つぶあんさんの映画レビュー・感想・評価

つぶあん

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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

結局、自分の気持ちに正直で素直な人は魅力的だ。素行の悪いトニーのことを最初は信用できなくて、いつ途中でトンズラするかと疑っていたけれど、最後は憎めない良い奴認定してしまった。

トニーの父からの教え「
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

国体護持という同じ目標を持つにも関わらず、要人たちの結論は様々。戦争をやめるという決断は当時の天皇、首相、閣僚が揃っていなければなし得なかったのではと思うほど。
自分の立場を述べるだけで延々と結論が出
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

学生も社会人も、多少なりともしがらみを感じながら生きているだろう。100%自分のやりたいようにはいかないものだ。

この作品はそういうもやっと感を吹き飛ばしてくれる!主人公のカールは思ったことそのまま
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

いやぁすごい。
ただのミュージカル映画じゃなかった。

歌と踊りはもちろん、アイテムを使った演出がピタゴラスイッチを見ているようなわくわく感。

登場人物の感情の動きがわかりやすいのでどっぷり感情移入
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

ファンとしては熱い展開。
終盤のアクションシーンが感慨深い。
ありがとう2作目。

ワンカット風のアクションシーンも、暴力的なシーンも、お決まりのセリフも、新作スパイアイテムも健在で1作目が好きな人な
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

スパイって1度は憧れますよね。FBIとか秘密道具にわくわくしていた自分にとってはこれでもかとスパイ欲を満たされて大満足でした。

ただ、想像以上に人が死ぬところにびっくり。やたらポップに表現されてるの
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オードリー・ヘプバーンの魅力を終始楽しむ映画だった。

まず顔が美しい。大きな瞳と通った鼻筋。途中床屋でショートヘアになってからぱっつん前髪が似合うこと。
そして今見てもファッションがおしゃれ。白シャ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.0

同性同士の恋愛っていう先入観を持つのが嫌で、単純に恋愛映画として考えてみる。

主人公イニスは過去の経験から、ジャックとの関係に一歩踏み出せないでいる。好きという言葉では軽いような、唯一無二でお互いを
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

二郎が飛行機に対する思いは夢中、文字通り夢の中にいるみたいに純粋でキラキラしている。一方、その飛行機は戦争の道具として敵も味方もたくさん殺してしまう虚しさが同時に訪れる。

二郎と菜穂子が互いを尊重し
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.0

知的障害のある主人公。「愛してる」と言ったとき、それは愛と愛着を混同してるんじゃないかと疑った。カモが初めて見たものを親だと思うように、優しくしてもらった異性が彼女だったから刷り込みのように思っている>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

副題のとおり日々が愛おしくなる。
とびきり良いことがあったような日はまだしも、日々普通に暮らしながら幸せを噛み締めることなんてないし、だからこそ日常だと思う。でも、いつか振り返ったときこんな毎日も尊い
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

流行りに乗って鑑賞。
やっぱりみんな勧めるだけあって面白い!

B級ならではのクオリティーなのか?演技が下手なのか?序盤にいろいろ引っかかった違和感はどれも絶妙な伏線で。ちゃんと演出だったんですね!
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

一夏の恋で、初恋で、忘れられない人。でも今は、別々の道を歩んでいる人。自分の人生と重ね合わせて、よぎる相手が誰しもいるものなのかな。

2人の男性に愛してるって言えるアリーは不誠実に見えなくもないけど
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

初っ端のカードマジックから見事に引っかかり、あまりの華麗っぷりに一気にわくわく!
マジシャンに憧れて、子どもの頃手品グッズを買ってた自分にとって格好良くて格好良くて。
トリックは実現可能なのか、映画だ
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PK(2014年製作の映画)

4.5

アーミル・カーンやっぱり好きだ!「きっと、うまくいく」が好きすぎてこちらも鑑賞。

冒頭は宇宙船から主人公が降りてくるシーン。宇宙人…?B級映画かなぁと不安になったけれど、後半この設定が生きてくる。誰
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

本物のヒトラーが現代に蘇った?!コメディかと思いきや、もはやホラーだった。

歴史は繰り返すって言うけれど、今すでに繰り返しの序章なのかもしれない。国民が選んだはずの代表は間違った方向に進んでいるんじ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

初インド映画!歌も笑いもいろんな要素が入ってたけど、ごちゃごちゃ詰め込んだ感は一切なく絶妙なスパイスだった。

世間体とか勝ち負けを気にして生きてるのはきっと世界共通で、むしろインドの方が露骨なのが垣
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.5

そこは魔法でどうにかできないの?!魔法も万能じゃないんだなぁ。。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.2

簡単にラスボスに辿り着かせてくれない。長くて少し飽きてしまった。
マルフォイとドビーがどんどん良い奴に見えてくるフォイ!

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

「自分を愛するより強い愛で愛した人を失う、その悲しみを君はまだ知らない」
ショーンが大人の落ち着きで言うこの言葉にドキッとした。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アルフレードからトトへの愛、サルヴァトーレとエレナの愛、映画への愛、いろんな形で「愛」を強く感じた映画だった。

途中までは長いな〜…って飽き気味だったけれど、後半の勢いがすごい。前半が丁寧に描かれて
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

この映画に出会えて良かった!と言えるほど面白い。
全てはナタリーポートマンの美しさ、演技力に圧倒される。体つきは子供なのに、なんという色気。レオンじゃなかったらキスしてるところだ。
最後の脱出で2人が
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

魅せ方が自分にとって新しかった。まず、台詞よりも歌詞の方が多くを伝えてくれる。ミュージカルみたいにストーリーの中に歌が散りばめられている印象でもなく、物語が流れていく中で自然と歌が入ってくる。ゆるっと>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.5

イウォーク族がとにかく可愛い。大活躍でGJだったけど、犠牲になった熊?もたくさんいるんじゃないかと思うと心が痛む。

オビ=ワンが霊体として出てきたり、父親の善人の部分があったり、少年漫画にありそうな
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スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇(1997年製作の映画)

3.5

冒頭のシーンからルークの顔が一気に老けたようでショック!左頬のほうれい線が特に深い…?後に交通事故に遭っていたことを知って納得。

レイアの告白の返事、当初脚本にあった「I love you too.
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.5

ようやく観れた。
同級生が遊んでたライトセーバーごっごも、ディズニーのスターツアーズも、ロバート山本のC-3POのモノマネもようやく理解できた!

有名な作品だから絶対面白いはずだって安心しながら観れ
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

「最強のふたり」まさにその一言に尽きる!普通なら気を使って絶対に言えないドリスの冗談。さすがにこれはフィリップも怒るかな〜ってハラハラするんだけど、フィリップも堪え切れず笑い出す。あぁ、良かった。笑い>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.8

なにか事件が起きたとき、精神疾患のため責任能力なし、という判決には個人的に毎回怒りを持っていた。主人公のマクマーフィーも労働を逃れるために疾患を装っていて冒頭からものすごい嫌悪感。でも、最後は彼のヤバ>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.5

安心して観られるファミリー向け映画。
マコーレカルキン君の賢さに脱帽!
泥棒さん達も愛すべき悪党で微笑ましい。

それにしてもアメリカの家は広いこと!ふかふかのベッドに靴のままダイブしてるシーンは汚れ
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

アル中のベンと娼婦のセーラ、2人の純愛物語という表題。けれど、純愛物語という言葉からイメージするきらめきとは遠い、観終わった後重たさと暗さがのしかかる。

セーラの愛情に共感できないのはまだ自分が子供
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

1番好きな映画。
「初めて死んだ人間を見たのは12歳の時だった」この冒頭で一気に引き込まれた。こんなに一瞬で映画の世界観に入れたことはない。
子ども時代独特のノリ、友情、強がり、そして家族から受ける愛
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スティング(1973年製作の映画)

3.5

大どんでん返し、という評判を聞いていたので身構えすぎてラストの感動が薄れてしまった…。それを差し引いても、最後の大一番までドキドキ。すっかり感情移入。
さすが伝説の詐欺師、ゴンドーフに惚れた。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

思ったより話が壮大でびっくり。NY全体のパニック感、市民のゴーストバスターズフューチャー感がすごくリアルだった。人数も、セットも惜しげなく使ってる気がする。
観終わった後、きっとみんなゴーストバスター
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

「未来は自分で作れる」ドクのわくわくした目がすごく印象的。作り手の想いのこもったメッセージ。普遍のメッセージ。
マーティーとドク、2人の友情物語を見届けた気がして、あたたかい気持ちで見終わった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

5.0

タイムトラベルの中でこれを超える作品はないんじゃないか?ってぐらい至高!
いろんな時代に行くかと思いきや、前作のアナザーストーリー的な話とは。ファンサービスのために前作を引っ張り出してる感じは全くなく
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

踊りとか、衣装とか、映像として綺麗だった。ただ、ミュージカル映画に期待してた肝心の歌のシーンのドキドキ感とか高揚感が持てなくて温度差が埋まらず。
見つめ合う、台詞のない最後の10秒がすごく印象に残った
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