり再生したんですが、俺そもそもドリュー・バリモア好きなので、彼女が通してきた「エンジェルた
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

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ヨーロッパ映画は好きじゃなくて。
店を出た後、「俺が置いてきたチップが少なすぎることはないと思うけど多すぎて逆にバカにされたりしてないか気を回す」的な、余計な神経を自分が勝手に使ってしまってぐったり、
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3年目のデビュー(2020年製作の映画)

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今春の進学にともなってひとり暮らしを始めたうちの娘の誕生日なんですけどね、今日。
彼女がずっと推していたせいでお父さんまで漢字とひらがなの来歴にはむちゃくちゃ詳しいんですけど(漢字ドキュメンタリー公開
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

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キム・ギドクの色はたとえば「工作員の独断を叱責する」シーンにおいて、何もそこまで。と思わせる直接的な暴力行為を女性に対してふるう男性を、不必要な長さで描くところに表れます。
わざと長く・わざとドギツく
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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ハリウッドリメイクとどっちを先に見たとしても後から見るほうが気の毒なことは分かったうえでオリジナルを後回しにした私の罪をゆるしたまえ。
案の定「あーねー」ぐらいのインパクトしか受け取れませんでしたし、
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

待って。
悩んだ末オリジナル未見のまま先にこっち見たんですけど、これひとこともそういうニオワセないから分からなくても仕方ないとはいえ、背景に敷かれているのは白人警官が未成年のヒスパニックorアフリカン
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

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イデオロギーを語る台詞になると、ネイティブじゃないな。って感じるんですけど、それでもここ最近原稿すら読めない、または読んでも理解していないことがバレバレである。という著しく民主主義社会の自尊心をそこな>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

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映画は見るけどドラマ見ないマンこと俺、よく考えたらミュージカル疎いマンでもある。それはなぜ。
と考えながら見ていてガチで声が出たのはトレイシー・ウルマンじゃん! ってところでした(次が「いや歌わんのか
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

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マラウィ、JICAで派遣されていた友人がいるので現地情勢を間接的に知っていて、だから現実に近い物語にケチをつける気は毛頭ないんですが、こういうコンテンツ化が好きか嫌いかでいうと嫌いなんだよな。
『パッ
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ソウルへGO!!(2015年製作の映画)

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ほんの出来心で見たんですけど1986年に修学旅行で板門店へ行く日本の高校生、みたいな好奇心がソソられるサイドトピックが埋もれていて(九州発ならアリだな、という本当に虚実ギリギリの線)侮れない。
作品単
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バッカス・レディ(2016年製作の映画)

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映画に先行してBBCが記事化しているんですけど、ということを覚えていたので探したらちゃんとページが残っていた(2014/6/10)。すぐにウェブサイトを消してしまう日本のメディアも見習うといいよ。記事>>続きを読む

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

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3本とも見返したことでようやく初見時の感想をごっそり思い出したんですけど、メカメカしく描いてるけどこれは一種の貴種流離譚。しかもナウシカはナウシカでもアニメ版を参照した物語の畳み方のせいで、間接的に宮>>続きを読む

カンチョリ オカンがくれた明日(2013年製作の映画)

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ユ・アインが特別うまいのか、それとも脚本がよく出来ているから実は誰がやっても水準以上の評価がもらえるのか……なんにせよ、彼は作品のチョイス、外さないよねえ。
ちなみに李氏朝鮮21代国王の不肖の子と、王
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ノンストップ(2019年製作の映画)

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文句言ったら負けのやつですやん。という諦念が開幕早々始まるコメディですが、唯一真顔になったのが「統一したらまた会おう」ってセリフ。
南北ネタをこんなふうに雑に扱うのがレアなのは無論、文在寅政権期の置き
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

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どうしたんだっけなあこれ。
完結しないとコミック読めないマンなので、これもレボリューションズ公開後にまとめてビデオで見たのか……何も思い出せない。
ただ、ストーリーそのものは今だから言うわけではなく当
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Bleak Night/BLEAK NIGHT 番⼈(2010年製作の映画)

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なるほどこれ若者の立場で見るか親の立場で見るかによって感想が異なってくるやつで、そこを意図的に選択可にしたというより、物語を作ると自然にそうなる、ってあたりがこの監督の持ち味なんですかね。
まったく畑
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